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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー


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・・・和風ハンバーグ

「それで、すみれちゃんに何かあったって?」

冷たい麦茶を挟んで対面におばが座った。


「カン、としか言いようがないんだけど」


「でもそう思う何かがあるのね。話してみてくれる?」


「私、今日の昼休みに手首の捻挫のことで事情説明に呼ばれたの。それから教室に戻るとすみれはいなくて、友だちに聞いたら部室に用があっていなかったらしいの。でも、部室で何をするのかなって。帰ったきた時もなんか違和感があったから」


「それだけだと確かに何とも言えないわねぇ。すみれちゃんから何かを言われたわけじゃないのね?」


「うん」


「ひとみちゃんに、お願いしてみましょうか」


「うん・・・・受験のこの時期に申し訳ないんだけど」


そうして話を終えると私は自室へ行って荷物を置いて着替え、また寮監室へ向かった。


「さて、和風ハンバーグ作っちゃいましょうか」


材料はひき肉に卵、牛乳、パン粉、玉ねぎ。玉ねぎはすでに炒めたのを冷やしてある。これらをひたすら捏ねる。おばが途中で調味料を追加して、更に捏ねる。捏ねることは出来るので私がやった。入れた調味料は塩、こしょう、しょうが、ナツメグだそうだ。


和風ソースとして、しょうゆ、みりん、酒、大根おろし。シンプルめに作るらしく全部鍋でグツグツ煮るらしい。大根おろしだけは自由に追加できるようにするらしい。あとは彩りに紫蘇を刻んでいた。


ハンバーグの成形は私は出来ないので、おばと交代する。1人1つ、ではなく一定の大きさに作って、おかわりする形式にするようで、かなりの数が出来上がった。


手を洗った私はソースの鍋の方へ移り、焦がさないようにしつつもアルコールが飛ぶまで火の番をした。


おばは成形したハンバーグを焼いていった。お皿にひとつずつ乗せると、カットしたトマト、キャベツも乗せて提供した。なお、フライパンに残った脂を見て、マヨネーズ、しょうゆ、ハチミツを加えて煮詰め照り焼きソースまで作っていた。


ご飯を食べたら、ひとみ先輩に相談してみよう。

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