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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

サザンクロス・レガシー

作者:曇の糸
最新エピソード掲載日:2026/07/05

宇宙指折りの美しさを誇る「碧の至宝」と呼ばれた神秘の星、イデア。しかし三百年前、宇宙の深淵から突如として飛来した危険生命体「ギャラス」の容赦のない蹂躙と汚染により、豊かな大気は毒に変わり、緑の平野は乾いた灰へと化して、イデアは瞬く間に「死の星」へと塗り替えられた。

人類の完全なる絶滅が確信される中、唯一の対抗手段となったのは、血肉を巡る神秘の力「ハイム」を武器に宿して戦う戦士「ガリア」たちであった。人類は特特務組織「白銀機関」のもとで心血を注いでガリアを育成し、滅亡の淵で牙を剥き、血反吐を吐きながら三百年間もの凄惨な戦争を生き長らえてきた。

第1章 白い雫
危険生命体ギャラスの脅威に対抗すべく、特務組織「白銀機関」で過酷な訓練を積み上げてきたパトゥアの首席・クラナダ。すべてのカリキュラムを圧倒的な成績で修了し、誰もが認める次代のエリート候補である彼女だったが、その心には、誰にも言えない戦いへの恐怖が色をたたえていた。
己の震えを鉄の仮面でねじ伏せ、前線配属前の最後の門である「専任教育カリキュラム」へ臨んだクラナダ。彼女の前に教官として現れたのは、かつて最高名誉「白銀十字章」を授与された、ガリアの歴史に君臨する元伝説の最強戦士・カグツチであった。
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