表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

147/219

機嫌のいい朝

「いってきます」

今日は1人で登校する。すみれは先に行ったし、奥野くんも先に出たのを確認した。朝ごはんの後片付けだけでもやらせてもらったら1人の時間になったのだ。


数名の生徒が道を歩くのが見える。時間的にも遅刻はしないもののやや遅い時間だ。今いる生徒たちは余裕を持ったグループなのだろう。


思えば私も朝は時間がある方だ。もともとの眠りの浅さに加えて朝ごはんの準備やお弁当までやっていたし、早起きに慣れてしまった。何が悪い・原因とかでなく、そういう習慣になったのだ。それもお弁当の準備は皆に手伝ってもらうことで手間は緩和。朝ごはんも手早く作れるものを数品。場合によってはもっと手を抜くこともある。


学校についたらすみれや蘭、明に髪の手入れについて聞かなければ。約束である以上、破るつもりはない。

もっとも、私は、とつくのだが。


少し先を行く男女。多分奥野くんとあの女子生徒だろう。後ろ姿でもわかるほど見慣れるのもやだな・・・・・。


この距離ならば足は速めず緩めずで遭遇もしないで済むだろう。朝からなんとも幸せそうで何よりだ。奥野くんから話しかけられない、というのもあるし私の安全は高まっていると言っていい。


ほどなくして学校に着いた。昇降口では流石に姿を見られたが、声をかけられる前にクラスに来たので大丈夫だろう。


「あ、さちちゃん。おはよー」

「さち、おはー」

「さち、おはよう」

三者三様の挨拶があった。


「3人ともおはよう」


「なんか機嫌いいね。良いことでもあったん?」


「少しね。問題が解決・・・・・・はしてないわね。先送りにできた?」


「まぁ機嫌よく過ごせるならいいことよね」


「う〜ん・・・・・」

昨日のあれこれを知ってるすみれだけは微妙な顔をしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ