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ITエンジニアらしく、オブジェクト関連図を書くときの関係線をデザインしてみたら

最近、キャラクター同士の関係性を動かすための分度器みたいなものを考えていたら、意外と使えそうなものができた。


これを使うと、


仲良くしたい

別れさせたい

所属させたい

追放したい

家族にしたい


といった関係変化のイベント案が、するする出てくる。


理論として正しいかどうかは置いておいて、創作ツールとして結構面白いのでメモ。


概要


人間関係は、


所属

利害

価値観

生存

恋愛

血縁


の6種類の紐によって構成される。


人間関係の変化とは、これら6本の紐の強度・方向・優先順位の変化として理解できる。


六つの紐

所属の紐


「同じ場所に居たい」


家族

学校

会社

国家

コミュニティ

仲間


など。


承認欲求も所属の紐を強化したい欲求として解釈してみる、ぱっと思いつく限り問題なさそう。

私自身が、強い承認欲求を持ったことが無いので……サンプルをまた検証してみようかな。


利害の紐


「一緒にいると得をする」


ビジネス

同盟

共犯

契約

助け合い


など。


必ずしも悪い意味ではない。


価値観の紐


「同じものを正しいと思う」


信念

思想

哲学

生き方

美学


など。


しばしば恋愛や所属より強い。


生存の紐


「生きるために必要」


戦争

飢餓

災害

生存共同体


など。


他の紐を上回ることがある。


恋愛の紐


「相手を特別視する」


愛情

独占欲

パートナーシップ

性的魅力


など。


恋愛は六紐の一要素であり、必ずしも最上位ではない。


血縁の紐


「血が繋がっている」


親子

兄弟

一族


など。


他の紐と無関係に残り続ける特性を持つ。


ベクトルモデル


各紐は強度だけではなく方向を持つ。


例


A→B


恋愛 +8

所属 +6

価値観 +9


B→A


恋愛 +2

所属 +8

価値観 +9



同じ関係でも方向によって大きく異なる。


主紐


関係には主紐が存在する。


主紐とは、

他の紐を成立させている基盤となる紐である。


例


主紐:価値観

↓

所属

↓

恋愛



この場合、


価値観が崩壊すると恋愛まで連鎖崩壊する可能性がある。


関係の破綻


関係の破綻は紐の消失ではなく、

主に以下によって発生する。


主紐崩壊


最も重要な紐が失われる。


主紐衝突


主紐が価値観の場合、恋愛紐が強くても……


例


恋愛 +10

価値観 -10


好きなのに別れる。



非対称


人物Aと人物Bがそれぞれ向ける好意の主紐が異なっているケース

現実の人間関係ではむしろこちらの方が多い気がする。

同じ友人関係や恋愛関係に見えても、その関係を成立させている理由は両者で異なることがある。


例


恋愛


A→B +10


B→A 0



片思い。


重心移動


例


恋愛

↓

所属



恋人から家族になる。


物語とは何か


物語とは、


キャラクターの行動によって六紐が変化する過程である。


紐が巻かれる

紐が伸びる

紐が切れる

主紐が変わる

関係の重心が移動する


この変化がドラマを生む。


仮説としては、


人間関係の大部分は


所属

利害

価値観

生存

恋愛

血縁


の六次元ベクトル空間上で近似できる。と感じた。


そして、キャラクター達の関係性を動かしたいとき、この分度器を使って方向を見ると、

あらやだ、一杯、アイディアがあふれてくるじゃない?

しかも、無理なく組み込めるやつや、作者自身がそれ在りか?えげつないな、

と思うようなものまで……楽しすぎます。




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