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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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158/207

お断り

「奥野くん、私と話すの1週間禁止って言われてなかったかしら?」


「そうだけど・・・桜、あ、新しい彼女がさちとケリをつけてほしいって」


「ケリ、ねぇ」


ケリと言われても、私からアレ以上なにかを言うつもりは無かった。見切りをつけたとも言っていい。私の意見を言ったうえで、それを押しつけようとは思わないが少しは考えてきたのだろうか?


「・・・・・・・・・・・えっと」


「なに?ケリをつけるんでしょ?考えがあるなら言いなさい」


「いや、さちはどう思ってるのかなって」


「この間話したことが全てよ。奥野くんが誰と付き合おうが関係ない。璃子のこと、忘れるならもういい。私に対しては構わなくていいし、私の知らない人を紹介してくれとも頼んでない」


「さちが1人になるじゃないか」


「ちゃんと友だちがいるので、構わなくて結構よ」


「それでも俺は、さちのことが心配で」


「いらないわ」


「は・・・・?」


「私のことを心配する必要なんてないって言ってるの。そちらで、どうぞお幸せに」


さて、私の言いたいことは言った。伝わればもういい。気になるのは奥野くんの後ろにいる男子生徒。

彼は、なんだ?


いや、関係があるからこの場にいるんだろうが・・・・。まさか紹介する人ってこの人か?


「高田さん!」


その男子生徒は私の前に出てくるとそれは大きな声で私を呼んだ。


「奥野の友だちで、サッカー部の菊池と言います。その、一目見たときから高田さんのこといいなって思って、それでその、良かったら俺と付き合ってくれませんか!?」


「お断りします。初対面の人と付き合うことはありえません」


「じゃ、じゃあ!友だちからなら!スマホ教えてください!」


「お断りです。初対面の全く知らない人に教えても怖いだけです」

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