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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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女子会

あの件から数日経って、すみれの絵は無事に完成した。最初に見た『狐の嫁入り』の光や睡蓮にバランス良くスポットを当てた素晴らしい絵だった。コンクールの結果は来月出るとのことだったので、今日のところは『お疲れ様打ち上げ会』ということになった。


「「「「かんぱーい」」」」


4人でジュースの入ったグラスをぶつけた。ちなみに私はウーロン茶、すみれはリンゴジュース、蘭はコーラ、明はアイスティーだ。


「いやー、無事に絵が完成して良かったよ」


「あの出来栄えなら入賞は確実でしょうね」


「ありがとー。でも今回のコンクールって年齢制限ないから分かんないんだよねー」


「それでも、あの絵なら良いところまでいくんじゃないかしら?」


「ベストは尽くしたよ。今更あーすれば良かったーとか思うけど、もう気にしない」


「さちも、色々あったね」


「まぁ、私の場合は、ね」


あの後。菊池くんは2日、奥野くんは1日の謹慎となった。今回のことを見つめ直すためにレポートを書くのが課題らしい。寮での生活も奥野くんは少し距離を置くようになった。呼び名も名前を呼び捨て、ではなく名字を呼ぶように変わった。


今回、私はケガをしたがそれでも結果オーライと言えるだろう。もう手首は痛くないし。


暫く話し込んでいると今日のメインであるパフェが運ばれてきた。イチゴ、チョコレート、バナナ、ミルク、と色とりどりとそれは見てるだけで美味しそうだ。


それらを私達は少しずつ分け合って食べた。私がすみれのチョコレートを少しもらったり、蘭が私のイチゴを食べたりと、賑々しくも楽しい一時だった。


今日の夕ごはんは入るかな、と私は少し心配になった。おばと相談して、少し軽いものにしておこうと思う。

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