ミニラーメン
「おお、チンジャオロースだ!」
「ごはん大盛りで!」
「おれも!」
という先輩方。おばと一緒に予想はしていたので、全員分多めによそっておく。私のだけは普段と一緒だけど。
「すみれはご飯どれくらい食べる?」
「いつもと同じで大丈夫だよー」
ということで、すみれは私より少し多めに盛っておく。
濃い味付けのおかげか予想以上にご飯がすすんでいるようだ。念のためアレを買っといて正解だったかもしれない。
「おばさん、アレ、用意する?」
「うーん・・・・お湯沸かすくらいならしてもいいかもしれないわね」
というわけでお湯だけ沸かしておく。
食事をすすめると、やはりというかおかずに対してご飯の減りが早かった。私は早々に食べ終わり、キッチンで作業を続けた。
今日の中華スープにしょうゆとコショウを足して濃いめにしておく。そこに茹でた中華麺を入れて、即席の醤油ラーメンが出来上がる。
ただし、買い足しておいた中華麺は3玉しかないので、皆で少しずつ分けてもらうことになる。
「まだ食べ足りない人いますか?」
「何かあるの?」
「少しですけど、ミニラーメン作りました」
「ラーメン!」
「食べたい!」
「全部食べ終わったら取りに来てください」
今度は無言でガツガツと食べ進めていた。その間に私はサプリを飲んでしまう。
「さちちゃん、今の今日買ったサプリ?」
「そうよ。いいタイミングだしね」
「私もあとで飲んどかないと」
「サプリに頼らなくても、十分栄養バランス良いと思うけど?」
ひとみ先輩が言ってきた。
「今日、すみれや友だちと一緒にドラッグストアに行って『髪にいいもの』探してたんですよ。ヘアパックとかは高いので、とりあえず皆でサプリだけでもってことになりまして」
「高田さんも花谷さんも髪きれいなのに、更に綺麗にするのか。女子ってすげー」
山本 祐司先輩と岸 亮介先輩が関心したように呟いた。




