↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユグラシア冒険記 —幼なじみに連れられて、未知の大陸を冒険することになった件—  作者: ヨダカカツキ
第十二章 ロッド大陸テオロッド国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
123/127

第百二十三話 ユグラシアについて

「えーと、まとめると。未知の大陸はユグラシアという名前で、文明がある。そこは人工知能が支配する社会。それを支えるのは六帝と呼ばれる式術者と、六賢と呼ばれる識者たち。それで、その十二人のうち、三人が今ここにいる、と。そういうことか?」

父さんは頭を押さえながら言った。


「はい。素晴らしい理解力ですね。感嘆します」

エイナが答える。


説明は、エイナからしてもらったほうが分かりやすいと思ってお願いした。

六賢だもんな。それくらいやってもらわないと。


「えー、ありがとう。エイ、ナ……さん。あーっ!!ダメだ!イエナと話してるみたいで頭がおかしくなる!」

父さんは頭を掻きむしる。


エイナと会った頃の自分を思い出す。


「そんなに似ているのですか?」

エイナがキョトンとする。


「似ているなんてもんじゃない!同じ顔だよ、同じ!あぁっ、失礼。コホン。——それで、その大陸には人工知能やスマホが存在し、車が空を飛ぶ、ってことか?」


父さんの質問に、俺は頷く。

「——正直、驚いたよ。アルカディアでも実現していないものばかりだったから」


俺の答えに、父さんはタツオ叔父さんの方を見た。

「どう思う、タツオ」


タツオ叔父さんは、なぜか目をキラキラ輝かせながら答える。

「元の世界より遥かに先の技術だ。これは、調べにいかないとね」


元の世界?アルカディアのことじゃなくて?

俺はタツオ叔父さんの言葉が気になった。


「……だよなぁ。しかし、それだけの社会を人工知能が支配するなんて、考えられるか?」


「シンギュラリティの先の話かもしれない。とにかく、一度向こうの大陸に行って、その人工知能と話をしてみたい」


「……子どもたちが帰ってきたばかりだぞ。落ち着け。アラタ、その世界で——戦争はないのか」

父さんは言った。


「今はないんじゃないかな。昔はあったみたいだけど。

——本人に聞けば?」

俺は答えた。


「は?本人?——その人工知能ってことか?」

父さんが変な声を出した。

俺は頷く。


「アーカーシャ。人工知能——AIの名前。電話できるよ」


「……どういうことだ」


「アーカーシャは、俺の友達になったから」


俺の回答に、父さんとタツオ叔父さんは顔を見合わせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。