たまには2人で
「・・・・というわけで、捻挫とのことです」
「そうですか。・・・承知しました。学校には来れそうですか?」
「はい、明日から行けます」
「はい、では明日詳しい話を聞かせてもらうと思うので、気をつけて来てくださいね。それではお大事に」
「はい、わかりました。それでは」
ぷつり、と電話を切った。
応対してくれたのは知らない声の女性の先生だった。かなり気を遣ってくれたと思う。
「明日、学校で詳しい話を聞かせて、だって」
「学校の中でそんなケガしたら、そうでしょうねぇ。はい、お茶」
「ありがと」
氷が浮かんだマグカップを受け取り、お茶を一口飲んだ。
「病院でも言われたけど、見た目がすごいんだよね。痛みは、動かさなければそうでもないんだけど」
「それって、固定してるから痛くない、動かしたら痛いってことよね?」
「・・・・・・・・ソウダネ」
「今日のごはんは片手で食べられるものにしましょう。何がいいかしら?」
「片手・・・・パスタとか、カレーとか?スプーンで食べるものかな」
「んー・・・・あまりお皿をいくつも出すのも、さちちゃんは辛そうね。一皿で野菜も沢山取れるようなもの・・・・」
「オムライスは食べたし・・・・・野菜たくさんのパスタか、ピラフとか?」
「ピラフいいわね。バランス良く色々なもの食べれるし。冷蔵庫の中のもの整理できそうだわぁ」
というわけで、冷蔵庫を確認する。にんじん、玉ねぎ、ピーマン、ベーコンは必須として、バターが少なかった。
「思いっきりオムライスと差別化をするなら、カレー粉入れてカレーピラフにしちゃおうかしら。バターとカレー粉だけ買ってきましょう。お買い物一緒に行く?」
「そうだね、たまには一緒に行こっか」
というわけで、急きょ買い物に行くことになりました。




