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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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188/198

男子会

『こめっこカフェ』という杉並区にあるカフェにご協力をいただきました。ランチはパスタなどにドリンクがついてます。・・・・おいしかった!

ダッチベイビーは焼くのに少し時間かかるそうですが、満足感のあるデザートでした。

おばに夕飯の相談をしたところ、

『今日は男の子たち皆でご飯食べに行くらしいから、私達だけになったわ』


と返ってきた。私とおば、すみれ、ひとみ先輩か。大人を含めても女4人。パスタにでもしようか、と考えながら買い物をした。




「ここだ、ここー!」


「お待たせしました」


「現地集合でよかったのか?」


「少し歩きたかったので」


男3人で来たのは『こめっこカフェ』という名前の狭い階段を登ったカフェだった。店内は明るく、絵本や雑誌が飾られている。L字のカウンターの3席に先輩たちに挟まれる形でイスに座った。


「前に見つけてさ、『濃厚ボロネーゼ』がうまくってさ〜」


「いやいや『チーズオムライス』も絶品だったぜ」


帽子をかぶったマスターが水を持ってきてくれた。


「このコースター、くっつきやすいんで気をつけてくださいね」


分厚い木のコースターで、重みもあるのだが持ち上げてしまえるらしい。


「今回は違うのにするか。何品か頼んでシェアでいいか?」


「それならパスタひとつと、ご飯系でひとつ、あとデザートにするか。ここのはデザートも大きいぞ」


「はい、おまかせします」


「そしたら・・・・『ドライカレー』と『カルボナーラ』、『ダッチベイビー』でどうだ?」


「ドリンクはどうする?」


「えっと、アイスティーで」


「俺はメロンソーダにするか。青いの」


「俺はアイスコーヒーで」


「よし、すいませーん」


と、注文した。先にドリンクが運ばれてきて、木のコースターに置いてもらった。アイスティーはアールグレイらしく、爽やかな香りがした。


「今回のさ、お前の行動については思うところはあるか?」


「はい・・・・自分勝手な思いを押し付けていたな、と。それで菊池にも迷惑をかけました」


「一番の被害者は高田ちゃんだぞ」


「はい・・・・・」


「迷惑もそうだ。ケガまでさせた。それは、これからも考えていかなきゃいけない。今回のことで色々学べたか?」


「それはもう!・・・・当たり前ですけど、自分以外の考えや思いがあることを、学びました」


「うん、そうやってバカやって、俺たちはでかくなっていくんだぜ」


「最後だけとって纏めんなよ」


「でも、それが結論だろ?まっ、なんか悩んだりぶつかったりしたらさ、俺たちがこうやって飯に連れてきてやるからさ」


「・・・・・・・・は、い」


それから料理が運ばれてきて、3人で料理を分けて、デザートも食べた。『ダッチベイビー』という初めて見るデザート。その味を、多分忘れられない。

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