表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未完の大魔導士――俺の近くでは何も完成しない――  作者: 勇者ヨシ君
第6章「未完と完遂」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
84/188

第79話「秘密の零号」

 壊れたから失敗とは限りません。

 壊れる場所と順番を先に決めておけば、破断は事故ではなく、安全装置になります。

 ただし、それを無許可で夜の工房へ置けば、まず教官に叱られます。

 【無人媒体試験・零号むじんばいたいしけん・れいごう】の最も端にある小区画へ、青白い亀裂が走った。


 硬い破裂音は一度だけだった。金属槽全体が弾けることはなく、薄く作られた交換式破断板こうかんしきはだんばんだけが外側へ膨らみ、内部の圧力を排圧管(はいあつかん)へ逃がす。管の先に置かれた砂袋が低く鳴り、淡い魔力光を吸い込んで沈黙した。


 レイルは作業台の前で息を止めた。


(壊れた。だが、壊れ方が揃いすぎている――)


 偶発的な破裂なら、亀裂は継ぎ目や溶接部へ広がる。零号は違った。六つに分けられた区画のうち、右端だけが開き、中央の封緘槽(ふうかんそう)と残り五区画は原形を保っている。


「圧力を一箇所へ誘導したのか。いや、違うな。誘導しただけなら継ぎ目にも負荷が残る。最初から、ここだけが先に負けるよう薄く――」

「そこで止まってください。続きを確かめるために、指を伸ばさないで」

「俺の手は後ろにある」

「手だけです。目はもう排圧管(はいあつかん)の内径を測っています」

「見るだけなら壊れないだろう」

「あなたの場合、”見るだけ”の次に”一度だけ触る”、その次に”比較のためもう一度”が来ます」


「......今日は触らない」

「”今日は”を付けた時点で、明日は触る気ですよね?」

「正式な許可が出ればな」

「許可の話まで進めないでください。今は、知らない装置から半歩離れてくださいと言っています」


 セレネはレイルの肩をつかんだまま、もう片方の手で二つ目の灯光(ライト)を浮かせた。光が槽の裏側へ回り込み、細い配管と記録針を照らす。


 その時、工房奥の資材棚が内側から開いた。


「だから、あと三十秒待てって言ったのに!」


 煤で頬を汚したロッテ・ベルクマンが、遮熱布を抱えて飛び出した。後ろから、金髪をきっちり撫でつけたリオン・ゴルディスが、砂袋を二つ引きずって現れる。


「待った結果、予定どおり破断したではありませんか。つまり試験は成功です」

「これを成功に含めないでくれない? 夜間使用の許可は取ってないんだから」

「しかし、レイル君とセレネ嬢は共同課題の相談に来たのでしょう。ちょうどいい。未来の共同研究者へ先行投資の成果を――」

「早速勧誘を始めないでいただけますか?」


 ロッテは遮熱布を零号へかぶせ、記録針が止まったことを確認してからレイルを睨んだ。


「先に言っておくわ。これはレイルへ接続してない。人にも、動物にも、戦闘用魔導具にもつないでない。中身は無属性練習石むぞくせいれんしゅうせきから抜いた低圧魔力だけ」

「なら、何を試したんだ?ロッテ」

「術式を完全に封緘(ふうかん)する直前で、圧力だけを残せる容器。正確には、その容器が失敗した時に、どこから壊すかを試した」

「【未完蓄魔(みかんちくま)】の容器か!」


 レイルが口にすると、ロッテの眉が動いた。


「もう名前まで分かったの? まだ一度も説明してないのに......」

「札の裏に書いてあるじゃないか。しかも、二重線で囲んである」

「おいリオン! 秘密にしたい物へ、どうして一番目立つ字で名前を書くのよ!!」

「秘密計画であっても、名称がなければ部品の所有権も事故時の補償範囲も契約書へ記載できません。名無しの容器に金貨を払うほど、私は詩人ではありませんから」

「私は工房で物を作ってるの。契約書の中で育ててるんじゃないわ」

「ですが、壊れた時に誰が弁償するかは契約書が決めるのですぞ?」

「……札を裏返せば秘密になると思った私が甘かった。次はリオンから札を隠すわ」


「それは契約違反です」

「まだ契約してないけど!」


 リオンは悪びれず、胸元から折り畳んだ書類を取り出した。


「なお、出資比率、試作部品の所有権、事故時の補償上限は仮契約済みです。レイル師匠の【未完(ノット・コンプ)】を利用する場合、本人の同意と学院監督を別紙で追加します」

「俺の同意を取る前に、容器を作ったのか」

「師匠へ接続する前に壊れる側を確かめるのが、安全な順序ではありませんか?」

「まあ、それは正しいがな」


「そこで素直に納得しないでくださいよ、レイル」

 セレネの指が、レイルの肩へ少し強く沈んだ。


「あなたは今、”安全容器があるなら自分で試せる”と考えました」

「考えただけだ。実行するとは言っていない。それに、容器だけでは足りない。保持時間、距離、温度、解除時の流量、魔力経路(まりょくけいろ)への逆流――」

「否定するより先に、試験項目を五つ増やしましたね」

「増やしたんじゃない。安全だと判断するための不足を埋めている」

「その不足を、自分の身体で埋めようとしている点を問題にしています」

「まだ身体でとは言ってない」


「でもさー、レイルの顔が()()()()()()よ」

「リィナまで会話へ入ってくるな」

「入るよ。止める人が一人だと、レイルはその一人を説得し始めて、永遠に終わらないからね」


「私は説得されませんが?」

「私も。だから二人いれば、ちょうどいいね」


 工房入口から、もう一つ声が重なった。


 リィナが木剣を肩へ担ぎ、フィアと並んで立っている。朝練の後ではないのに髪が少し乱れており、走ってきたことが分かった。


「お前、何でここにいる」

「セレネが夕食に来なかったから。レイルもいない。ニアの光が工房へ飛んでいくのが見えた。嫌な条件が三つ揃ったから探しに来たの」

「俺たちは共同課題の資料を――」

「作業台の下の秘密容器をのぞいてる時点で、資料探しから外れてるよ」

「発見しただけだ」

「発見した後、何分で自分へつなぐ話になった?」

「まだ、つなぐとは言ってない」

「顔が言ってるから」


 レイルは反射的にセレネを見た。


「私も同意見です。目線が容器から一度も外れていません」

「二人で顔の読み方を共有するな。そんな授業は受けてないだろ」

「共有していません。私は視線、呼吸、質問の順序から判断しました」

「私は野生の勘。レイルが危ないこと考えてる時、ちょっとだけ顎が前に出るんだよね」

「出ていないぞ!」

「今、引っ込めたじゃん」

『再現性ノ低イ観測方法デス』

「でも当たってるでしょ、ニア」

『今回ハ一致。過去七回中、六回一致シテイマス』

「ニア、おまえ、数えていたのか」

『危険傾向ノ記録ハ重要デス、ニャ』


 黒銀色のニアは作業台の角へ座り、破断した区画を見下ろした。


『零号内部圧、規定値以下。中央封緘槽、未開放。残留魔力、一二』

「記録を続けてください」


 フィアが三枚の記録板(きろくばん)を浮かせた。


「時刻、破断位置、砂袋への流入量、工房内の温度上昇を記録します。ロッテ、事前の予測値を提示してください」

「右端の第一破断板(はだんばん)が開く。内部圧は四十二から十四へ低下。中央槽への逆流は二以下」

「実測は?」

「内部圧十三・八。逆流一・六」

「予測範囲内です。無許可使用の事実とは別に、安全設計として記録価値があります」

「ほら、フィアも褒めてる」

「褒めていません。評価項目を分けているだけです」


 工房の扉が、今度はゆっくり閉じた。


 ヘルマン教官が内側へ入り、鍵をかけた。

「続けろ。誰が、何を、どの許可で動かしたのか。俺が理解できる順番で説明しなさい」


 誰もすぐには口を開かなかった。


 ロッテがリオンを見る。リオンは契約書を持ったまま笑顔を保つ。レイルは零号とヘルマンを交互に見て、セレネから肘で止められた。


「私が設計しました」


 ロッテが先に言った。


「第三工房の廃材と、授業用の練習石を使っています。人体接続なし、低圧、無属性、一区画破断で全体圧を逃がす設計です。ただし、夜間工房使用と蓄魔試験の申請は出していません」


「その理由は何故だ?」

「申請前に、そもそも容器として成立するか見たかったのです」

「成立しなければ、無許可の破裂事故だけが残るだろう」

「だから砂袋と遮熱布を用意しました」

「事故を小さくする準備は、事故を起こしていい許可にはならないのは、わかるな?」

「……はい、すいません」


 ロッテは唇を噛んだ。


 ヘルマンはリオンへ視線を移した。


「......で、資金は誰が出した」

「僕です。部品調達、廃材の買い取り、交換式破断板こうかんしきはだんばんの加工費を負担しました。ただし、実験判断権はロッテにあり、私は持っていません」

「金を出した者が、途中で”もう少し出力を上げろ”と言える契約になっていないだろうな?」

「むしろ逆です。出資者は停止命令を出せますが、続行命令は出せません。利益を理由に安全条件を緩めた場合、私の家が補償を全額負担します」

「……そこだけはまともだ」

「そこだけ、という評価は不本意ですが、商売人としては光栄です」

「褒めていないがな。お前の看板と口は、装置より先に圧を逃がす必要があるようだ」

「宣伝圧は売上へ変換できます」

「その圧じゃない。今夜は変換するな」


 次にヘルマンはレイルを見た。


「次。レイル、お前はどこから関わった」

「今、見つけました。接続していません。内部へ魔力も流していません」

「聞いていない説明まで先に足すな。これから接続するつもりはあったか」

「今夜はありません。学院監督、停止権限、保持時間、距離制限が揃えば、試験する価値はあります」

「”なかった”ではなく、”条件が揃えばある”か。聞いた俺が悪かった、やっぱお前はレイルだな」

「質問が広すぎます。今後を含めるなら、その答えになります」

「あの魔女のバカ弟子の答えとしては予想どおりだ。隙間があれば、安全条件を詰めて研究計画にする」

「先生からすると僕はバカ弟子ですか? まるで師匠みたいだ」

「お前は生徒だ。だが、いなくてもあの魔女の声が聞こえるくらい、同じ叱られ方をしてるってことだな」


 まだいない師匠の声が聞こえた気がして、レイルは一瞬だけ眉を寄せた。


 ヘルマンは零号の記録針を確認し、破断板の裏側へ指を入れず、灯光を当てて亀裂の方向だけを見た。


「設計記録は残っているか。完成図だけではなく、変更前もだ」

「全工程あります。線を引き直した紙、失敗した破断板(はだんばん)二枚、加工時の温度まで。捨てたのは削り屑だけです」

「破断前の圧力推移は」

「一秒ごと。針が跳ねた箇所は、リオンにその時点の時刻を読ませました」

「私の声量が役立ちましたね」

「リオン、今は黙って」

「人体接続禁止を、試験前に書面で決めたか?」

「はい、それは一番に決めました。レイルが見つけても、その場で接続できないよう部品規格も合わなくしてあります」


「俺を事故条件へ入れるな」

「入れない方が危ないでしょ、あんたの場合」


「戦闘利用は?」ヘルマンが続ける。

「禁止。回収できても、灯り、冷却、通信補助まで。攻撃術式へつながる口は最初から作ってません」

「よし。無許可は無許可だが、無計画ではない。そこは分けて評価・記録することとする」


 ロッテの答えを聞くうち、ヘルマンの怒りは消えなかった。ただ、怒りの向きが、工房を閉鎖するためのものから、正式な手順へ押し戻すものへ変わっていく。


「で、だ。......零号は没収する」

「ええっ、そんな!」

「学院管理下へ移すという意味だ。お前たちだけでは触らせない。明朝、魔導工学科(まどうこうがくか)魔導安全学(まどうあんぜんがく)結着記録科(けっちゃくきろくか)の教官を集める。記録が本物なら、正式な展示審査(てんじしんさ)へ回す」


「展示ですか?」

「【一年次結着祭ファースト・クロージング】の魔導具展示だ。強い出力は要らない。目的、安全な完成、使用者が結果を受け取れること。その三つを示せるなら候補になりえるだろう」


 レイルは破断した板を見た。


 壊れている。そして完成もしていない。

 それでも、工房も人も傷つけず、圧力を逃がす役割は果たした。


(これは失敗を隠す容器じゃない。失敗する場所を、先に選ぶ容器だ)


「試験へ参加します」

「レイル、返事が早い。お前一人の課題ではないぞ」

「分かっています。ロッテが設計、セレネが損失計算、フィアが記録、リオンが調達。俺は保持条件の確認。リィナは――」

「止める係だね」

「まだ何も言ってないぞ」

「言わせたら、”身体監視と退避補助”みたいに長い名前を付けて、自分で試す前提にするでしょ。だから先に言ったの」

「俺は役割を正確に――」

「止める係。顔色を見る。歩き方を見る。無理だと思ったら引っ張る。分かりやすい」


「私も同じ役割を担当します。ただし、私は保持時間、媒体温度、術式誤差を根拠に停止を要求します」

「ほら、二人とも止める役だ」

「理由が違います」

「理由が二つある方が、レイルは逃げにくいよ」


 セレネが即座に続けた。


「役割が重複しています」


 フィアが記録板を見た。


「リィナは身体状態と退避判断、セレネは保持時間と媒体温度の監視へ分けることを推奨します」

「分けても、二人とも俺を止める役だろ」

「止められる前提の行動をしなければ問題ありません」

「それが一番難しい条件みたいに言うな」

「難しいと判断しています」


 セレネは真顔だった。


 ヘルマンが深く息を吐く。


「今夜は全員、これに触らずに帰れ。ロッテとリオンは始末書。フィアは記録の複製。セレネは共同課題の申請書へ、この試験との関係を書け。リィナはレイルを寮へ運べ」

「僕は歩けます」

「知っている。寄り道させるなという意味だ」


「先生、任せて!」


「本人の意思は?」

「明日の正式試験へ参加するため、今日は帰ります」

「最初からそう言えばいいの!」


 リィナはレイルの袖をつかんだ。


「引っ張らなくても歩けるって。袖が伸びるだろう」

「伸びたら縫う。途中で別の工房を見つけたら、今度こそ立ち止まるでしょ」

「見つけても入らない。扉の表示を見るだけだ」

「ほら、もう条件を一つ足したじゃん」

「表示を見ることまで禁止される理由はない」

「あるよ。レイルは表示を読んだら、中に何があるか考える。考えたら確かめたくなる。確かめたくなったら、私の袖を説得し始めて、結局入っちゃうんだから!」

「袖は説得できない」

「私もできないから、今日はこのままで」

「……その返事は昨日より強いな」

「でしょ。だから歩いて」


 零号の青い残光が消える。


 破断板は割れたままだった。

 だが、その割れ目は、次の試験へ続く入口になった。

【今回の登場人物】


・レイル・アルヴァート

 秘密試作を発見して即座に試験条件を組み始め、セレネとリィナから自分へ接続する発言を先回りで封じられた【未完(ノット・コンプ)】の術師。


・セレネ・グランツ

 レイルの思考順を予測して接触を止め、零号を共同課題の非常灯へ接続できるか検討し始めた術式設計科(じゅつしきせっけいか)志望の学生。


・リィナ・アルセイル

 レイルとセレネが夕食へ来ないことから危険を察し、身体状態と退避判断を担当する監視役へ自ら名乗り出た剣士。


・ロッテ・ベルクマン

 人体接続を避け、失敗時に壊れる場所から先に設計した【無人媒体試験・零号むじんばいたいしけん・れいごう】の製作者。


・リオン・ゴルディス

 部品費と加工費を負担しながら、出資者に停止判断権がない契約を先に作った商務術式科生。


・フィア・レコード

 無許可使用と安全設計の評価を分け、零号の破断時刻、圧力、温度を正式記録へ残した記録科生。


・ヘルマン教官

 夜間の無許可試作を叱責しつつ、残された記録と安全策を評価して学院監督下の正式試験へ移した教官。


・ニア

 零号の残留魔力と内部圧を測定し、自分で魔法を発動せず表示と照合に徹した猫型案内人格。


【今回の能力・設定メモ】


・【未完蓄魔(みかんちくま)】は、形成済み魔力を完全封緘の直前で留め、後の時刻へ残す研究仮説です。

・零号は六つの分圧区画(ぶんあつくかく)交換式破断板こうかんしきはだんばん、外部排圧管(はいあつかん)を備えます。

・人体、動物、戦闘用装備への接続は禁止されています。

・レイルの保持可能数は一件のままであり、零号の存在によって増えてはいません。


【章中間・現在ステータス】


【レイル・アルヴァート】

・年齢:十三歳。

・冒険者資格:Dランク正式認定。

・【未完(ノット・コンプ)】保持可能数:一件。

・任意解除:可能。

・他者の単純身体行為への干渉:危険な成功例一件。決闘、訓練、研究目的での再現禁止。

・【七環導杖(セプテム・ロッド)】:風圧経路と光経路を応急修理中。短杖形態、出力制限あり。

・【未完蓄魔(みかんちくま)】:理論と無人媒体の安全試験入口。人体接続禁止。


【リィナ・アルセイル】

・冒険者資格:Dランク正式認定。

・独自流派:【無終剣(むしゅうけん)】原型。

・主要剣技:【無終剣・継歩(むしゅうけん・けいほ)】。

・風圧戦技:【横噴(サイド・ジェット)】低出力の半歩成功例。

・制限:連続噴射、空中再加速、単独飛行は未到達。


【セレネ・グランツ】

・固有律:【並列思考(へいれつしこう)】。

・二術式の並列形成:可能。

・二術式の同時結着:不可能。

・専門:術式層計算、誤差管理、安全条件設計。


【アルド・クロイツ】

・固有律:【完遂(コンプ)】。

・決闘の敗北を受諾。

・開始した行為を途中変更する入口へ到達。

・方向判断そのものは改善しておらず、誤った経路を完遂する危険が残る。


【フィア・レコード】

・決闘、研究、依頼の結着受諾(けっちゃくじゅだく)を記録可能。

・条件変更、停止時刻、責任分担を消さずに追記する方式を使用。


【ロッテ・ベルクマン】

・専門:人工導出端アーティフィシャル・ポート、排圧、噴射具、蓄魔槽、安全破断機構。


【リオン・ゴルディス】

・専門:調達、契約、補償、物流。

・出資者に実験判断権がないことを正式受諾。


【ニア】

・表示、解析、警告、照合、記録補助のみ。

・魔法の独自発動、【未完(ノット・コンプ)】の対象選択、解除代行は不可能。


【次回】


 学院監督下で始まる正式試験。レイルが三時間抱えた魔力から、戻ってきたのは三割あまりでした。


 予定どおり割れた破断板のように、応援も届く場所が分かると励みになります。レビュー、ブックマーク、フォローで、零号の次の試験を見届けてください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ