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失恋したギャルの「彼氏としたかったこと」に、なぜか俺が付き合っています。  作者: ころもぐら


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第34話 彼女と待ち合わせ

 土曜の朝、スマホのカレンダーを開くと、十四時のところに「莉緒とデート」とあった。自分で昨夜入れた予定なのに、一晩たっても消えていないのを確かめると、また嬉しくなってしまう。

 昨日、好きだと言って、同じ言葉を返してもらった。もう一度そのやり取りを読み直そうとして、メッセージの画面を閉じる。言ったのは、学校帰りのベンチだった。画面の中には残っていない。

 代わりに、莉緒から朝の挨拶が届いた。

『おはよう。今日、何回、服見たか分かんない』

 俺は椅子の背へ掛けたシャツを見る。何か違う物を着るべきかと思って、引き出しを二回開けたところだった。

『俺も。結局、最初に出したのになりそう』

『私も、それ。あとで、ちゃんと見せる』

 俺はうなずきそうになって、見る、と打った。午前中は課題の直しを一つ進め、昼は家で食べる。昨日までと同じことをしているのに、その後の時刻が気になった。

 昼食の片づけを手伝いながら、母へ今日は十七時半までに帰るつもりだと話す。夕飯も家で食べるので、出先で増やす予定はなかった。

「いつもの、一緒に出かけてる子?」

「うん。藤崎莉緒。昨日、付き合うことになった」

 自分で言ってから、洗った皿を渡す手が少し止まった。母は一度こちらを見て、そうなの、と笑う。

「じゃあ、楽しんできて。時間が変わるなら、連絡してね」

「うん」

 それ以上、どこで何を言ったのかまでは聞かれなかった。俺も全部を話すつもりはなかったが、隠したくて名前を言えないわけでもなくなった。

 部屋へ戻り、莉緒にも十七時半までに戻るつもりだと送る。彼女もそれくらいで大丈夫と答えた。帰る時間を決めた後でも、待ち合わせを早くしたいくらい楽しみなのは変わらない。


 時計の下には、俺が先に着いた。いつもより十分早く来たのに、何かを待つ長さというより、彼女が広場へ入ってくる方角を見ていられる時間だった。

 莉緒は十四時になる少し前に来た。くすんだ桃色のブラウスに青い長めのスカート、白いスニーカー。髪は下ろして、片側だけ耳の後ろへ寄せている。

 見覚えのある服だった。二人で選んで、映画にも着てきてくれた色だ。それでも、今、こちらへ歩いてくる姿を見ると、以前の写真を思い出すより先に、今日、会えてよかったと思った。

「こんにちは。お待たせ」

「こんにちは。まだ時間前だよ」

 莉緒は俺の前で足を止め、何か言いかけて笑った。俺も笑い、先に服へ目を向ける。

「桃色の、着てきてくれたんだ」

「うん。新しいのじゃないけど、今日は、これがよかった」

「似合ってる。会って見ても、やっぱり、こっちの色好きだな」

 俺が答えると、彼女は少し目を細めた。それから、俺が白いTシャツの上へ着た薄い青のシャツを見る。

「航平も、それにしたんだね」

「うん。今朝、結局これに戻った」

「二人とも、迷って、同じの選んで来たんだ」

 莉緒が笑い、俺も笑った。付き合った翌日だからと、今まで持っていなかった物を急いでそろえる必要はなかった。

「今日、デートだね」

 彼女が少し声を落とす。俺はうなずき、うん、と返した。

「昨日も、そう言ったのに、また言いたくなる」

「俺も。カレンダー、朝、見直した」

「私も見た。時間、全然違うのに、もうすぐかなって」

 彼女は自分のスマホを鞄へしまった。もう二人ともここにいるので、待ち合わせの画面を見ている必要はない。

 俺は彼女の方へ手を出した。莉緒が左手を重ね、握る。以前と同じつなぎ方なのに、最初の一歩を踏み出すとき、隣の彼女へ顔を向けたくなった。

「クレープの店、こっちでいい?」

「うん。航平、何食べるか決めた?」

「まだ。昼食べたから、甘い方にしようかなって」

「私も。じゃあ、メニュー見てからね」

 話しながら広場を出る。二人の間に何か特別な説明を挟まなくても、手をつないだまま、今日食べたい物を相談できた。


 駅前のクレープ店は、通りに面した小さな窓口で注文する店だった。横には腰掛けられる席があり、店で買った物を食べられる。ちょうど空いている席が見えたが、先に注文を決めることにした。

 莉緒はメニューの前で、いちごの並んだ写真を見る。俺はチョコとバナナの方が気になり、名前と値段を指で追った。

「ここ、チーズも入ってるんだ」

 彼女がいちごの写真の下を読む。

「クリームだけのと、別?」

「うん。私、こっちにしたい」

 いちごとチーズクリームが六百円、俺のチョコバナナは五百円だった。彼女が財布を出したとき、俺は今日くらい二つ一緒に払おうかと考え、口を開きかけた。

 莉緒の方が先に、航平、そっちで決まった、と聞く。

「うん。俺、チョコバナナ」

「じゃあ、私、先に頼むね」

 彼女は自分で注文し、代金を払った。俺も後に続く。奢らなければ彼氏らしくない、とは言われていない。勝手に役目を増やして固くなるより、一緒に出来上がりを待つ方が楽しそうだった。

 生地が丸く広げられ、裏返される。俺がその手元を見ていると、莉緒も同じ方向を見た。

「あれ、きれいに丸くなるの、すごいよね」

「俺がやったら、端だけ細くなりそう」

「私、途中で破ると思う。焼けたか、すぐ触りたくなるから」

 俺が笑うと、彼女も笑った。二人とも昼を食べてきたのに、焼けるところを見ていると、別の空腹ができたような気がする。

 先に莉緒の分が出来上がった。紙に包まれた物を受け取り、彼女がこちらへ少し向ける。いちごが上に二つ見えて、その下には白いクリームがあった。

「見て。写真みたい」

「うん。今、持ってるから、本物だけど」

「それは分かってます」

 彼女が笑い、俺も自分の分を受け取る。二つのクレープを持ったところで、近くの席へ移った。端の二席が空いていて、並んで座れた。

 莉緒が、一枚撮ってもいい、と聞く。俺はうなずき、自分のクレープを彼女の方へ寄せた。彼女のスマホには、桃色と青の袖の間に二つ並んだ写真が残る。

 撮った後で、彼女はすぐ画面をしまった。食べる前から崩れるのが心配だったらしく、最初の一口を小さくかじる。

「おいしい。チーズの方にしてよかった」

 聞いて、俺もバナナの見えるところを食べた。クリームが思っていたより多く、紙の端を少し下げないと次へ進めない。

「そっち、どう?」

「チョコ、上だけじゃなさそう。下にも、ちゃんとある」

「その報告、ちょっと嬉しい。最後、生地だけになるの、寂しいし」

 莉緒が言い、俺も分かるとうなずいた。うまく食べる順番を考えていたのに、次をかじると、違うところからクリームが出てくる。

 彼女がこちらを見て、口元、と言った。俺は自分の頬を触ろうとして、手が空いていないことに気づく。

「どっち?」

「こっち。待って、紙ある」

 店でもらった紙ナプキンを彼女が取り、俺へ渡そうとした。それから、私が取ってもいい、と聞く。

 俺がうなずくと、彼女は少しだけ顔を近づけ、口の端へ紙を当てた。ほんの一瞬で離れたのに、俺はその後も動けなかった。

「取れた」

「ありがとう」

 答えた俺へ、彼女が少し笑う。

「今の、ちょっと、やりたかった」

「そうなんだ」

「うん。でも、わざとつけてね、とは言わないから」

 俺も笑ってしまい、余計に食べにくくなる。莉緒は自分のクレープへ戻ったが、頬が少し赤く見えた。

 次はゆっくり食べようとすると、彼女も同じくらいの速さになった。相手を待つためにわざと止まっているのではなく、途中の味を教え合っていると、急いで食べ終えなくて済む。

 最後は紙を少しずつ開いて、残った生地を食べた。彼女の方も最後までいちごの味があったらしく、もう少しだけ食べたいくらいで終わったと言う。

「それくらいだと、また食べたいになるな」

「うん。次、違うのもいいし」

 俺たちは包みを所定の箱へ片づけ、席に忘れ物がないか確かめた。水を一口ずつ飲んでから立ち上がる。

 写真を残すためだけでなく、二人とも食べたかった物を、ちゃんと食べられた。それが今日の最初にできたことだった。


 店を離れた後、少し歩くことにした。まだ日差しは強いが、通りの片側には建物の影が続いていた。

 手をつなぎ直し、俺たちは急がず歩いた。店の入口に下がっている小さい飾りを莉緒が見つけ、俺は窓へ映る空を見ていた。

 一本奥の道に入ると、低い屋根の上へ青い空が細く出ている。写真を撮りたいと思って立ち止まりかけ、つないだ手の方を見る。

「撮りたいの、あった?」

 俺が言う前に、莉緒が聞いてくれた。

「うん。あの屋根のとこ」

「じゃあ、撮って。私も、窓の方見たい」

 彼女は手を離し、すぐ隣の店先へ目を向けた。俺は鞄からスマホを出し、通る人の邪魔にならない端へ寄る。

 画面へ入れると、空の細いところが思ったより小さかった。少しだけ立つ位置を変え、一枚撮る。きれいに残せたか確かめていると、莉緒が俺の隣へ来た。

「こっちからだと、その窓も入る?」

 彼女が見ていたのは、屋根の下にある、青い枠の小さな窓だった。俺が画面を見せると、窓の端は切れている。

「入れるなら、ちょっと引くかな」

「じゃあ、もう一枚、撮ってみて」

 言われたところを入れて撮ると、空ばかり見ていた一枚目とは、違う場所のようになった。俺たちは二枚を並べ、それぞれ好きな方を選ぶ。

 俺は最初の一枚、莉緒は窓の見える二枚目だった。同じ物を見ていても、好きなところはぴったりそろわない。

「二枚目、送ってほしい」

「うん。後で送る。今も、残してあるから」

「ありがと。じゃあ、手、戻して」

 彼女が左手を差し出し、俺はスマホをしまった。手を取ると、今度は彼女が先に少し握る。

「撮るとき、離しても大丈夫だよ。終わったら、また、こうして」

「うん。俺も、またつなぐ」

 そう答えて歩き出す。手をつないでいるのが嬉しくて、離すのを言い出しにくかったのは俺の方だった。全部の時間、同じことだけをしていなくても、また戻れると分かる。

 少し先に、飲み物の自動販売機と小さなベンチがあった。まだ水は残っていたので買わず、そこへ少し座る。鞄を膝へ置くと、莉緒も隣へ腰を下ろした。


「ねえ、航平の誕生日って、いつ?」

 水筒をしまいながら、彼女が聞いた。

「十一月十八日。莉緒は?」

「二月六日。じゃあ、航平の方が先だね」

 俺はうなずいた。名前も、好きな飲み物も、似合う色も知っているのに、誕生日はまだ聞いていなかった。

「近くなったら、私、お祝いしたい」

 莉緒はそう言ってから、少し考える。

「何がいいか、今すぐ決めてって意味じゃないけど。私が勝手に、すごいこと考えなくてもいい?」

「うん。俺も、急に何が欲しいかは分かんない」

「だよね。私も、二月の私が何食べたいか、今は分かんない」

 俺が笑うと、彼女も笑った。何かを贈ってもらう日として考えるより、その日に一緒にしたいことを聞いてくれるのが嬉しかった。

「でも、会えたら、会いたい」

 俺が言うと、莉緒はすぐにうなずいた。

「うん。私も。平日だったら、学校でおめでとうって言えるしね」

 まだ日付の先まで予定を埋める必要はなかった。俺は自分のスマホへ彼女の誕生日を入れ、彼女も俺の方を記録した。

「彼女の誕生日、忘れないように?」

 莉緒がこちらを見る。

「うん。覚えるつもりだけど。入れときたい」

「今の、ちょっと嬉しかった」

「どこが?」

「彼女って言ったところ、否定されなかったから」

 彼女が笑うので、俺も顔が熱くなった。否定する理由はもうない。昨日、俺がそうなってほしいと言って、彼女がなってくれた。

「彼女だから」

 答えると、莉緒は水筒を持ったまま少し目を伏せた。それから、うん、と返して、蓋を閉める。

「私の彼氏も、ちゃんと覚えました」

 少しだけかしこまって言われ、俺も笑った。

 スマホをしまうと、莉緒が自分の掌を見た。俺の右手と並べるようにしてから、こっち、と軽く指す。

「何?」

「手、大きさ違うなって。つないでるとき、分かんなかったから」

 俺が手を上げると、彼女も左手を上げた。掌を向け合って指先を合わせると、俺の方が少しだけ長い。

「ほんとだ」

「航平、いつもポケットに入れたり、スマホ持ってたりするから。こうして見たこと、なかった」

 彼女は指を動かして、俺の指の横をなぞるほど近くへ寄せた。押しつけてくるわけではないのに、俺は自分の手の置き方を意識する。

「何か、緊張するな、これ」

 口に出すと、莉緒が笑った。

「私も。言い出した方なのに、ちょっと困ってる」

「じゃあ、戻す?」

「もうちょっとだけ」

 そう答えるので、俺も動かさなかった。掌を合わせてみたいと言われたのは初めてで、どこへ目を向ければいいか迷う。それでも、彼女の顔を見ると、同じくらい照れているのが分かった。

 しばらくして、莉緒が先に手を下ろした。俺も膝へ戻す。日陰に座っているのに、今、そこへ水筒を当てたら冷たそうだと思った。

「昨日も、同じだった」

 莉緒がぽつりと言うので、俺は彼女を見る。

「航平が言ってくれたとき。私、何て返すか考えてたわけじゃないのに、すぐ声出なかった」

「うん。待ってた」

「待ってくれたから、言えた。私、嬉しかったんだよって、ちゃんと言いたかった」

 俺はうなずいた。昨日、返事が出るまでの短い時間に、彼女の顔を見たことを思い出す。あのとき笑ってくれた顔は、今日隣にいる顔とつながっていた。

「俺も、返事もらって、すぐ、ありがとうって言えなかったな」

「うん、って言ってた」

「それしか出なかった」

 莉緒が笑い、俺も笑った。昨日の言葉を一字ずつ確かめなくても、ちゃんと嬉しかったことを、今日また教え合えた。

 彼女が鞄のひもを指で直し、俺の方を見る。

「だから、今日、一緒に来られてよかった。昨日の続き、ちゃんと、あるんだなって」

「うん。俺も、会ってそう思った」

 さっき食べた物や、これから帰る道のことを話す間にも、昨日言った気持ちはなくならない。毎回大事な話だけをしなくても、隣に座って同じことで笑えるのが嬉しかった。


 ベンチを出る前、莉緒がスマホを見て、紗季にも昨日話したと教えてくれた。姉にも帰宅後、付き合うことになったと伝えたらしい。

「紗季、おめでとうって。それから、月曜、聞かせてって」

「拓海も、月曜聞くって言ってた」

「二人とも、学校のときまで待ってくれるんだ」

 彼女は笑った。誰かに聞いてもらうためだけに付き合ったわけではないが、自分が嬉しいことを知ってくれる友達がいるのはありがたかった。

「お姉ちゃんは?」

「よかったねって。今日、帰ったら楽しかったか教えてって言われた」

「それは、俺もちょっと緊張する」

「大丈夫。私が帰って話すだけだから。航平、今、試験受けてないよ」

 笑って言われ、俺も笑った。相手の家族へ、すぐ完璧な彼氏だと分かってもらう必要はない。今日の彼女が、帰ってから嬉しかったことを話せるならよかった。

 時刻を確かめると、まだ帰るには少し余裕がある。俺たちは駅へ戻る道をゆっくり歩きながら、文化祭の話をした。

「当日、二人で回る時間、欲しいね」

 莉緒が言う。

「うん。俺も。まだ、係の時間決めてないけど」

「みんなの担当あるし、全部一緒じゃなくていいけど。少しは、一緒に見たい」

 俺はうなずいた。彼女と組みたいからと、ほかの人の時間を勝手に変えたいわけではない。二人の空いているところを見つけ、ちゃんと約束を置きたかった。

「決めるとき、俺も言う。回りたいところあったら、先に教えて」

「うん。航平もね。私、見たいのいっぱい出しそうだから」

「じゃあ、俺が迷ったら、一個選ぶの頼むかも」

 莉緒は笑い、選ぶだけならできます、と答えた。

 駅前の広場へ戻ると、いつもの時計が目に入った。何度もここで待ち合わせたのに、今日は別れるのが少し惜しかった。

「まだ、帰る道、一緒だね」

 彼女が言う。

「うん。ここで解散じゃないし」

 答えて手をつなぎ直す。最後まで遠回りしたくなる気持ちを、彼女も持っているのかもしれない。それでも、俺たちは家へ向かう道を選んだ。

 分かれ目では、莉緒が立ち止まり、俺へ顔を向けた。

「今日は、初デート、ありがとう」

「俺も、楽しかった。また、デートしよう」

「うん。今度は私から誘ってもいい?」

「もちろん。誘ってほしい」

 答えると、彼女は笑い、じゃあ次、考える、と言った。手を離し、互いに鞄を持ち直す。

 彼女が歩き出す前に、俺はもう一つだけ伝えた。

「莉緒、今日も、好きだよ」

 言った直後、自分の方が照れた。彼女は一瞬目を丸くしてから、笑った。

「私も。今日も、航平が好き」

 いつもの道で手を振って別れる。昨日、言えた言葉を、もう一度言えたのが嬉しかった。


 十七時半より前に家へ着き、莉緒へ連絡した。彼女も帰ったところで、姉へ楽しかったと話していると返してくれる。

 俺は約束した窓の写真を送り、財布を机の上へ置いた。水筒を台所へ持っていくと、母に楽しかったかと聞かれる。

「うん。楽しかった」

 それだけ答えてから、クレープの話を一つ足した。母は笑い、夕飯は食べられる、と聞く。

「食べる。クレープ、もうずいぶん前だし」

 部屋へ戻ると、莉緒から二つ並んだクレープの写真が届いていた。袖の色は何度も見たものなのに、今日撮った一枚だと、すぐ分かる。

 俺はその写真を保存し、カレンダーの今日の予定を開いた。「莉緒とデート」の下へ、チョコバナナと、いちごとチーズ、と書き足す。

 初めての日を完璧にできたかは分からない。でも、彼女がまた誘うと言ってくれたので、次の予定が増えるのを楽しみにできた。

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