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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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185/201

解決と唐揚げ

疲れた・・・・・。

放課後特有の空気を吸い込みながら教室に向かって歩いていた。


「さちー、大丈夫?」


「心配したのよ、さち」


蘭と明が教室で待っててくれたようだ。


「ごめんなさい、2人とも。すみれは部活?」


「うん。さちを待ってるって言ってたけど、パフェ食べに行くでしょって言って送り出した」


「もうすぐ絵は完成するらしいわ」


「メッセージだけ送っておこうかな。すみれにも心配かけちゃったね」


スマホを取り出してアプリを立ち上げた。何を送ろうか悩んで、『今日のごはんは唐揚げだよ』と送っておいた。おばに相談しなければ。


「はー・・・・とりあえず、これで一通り終わったと思う。ありがとうね」


「それならパフェ食べに行ったら一口交換してくれればいいわよ」


「お、それいいねー。あたしのも交換ね」


「はいはい。皆でバラバラのを頼んでシェアしましょう」


おばにもメッセージを送っておかなければ。『今日は唐揚げにしたい』と。


買い物を済ませて帰宅すると、おばに抱きしめられた。こちらにもかなり心配をかけたようだ。ひとみ先輩から唐揚げのリクエストをもらったことを伝えると、2人並んで唐揚げを作り始めた。


「今日は色々と省略して、焼肉のタレをベースにします。これってリンゴのすりおろしとか、調味料がバランスよく入ってるからね」


鶏肉は一口大にカットして袋に入れて、焼肉のタレをドバドバと出してもみ込んでおく。揚げ油を用意して衣をつけたら揚げていく。二度揚げしてバットに取り出していく。


一方で、甘酢にトマトと玉ねぎのみじん切りを加えたタレも並行して作っていく。揚げ作業は私が、タレはおばに任せた。


キャベツとトマトを切って、唐揚げに添えておけば完成だ。


先輩たちが帰ってきて、大変喜ばれた。

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