一口サイズのチョコがけアイスクリーム
スーパーへ着いてカートを押しながらあれやこれやと話しながら買い物をする。
「あら、きゅうりが安い。買っておきましょう」
「鶏肉も安いね。多めに買っときたいな」
「調味料、まだあったわよね・・・・」
「ハーブソルト結構使ってた気がする・・・」
「一応買っておきましょうか」
2人で食材や調味料の残りを思い出しながら買い物をしていった。少し多くなってしまったが、2人なら持っていけるだろう。重いものは基本的に入れてないし。
保冷剤代わりのアイスクリームが溶けない内に帰ろうと、おばは袋を全て持とうとしていた。
「ひとつなら持てるよ?こっちは平気だから」
そうして買い物袋を1つ奪い取り、残りはおばに任せてしまった。
「ありがとう、さちちゃん。ケガした方の手は痛くない?」
「動かせないのは不便だけど、痛みはないよ」
「私も普段からさちちゃんに頼りきりだったわね。こういう時はたくさん甘えてね」
「もう十分良くしてもらってると思うんだけどなぁ」
「手はどれくらいでよくなるのかしら?」
「2,3日で痛みは引くらしいけど、どうなんだろ?捻挫って1週間くらいかかるかな?」
「それなら無理はしないようにね。本当に」
ちょっと心配性というか、過保護なおばである。
「あ、鶏肉で作りたいのがあるんだ。包帯が取れたら作ってもいい?」
「いいわよぉ。でも切ったり手首が痛くなりそうなことは私がやるからね。でも、何を作るのかしら?」
「この間見つけたんだ。『アピシウス風』っていう味付けがあるみたいだから、やってみたいなって。本当は鴨を使うらしいけど、普通の鶏肉で。洋風の照り焼きみたいな感じかな」
「難しいのを選んできたわね」




