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失恋したギャルの「彼氏としたかったこと」に、なぜか俺が付き合っています。  作者: ころもぐら


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31/63

第31話 予定になかった一枚

 月曜に帰る時刻を相談したとき、莉緒は十八時半までには家へ戻りたいと言った。夕飯は家で食べるつもりらしく、俺も同じ時間に帰ることにする。火曜の十六時に会う約束は、そのままだった。

『何するか、まだ決めてないけど』

 俺が送ると、彼女からは、会って決めてもいいよ、と返ってきた。

『ずっと外は暑いから、中に入れるところがいいな』

『うん。そこは俺も』

 俺は駅前の商業施設を思い浮かべた。本屋や店を見るだけでも、座れる場所もある。特別な催しがなくても、二時間くらいなら過ごせそうだった。

 部屋で大学の案内をまとめ、持っていく物はないと確かめる。彼女へ渡す資料も、貸したままの物もなかった。それでも、火曜が来るのを待っていた。


 待ち合わせの時計の下へ着くと、莉緒も広場へ入ってくるところだった。くすんだ黄色の半袖の上着に白いTシャツ、下は濃い色のパンツ。髪を下ろしていて、顔の横を指で少し払ってから手を上げる。

「航平、こんにちは」

「こんにちは。何か、学校で会うときと違うな」

「朝じゃないからね。おはようって言いかけた」

 彼女は笑い、鞄を肩へ掛け直した。俺もいつもの挨拶を聞きたくて会いに来たような気がして、思ったより緊張せずに済んだ。

 互いに家で昼を食べてきて、水も持っている。今日は制服ではなく、何かを一緒に買うためでもない。広場の端へ寄り、俺は先にどこへ入りたいか聞いた。

「とりあえず、あそこの中。涼しいのが最優先」

 莉緒が商業施設を指したので、俺も賛成した。入口の風が当たると、彼女が肩を下げて笑う。自動ドアから二人で少し離れ、階の案内を見る。

 映画を見るには時間が短いし、今日は見たい作品を調べてもいない。本屋へ行くかと話していたところで、莉緒の目が上の階の表示へ止まった。

「ねえ、プリクラ、一緒に撮らない?」

 俺は彼女を見てから、案内へ目を戻した。ゲームのある階の端に、写真のシールを作る機械の表示がある。

「俺、あれ、ほとんど分かんない」

「うん。私も最近の全部分かるわけじゃないけど、画面見たら何とかなると思う」

「それ、ずいぶん信用あるな」

 俺が言うと、彼女は笑った。分からなかったら店の人へ聞けばいいと言われ、それもそうかと思う。

「今日、一緒に撮りたいなって。写真、いつも自分で腕伸ばすから」

 俺はうなずいた。今までの写真はどちらかが撮るか、スマホを持って二人を入れるかだった。二人とも何も持たずに並ぶのは、少し違う。

「じゃあ、撮ろう。変な顔になったら、それも残るけど」

「自分で変な顔しなければ、大丈夫でしょ」

「それ、俺には分かんないから、聞いてる」

 言い返すと、彼女が声を抑えて笑った。俺もつられて笑い、先にエスカレーターへ向かう。


 ゲームの階は、下の売場より音が多かった。音楽や案内の声が重なって、いつもの声だと聞き返しそうになる。俺たちは並んで歩き、奥の写真を撮る区画へ入った。

 置かれた機械の外側には、出来上がりの見本がいくつかある。莉緒は二つを見比べてから、色があまり強く変わらない方がいいと指した。

「それ、俺も。顔、いつもと違いすぎると、誰か分かんなくなりそう」

「航平のことは、分かるよ」

 そう答えられて、俺は一度彼女を見た。莉緒は見本を見ていたので、言った後で特別な顔はしなかった。

 料金は二人分で六百円だった。三百円ずつ出すことにして、それぞれ財布を開く。先に空いている撮影の場所へ進み、荷物を指定の棚へ置いた。

 中は思っていたより明るかった。正面の画面へ顔が映り、俺はどこを見ればいいか分からず、自分とカメラの間で目を動かす。

「最初、説明ある。待って」

 莉緒に言われ、俺も画面の表示を読む。背景を選んで、四回撮るらしい。俺たちは派手な模様より、二人が見やすい薄い色の背景を選んだ。

「ここ、立つとこね。たぶん、航平、もうちょっとこっち」

 彼女が示した印へ寄ると、二人の顔が画面の真ん中へ入った。スマホで自撮りするときのように、どちらかが腕を上げる必要はない。

 そう分かったところで、最初の撮影までの数が減り始めた。

「待って、まだ、顔」

 俺が言う前に、莉緒がカメラを指した。そちらへ顔を向けている間に音が鳴り、一枚目が画面の端へ出る。

 俺は真面目な顔で、彼女は口元を少し押さえて笑っていた。

「何で、笑ってるんだよ」

「航平が、待ってって言うから。機械、待ってくれないよ」

「分かった。次は、待たなくていい」

 俺が答えると、彼女がまた笑った。二枚目はそれを見て俺も笑ったところで撮られ、今度は最初より肩の力が抜けていた。

 画面には、二人で片手を上げる例が出た。俺は真似をしようとしたが、莉緒も同じ方を上げたので、画面の中では二つの手が遠く離れる。

「逆じゃない?」

「どっちが?」

 聞き返したところで、三枚目の音が鳴った。二人とも手を途中まで上げて、お互いを見ている。

 莉緒が笑い、もう見本どおりじゃなくていいと言った。俺も、自分たちで分かるのにしようと答える。

「最後、普通に、こっち見よ」

 彼女がカメラを示す。俺はうなずき、彼女の横へ向き直った。

 少しだけ離れていた肩の間が、莉緒が寄ったことで狭くなる。俺も同じくらい寄り、何も指示がなくても、彼女と並んだ画面を見て笑った。

 最後の音が鳴った後、俺たちは四枚を見比べた。見本に合わせようとした写真が一番変で、何もしていない最後の一枚が、一番ちゃんと二人で写っている。

「私、これ好き」

 莉緒が二枚目を指した。俺が彼女の方へ少し目を向けて笑っていた方だった。

「最後のじゃなくて?」

「最後のも好き。二枚目も、楽しそうでしょ」

 そう言われると、自分でもそう見えた。初めての機械で何をすればいいか迷っていたが、隣で彼女が笑っていたのを見たことは、もう覚えている。

「うん。これ、俺もいい」

 答えると、莉緒がうなずいた。俺たちは撮影の場所から出て、次の編集画面へ移った。


 編集する場所には、文字を書くためのペンが二本あった。莉緒が片方を取るので、俺ももう片方を持つ。

 画面の端にはいくつもの飾りが並んでいたが、全部使おうとすると、写真より絵の方が大きくなりそうだった。彼女も、いっぱいは足さなくていいと言う。

「今日のこと、何て書く?」

「夏休み?」

「広いね。まだ、何日もある」

 莉緒が笑い、俺も考えた。見学の後でも、資料館へ行った日でもない。予定に入れたときは、会って話す、とだけ書いていた。

「じゃあ、今日、会った、で」

「事実しかない」

「事実は、間違ってないだろ」

 彼女が笑ったので、俺も笑った。きれいな名前をつけなくても、俺たちには何の日か分かる。

 結局、二人の名前と、小さく「なつやすみ」と入れることにした。俺が航平と書いたら、文字の高さがそろわず、平だけ少し下がった。

「俺、これ、字も残るんだな」

「そういうものだから。待って、私も書く」

 莉緒が隣へ自分の名前を書く。こちらは俺より整っていたが、最後の線だけ少し長くなり、本人が消そうか迷った。

「そのままで、いいと思う」

 俺が言うと、彼女は手を止めた。

「私、航平の平も、直さなくていいと思った」

「じゃあ、どっちも、そのまま」

 彼女がうなずいたので、二つの名前を残した。飾りは四隅へ小さい丸を少し足すだけにするつもりだったが、莉緒が空いたところを見てペンを持ち直した。

「ここ、一個だけ描いていい?」

「うん。何を?」

「できたら当てて」

 彼女は丸い形から、下へ少し長い線を引いた。中に小さい丸を二つ入れ、横から短い物を出す。俺は何かの動物だろうと思ったが、確信はなかった。

 莉緒がペンを離し、俺の顔を見る。

「分かる?」

「……魚?」

「違う。足ある」

 彼女が下を指したので、俺はそこで初めて、短い二本の線を足として見た。横にあるのはひれではなく、翼らしい。

「あ、ペンギン?」

「そう。それ。最初に二人で行ったし、いいかなと思ったんだけど」

 俺はもう一度絵を見る。名前を聞くと、ちゃんとペンギンに見えた。少し横長で、片方の足が浮いている。

「歩いてるところ?」

「ううん。足、同じ長さに描けなかっただけ」

 彼女が先に笑ったので、俺も笑った。何でもかわいく整えてしまうのかと思っていたが、絵はそういうわけではなかったらしい。

「消す? 普通の絵の方にする?」

 莉緒が画面の端にある飾りを示す。そこには、最初から用意された、ちゃんとした形の動物も並んでいた。

「俺、今のがいい。歩いてるって思えば、そう見えるし」

「そう見える、なんだ」

「うん。名前分かったら、もう魚には見えない」

 俺が答えると、莉緒は笑ったまま、じゃあ残す、とペンを戻した。

 画面の端の残り時間を見て、俺はその絵の下へ短く「ぺんぎん」と入れる。彼女に何で書いたのと聞かれ、帰ってから弟に魚だと言われたら困ると答えた。

「弟くんに、これ見せるの?」

「見せるかは、まだ決めてない。でも、自分でも最初そう思ったから」

「それ、忘れないで。作者は私だけど、名前つけたの航平だからね」

 笑ってうなずく。二人の写真の横に、二人で何の絵か確かめた動物が残った。見本みたいに整っていないのに、そちらの方が、今日撮った物だと分かる気がした。

 最後に二人で確認し、印刷される形を選ぶ。シールの紙は同じ写真の組が二つ並ぶものにした。一枚を分ければ、二人とも同じ四枚を持てる。

 画面を閉じた後で、莉緒が、字、ちょっと恥ずかしい、と言った。

「書く前に言えばよかったのに」

「書いたら、名前並んだなって思ったの」

 俺も画面にあった二つの字を思い出した。名前を呼び合うのとは別に、同じ写真の下に並ぶと、また少し違った。

 出来上がりを待つ間、彼女は鞄の中の小さいポーチを探した。紙を折らずに入れられる場所を空けているらしい。俺も財布へ入るか考え、受け取ってから確かめることにした。

 やがて紙が出てきて、莉緒が端を持って取り上げた。画面より小さくなった二人の顔が、同じ順番で並んでいる。

「見て。一枚目、やっぱり、ちゃんとしすぎ」

「最後まで全部これじゃなくて、よかった」

 俺が言うと、彼女も笑った。近くの作業台で店の備えつけのはさみを使い、二つの組を真ん中から分ける。莉緒が慎重に切り、俺へ一組を差し出した。

 受け取ると、二人が笑っている二枚目が掌の上に来た。写真の中の彼女は、今、紙を見ながら笑っている顔と、ほとんど同じだった。


 区画を出る前、俺は紙を財布の内側の平らなところへ入れた。少しだけ縁が出るが、閉じても折れない位置に収まる。莉緒は小さなポーチへ入れ、ファスナーを最後まで閉めた。

「じゃあ、航平の財布にも、私がいるんだ」

「俺もいるけど」

「うん。私の方にも、航平と私」

 彼女が笑い、俺は財布をしまった。初めての物を一つ作って持ち帰るだけで、会ってからの時間が少し濃くなった気がする。

 まだ帰るには早かったので、ゲームのある方を少し見て回った。俺は拓海と来たときのように棚の箱を見るのではなく、実際に遊んでいる人の画面へ目を向ける。

 莉緒が止まったのは、エアホッケーの台だった。向こうの二人が終わるのを待ってから、遊び方の表示を読む。

「私、これやりたい」

「いいよ。俺も、ちょっと久しぶり」

 一回二百円なので百円ずつ出し、互いに台の反対側へ回った。五点先に取れば終わるらしく、俺は手元の打つ道具を持つ。

 最初の一回は、ゆっくり返せばいいと思っていたのに、台の端で跳ねたパックがすぐに手前へ戻ってきた。俺が空振りすると、そのまま自分の側へ入る。

「今、私、何もしてない」

 莉緒が笑って言った。

「俺が、勝手に一点あげた」

「ありがとう。お礼は、返さないつもりです」

 そう宣言した次のパックを、彼女も手前の端へ当ててしまった。真っすぐ俺へ来るかと思ったのに、跳ね返って自分の側へ入る。

 俺が顔を上げると、莉緒は打つ道具を持ったまま、しばらく黙っていた。

「……今のは、返したんじゃなくて」

「うん。勝手にもらった」

 二人とも笑い、次こそと構え直す。台の上の小さい物を目で追っているだけなのに、気づくと声が大きくなりそうだった。

 莉緒は強く打つと、パックがまっすぐではなく横へ行く。俺はそれを返そうとして、空いているところを見すぎて手元が遅れた。

 点は交互に入り、途中までどちらが先に五点へ届くか分からなかった。最後は俺が返したパックが斜めに抜け、五対三で終わる。

「あー、最後、手、そこにあったのに」

 莉緒が自分の置いていた位置を見る。俺も、たまたま抜けた方を目で追い、やっと肩の力を抜いた。

「もう一回やりたいけど、今やると私、力入る」

 彼女が言うので、俺は、じゃあ、また今度、と答えた。負けた方が何かを買うとか、勝った方の言うことを聞くとかは決めていない。彼女はまだ悔しそうだったが、道具を戻す頃には笑っていた。


 ゲームの階を離れ、少し静かな共用の休憩場所へ移った。空いている二つの席へ並んで座ると、莉緒が、思ったより真剣だった、と言った。

「俺も。あれ、やってる間、点数しか見てないな」

「私、航平の顔、一回見たよ。すごい真面目」

「それは、お互いだろ」

「うん。私も、多分そう」

 彼女が笑い、自分の水筒を出した。俺も水を飲んでひと息つく。まだ十七時を少し過ぎたところで、家へ戻るには余裕があった。

 莉緒はさっきのポーチを取り出し、シールの紙を見せてくれた。俺も財布を出して、自分の方を並べる。

「見てる物、同じだな」

「同じの分けたからね。でも、どっちの方に、航平が笑ってるのがある、とかじゃなくてよかった」

 そう言われて、俺も二枚目を見る。四つある写真を別々に分けていたら、彼女が気に入った一枚を俺も持ちたいと言うか、少し迷ったかもしれない。

「俺も、これがあるの、嬉しい」

「うん。私も」

 紙を戻す前に、彼女は少し指を止めた。顔を上げて、俺を見る。

「今日、何するか決めてなかったけど、会ってよかった」

 俺もうなずいた。予定を埋めるために来たのではないと、自分で分かっている。それでも、彼女から同じことを言われると嬉しかった。

「俺も、来てよかった。莉緒がやりたいって言わなかったら、撮ってなかったと思う」

「今度は、航平がやりたいのも聞くよ。今日はゲーム、私の負けだったし」

「それ、次の勝負の話になってない?」

 莉緒が笑い、今度はちゃんと狙うと言った。何をするかという話は、また自然に増えていた。

 俺は制作の体験はいつなのか、もう一度聞いた。彼女は来週の木曜の午後だと教えてくれる。十三時から十五時までで、道は前にも行ったので分かるらしい。

「持ち物、もう大丈夫?」

「布切るはさみは、家のが使えた。筆記具もあるし。あと、汚れて困らない服。針とか必要なのは、向こうで用意してくれるって」

 準備が済んだ分だけ少し安心したと言いながら、彼女は、自分で縫えるかな、と付け足した。

「私、服好きなのと、作れるの、別なんだよね」

「うん。でも、最初にそれ、確かめたかったんでしょ」

「そう。行った後に、やっぱり見る方が好きってなっても、行った意味はあるし」

 自分へ言うように話した後、彼女は俺を見た。俺もうなずき、終わったら話聞きたいと答える。

「きれいにできた報告じゃなくても、いい?」

「うん。今日の最初の写真だって、ちゃんとしてない方も残したし」

 彼女は紙の入ったポーチを軽く押さえた。俺も自分の財布をしまい直す。上手にできた部分だけを見せるのではなくても、会ったことは嬉しかった。


 十七時半を回る前に、二人で建物を出た。外はまだ明るく、入口で一度、暑いね、と同じことを言って笑う。

 歩道へ出て少ししたところで、俺は右手を彼女の方へ出した。言葉を選んでいる間に、莉緒がそれを見て、左手を重ねてくれる。

「今日は、航平からだ」

「うん」

 彼女が握ったので、俺も軽く握り返した。前のときより、歩き出すまでに迷わなかった。

 鞄の持ち手がずれると、莉緒はつないでいない方の手で直した。俺は自分だけ先に行かず、横へ並ぶ。何も話さない時間も、隣から歩く音が聞こえていた。

「十八時半までに、ちゃんと帰れるね」

 莉緒が言った。

「うん。今からなら、間に合う」

「早く帰りたいって意味じゃないからね」

 少し急いで足された言葉に、俺は彼女を見た。

「分かってる。俺も、まだ一緒にいたいけど。帰るの決めたから」

 莉緒はうなずき、じゃあ、ここまではゆっくりね、と答えた。遠回りをしなくても、道の分かれ目まで一緒に歩ける。

 そこで手を離すとき、彼女は自分の鞄を持ち直した。俺も一度離した手を下ろし、今日撮った紙はちゃんと入っていると思い出す。

「帰ったら、もう一回見ると思う」

 俺が言うと、彼女は、私も、と笑った。

「最後のも見るけど、二枚目もね」

「俺、全部見る」

「うん。私も、やっぱり全部」

 莉緒が手を上げ、俺も振り返す。帰り道では、スマホを開かなくても、財布に二人の写真がある。

 十八時半になる前に家へ着き、母にただいまと言った。今日は外で夕飯を食べないと伝えてあったので、台所には俺の分の箸も出ている。鞄を置く前に手を洗い、莉緒へ帰着の連絡をすると、彼女ももう家だと返してくれた。

 部屋へ戻って、俺は財布から紙を出して机の上へ置いた。まじめな一枚目と、笑った二枚目、途中で手の向きを間違えた三枚目、最後の四枚目。

 どれか一つだけがうまく撮れていればいいと思って入ったのに、今は、全部もらえてよかったと思っていた。

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