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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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155/209

無関係では

翌日の昼休み。1日だけ飲んだサプリの話で盛り上がる。


「あのサプリって効くんだねー。あたし史上イチ髪と肌綺麗な気がする」


「まだ飲んで一晩でしょ?そんなに効果出るのかしら?」


「さち、プラシーボ効果というのは侮れないのよ」


「継続は力なり、だねー」


「食事からもちゃんと栄養摂らないとダメよ。あくまでサプリは栄養の補助であって、メインにはならないんだから」


「このままなら痩せると思うんだけどなー」


「痩せる、というか、やつれるが正しいわね」


「元気なまま綺麗になろうよ」


「はいはい、ごはん食べましよ」


「さちとすみれの今日のお弁当は?和風だね」


「でも玉子焼きにピンクも入ってて可愛いわ。これは、たらこ?」


「これとおにぎりね。どれか食べる?」


「その煮物食べたいな」


「私も筑前煮もらっていいかしら?」


「私の方からも取っていいよ」


「・・・・・・味が染みてるわね」


「大根とかとろけるね。煮物ってこんなに美味しいんだ」


「さちちゃんのごはんはいつも美味しいもんね」


「そうでもないわよ」


と言いつつおにぎりを食べる。持ってきたのは梅干しと塩昆布だ。小さめに作ったが、これだけでもいいかもしれない。


お弁当のおかずの感想を聞きつつ味見もして、次は何を作ろうかと悩んだ。


そしてお弁当を食べ終わった頃だ。


「ちょっと!高田ってやつここにいる!?」


見覚えのある女生徒がドアのところでクラスメイトに向かって声を張上げていた。


「高田なら、そこの机に・・・・」


「あんた!なにしてんのよ!」


何と言われても。

「見ての通りお昼を食べてたけど」


「そんなことじゃないわよ!あんたのせいで、奥野くんが悩んでんじゃない!」


知らないよ。

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