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会場に着いたのは、それから少し時間が経ってからだった。人混みに揉まれそうになりながら、2人で当てもなく歩いていた。

「やっぱり徒歩は無茶だったかな?」

「まぁ、でもこのぐらいの距離なら行けないわけでもないよね。でも、多分一駅分ぐらいは歩いてるよ?」

「そうだね。流石に少し疲れたかな」

そう言って、勇哉は笑う。

いつの間にか、つられて私も笑っていた。


「ところでさ、友香はお腹すいてないの?」

勇哉にそう訊かれた。

屋台で何か買おうか、と言う提案だ。

でも、今はそんなにお腹は空いていない。

「……そこまででもないかな。でも……せっかく屋台があるところにきたんだし、やっぱりりんご飴とか食べたい!」

「じゃあ、りんご飴を買いに行こうか」

「そうだね」

私たちはりんご飴の屋台を探した。


「——あ、勇哉、あったよ!」

「こっちにもあるよ!……うーん、どうしよっか」

「勇哉が選んだ方にしよ!ちっちゃいのが売ってるの、そっちだけみたいだし。そこまでお腹すいてないから、小さいのがいいな」

「じゃあそうしようか」

そして、屋台に向かった。

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