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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 新年度の『特殊な部隊』  作者: 橋本 直
第二十五章 『魔法少女』の決めた誠の妻

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第160話 ド変態の女ターミネーター……『魔法少女』が決めた結婚相手

「あのークバルカ中佐?確かに祥子さんは『漢の中の漢』みたいな考え方の人ですけど、かえでさん以上のドMで変態ですよ。初対面の僕に向って寮の食堂で『俺を身の名前で凌辱しろ!』をか言って服を脱ぎだすんですよ?そんなドMの変態が結婚相手で本当にいいんですか?」


 誠はあまりの突然のランの暴言にランの嫌いな歪んだ祥子の性嗜好を言えばこの状況から逃げられるとそう言っていた。


「おう!そんな願いをかなえてやるのも『漢』の夫になる物の役目という物だ!これまで日野の露出変態行為でアタシも県警のそっち関係とはコネが出来てる!何度そんな変態行為をしてもすぐに釈放されるように手配してやる!安心して『漢』が覚悟を決めた変態行為に励め!」


 ランは最高の笑顔でそう叫んだ。


 この状況は逃げられない。目の前にいるのは見た目は8歳女児だが『人外魔法少女』である。それに逆らうことは死を意味する。そして、ランが許した以上、祥子はさらに図に乗ってミニガンを誠に付きつけてさらなる変態行為を自分にしてくることは見るまでも無く明らかである。


「本当にいいんですか?というか今度という今度は僕の童貞も年貢の納め時みたいですね……クバルカ中佐なら分かってくれると思ったんですけど……」


 誠はがっくりと肩を落とした。


「おい、それは今では『ルッキズム』と言って非難されるんだぞ。それに何度見ても伊達は確かに隻眼だが『いい女』じゃねえか。確かに異様にデカいのは事実だが……そんなもん、アイツはサイボーグだ。ちっちゃい義体を用意すれば問題ねー!今のアイツの見た目は元々あんなにデカかったからだからな。隻眼なのも小さい頃にあの『漢』な性格で喧嘩をして手りゅう弾の破片で右目が駄目になったらしい。それも義体を新調すれば治る!アメリアから聞いてるぞ、オメーがアメリアの作るエロゲで必ずサブキャラに眼帯キャラを入れたがるから困るって。だったらオメーは隻眼キャラもアリなんじゃねーか?どこに不満があるんだ?アタシには理解できねーな」


 まったく誠の気持ちを理解するつもりはないと言い切るようにランはそう言った。


「そうじゃなくって!僕は恋愛感情の末に結ばれたいと……」


 そこまで行った時にランは大きなため息をついて呆れ果てたというような表情で誠を見上げた。


「この国の恋愛結婚は結婚全体の1%以下だ。しかもそのほとんどが3年以内に破綻している。その点、伊達は『漢』だ。一度お前のものになると決めたらオメーがどんなに嫌がっても一生添い遂げるだろう!な?結婚しろ!これからアタシが役所に婚姻届を取りに行って来るからすぐにサインしろ!」


 そう言ってランは立ち上がりかけるのをなんとか誠はしがみついて止めた。

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