表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

181/195

問題

「この間の件で、相手側から話したいことがあるって言っててな。念のため先生たちも立ち合いで話を聞くことになったんだ」


職員室へ呼び出され、先生に連れ立って応接室へ向かった。そこに奥野くんと菊池という生徒が待っていた。


「さて、あんまり時間をとってもなんだし話というのを聞かせてもらおう。先の件もあるので、君たちだけにすることは出来ない」


すると菊池くんが話し始めた。


「高田さん、この間は悪かった。力が入りすぎてしまったのは認める。だけど、こんな大事にすることはなかったんじゃないかな」


「えっと、何を言っているの?」


「僕と君の仲じゃないか。これくらいのこと、よくあることだろ?文句なら直接言ってくれれば良かったのに、いつもみたいにさ」


ねっとりとした視線を感じながら意味のわからない言葉を続ける菊池くん。


「僕たちは恋人同士だろう?今更何を恥ずかしがってるだ?」


「えっと、横からごめんね。君と高田さんに交友関係はなくて、それで揉めた、という話を聞いてるんだけど」


「そんなことないですよ。だってほら、彼女の連絡先なら知ってますし」


とスマホをひらひらと見せる菊池くん。

・・・・・ああ、奥野くんが教えたのか。


「高田、どういうことかわかるか?」


「多分、奥野くんが私の連絡先を彼に教えたのかと」


「さち・・・・高田さんと菊池くんがケンカしてしまったらしく、俺はその間を取り持つように言われたのが、先日の一件です。菊池くんが感情的になったのが悪かったですが・・・・」


そうか、問題をすり替えようとしてるのか。先日の件で学校が問題視したのは『校内で女子の手首をつかまれるという暴力事件』だ。単なる恋人同士の問題となれば学校としては大きく取り上げる必要はなくなる。


だけど、これがあなたの答えなのね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ