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078:思惑の蔦と寄生種の花

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


新年一発目ですが、人によっては、ちょっとR-15タグが活躍しそうな話になってしまってます。お気を付け下さいませ。


 この場に姿を見せた、穢れた何者かの一目見た印象といえば、黒づくめ――だった。

 花蜂を思わせるフルフェイスで顔を隠し、光沢のある黒い全身タイツの上に、軽鎧を来たような、そんな見た目だ。


「眼帯を外していて大丈夫なのかね? ユーノストメア嬢?」

「ふうん……」


 どこか気取った言い回しをしてくる穢れた何者かに、ユノは片眉を軽く跳ねさせながら訝しむ。

 僅かな間、彼の正体を考えて、すぐにその答えを弾き出す。


 眼帯のことを知っていて、彼女をユーノストメアと呼ぶ以上は、ハニィロップの貴族――それも、あの社交場にいた人物。

 それでいて、今の綿毛人(フラウマー)の格好をしたユノの姿を見て、即座に正体を看破できる存在。

 事前に、ユズリハと交戦していたことを考えれば、そこから連想した可能性もありうる。


 ――で、あれば……


「貴方、ヒースシアンね」

「その通りだ。覚えていて頂いて光栄だ」

「単に香水と葉術(フィーユス)のイカサマで女誑し気取ってたインチキ野郎だったから印象に残ってただけよ」

「まったく、キミも、キミのところの東方の格好(イーステンスタイル)の侍女も、辛辣だな」


 ふっ――と笑うヒースシアンに、ユノは呆れ顔でうめく。


「そのフルフェイス付けた状態で、気取った顔しても、こっちからは何も見えないわよ? もしかしなくてもバカ?」

「…………」


 動きを止めて沈黙するヒースシアン。

 ユノからすれば、どんな顔をして固まっているのかわからないのが残念である。


「それで? そんな格好(すがた)でこの場所に何のようなのかしら?」

「私自身は特に用はないのだがな。この姿になる為のチカラを与えてくれた存在に頼まれた」

「貴方は、そのチカラが何なのか分かってるの?」

「どういう意味だ? これは選ばれた者のチカラだろう?」

「まぁ確かに選ばれたっちゃ選ばれたんだろうけど……」


 バカは気楽でいいわね――と、ユノは嘆息した。


「そのチカラを司ってる存在が何なのか知ってる? って話よ」

「なに?」

「知らないなら、別にいいわ」


 冷たく告げながら、ユノはヒースシアンの姿を見やる。

 ヒースシアンの精神そのものは暴走していないようだが、今の姿やそこから感じるチカラは、突発型寵愛種――異形黒化現象(ナイトメア・ライズ)によるものだろう。


(理性ある異形黒化現象(ナイトメア・ライズ)なんて、実質、寵愛種と変わらないじゃない)


 そんなものと真っ向からぶつかるのはあまり得策とは言えない。


(時間を稼ぐなら、ぶつかり合うよりも、このまま喋ってた方がいいんだけど……)


 ヒースシアンを半眼で睨むように見ながら、その様子を伺う。

 顔を覆い隠す仮面のせいで、表情が読みとれないので、駆け引きがしづらい。

 そのことにユノは胸中で舌打ちをした。


「ところで、ユーノストメア嬢」

「なに?」

「もしや、だらだらとお喋りを長引かせて時間でも稼いでいるのかな?」

「その質問はズルいわね。

 そうだ――と答えれば、そっちは納得しちゃうし。

 違う――と答えても、信じてなんてくれないでしょう?

 だったら素直に、時間稼ぎされてる気がするから、動きたいって言いなさい」

「はて? 動きたいと言ったら道をあけてくれるのかな?」

「あけるわけないじゃない。貴方の得た、そのチカラの大本の目的ってのはだいたい予想がついてるんだから」


 そうでしょう――と、ユノが問う。

 それはヒースシアンに対しての問いなのではなく、ヒースシアンが纏うチカラの根元への問い。


「統括邪精ジャンク・アマナ。目的は自身の復活かしら?」

「は?」


 ヒースシアンが間の抜けた声をあげる。

 その直後、ビクンと大きく身体を震わせた。


「あ……が……」


 身体をくの字に曲げ、口からはうめき声が漏れてくる。

 あのフルフェイス付きの全身タイツの内側で何が起こっているのかは、ユノたちには分からない。分かりたいとも思わない。


 だが、間違いなくロクなことではない。


 やがてヒースシアンは、ゆっくりと前のめりに倒れ出した。

 しかし完全に倒地面に伏すことなく、前傾の状態から力強く地面を蹴って飛び上がった。


 その人間らしからぬ挙動に、ユノは何が起きたかアタリを付けた。

 余計なことを知る前に、宿主であるヒースシアンの意識を奪ったのだろう。

 そして、意識だけでなく身体の主導権も奪い取った。


「ライラッ!」

「身持ちの堅いパンプキンパイッ!」


 飛びかかってくるヒースシアンを見据えながらユノはライラに呼び掛け、ライラがそれに応える。


 ライラが解き放つのは、最初から用意していた、時間稼ぎ用の花術(フーラ)


 飛び上がったヒースシアンの前に、花術(フーラ)障壁が出現し、行く手を阻む。

 足を止めたヒースシアンに対し、ユノは間髪入れず、横から杖の石突きで強打した。


 オドを込めた打撃でヒースシアンを吹き飛ばすと、ユノはすかさず詠唱(コール)を重ね、花名(ワーズ)を告げる。


「始まりは氷河の時代。続章は雪の中の同盟者。重ねて二つ――其は悪鬼をも砕く氷雪の沼地ッ!」


 掲げた杖の先端に冷気が集まり、地面に倒れ込んだヒースシアンへ向けて解き放たれた。

 仄白く可視化された凍てつく風は、あちこちに絡みつく蔦のように虚空を走り伸びていく。

 凍える触手は、ヒースシアンに絡みつき、凍り付いていった。


「AAAAAA――……aaa!」


 氷に閉じこめられていくヒースシアンの喉から咆哮が迸る。

 瞬間、氷の中に黒い筋のようなものが駆け巡り、ややしてヒースシアンを固める氷は砕け散った。


「重ねて三つッ、身持ちの堅いパンプキンパイッ!」


 ユノの氷結花術の間に、ライラは詠唱(コール)を終えている。

 先ほど、ユノを守るのに作った筒状の壁で、今度はヒースシアンを閉じこめる。


「Ahaaaaa――……!」


 だが、即座にヒースシアンが吼えると、先の氷と同じように筒に黒い筋が走って、僅かあとに砕け散った。


 それに驚きながらも、ユノは胸中の驚愕などおくびにも出さずに訊ねる。


「ヒースシアン。生きてる? 意識ある?」


 実際に聞こえているのかは分からないが、そう問いかけてから、ユノは告げた。


「それがそのチカラの本質よ。飲まれて暴れて、あとは幻蘭(げんらん)(その)へと旅立つだけ。あるいは――旅立つコトすら許されず縛られ続け、延々と地上を彷徨(さまよ)い歩くコトになるかもね」


 生き物として死を迎えることなく、ただただ狂い続けるようなものだ。

 もっとも、そうなってしまったのは自業自得なのかもしれないが――


「ジャンク・アマナ――その残滓は、そもそも最初から貴方を利用するつもりだったんだと思うわよ。

 チカラをちらつかせて、チカラを与えて、そうすれば面白いように貴方が動いてくれる――そう理解して、動いてたのかもしれないわね」

「A、Aa、Aaa……」


 そのうめき声は、ヒースシアンの嘆きなのか、それともジャンク・アマナの怒りなのかは分からない。

 動きを止めているのは、もしかしたらヒースシアンが抵抗しているのかもしれないが、ユノからすればどうでも良かった。


「まぁジャンク・アマナの考えも、貴方の心の内も、正直どうでもいいのよね。

 貴方を助けてあげる義理もないし――だから、これだけは言っておくわ」


 とても重要なことだ。

 正直、世界の命運とかよりも、大事なものだと、ユノは思う。


「ジャンク・アマナだろうとヒースシアンだろうと、どっちであれ私の仕事の邪魔なのよ。

 悪いんだけど、これ以上邪魔をするって言うなら、痛い目みてもらうからよろしくッ!」


 花噴水の修理という依頼を受けているのだ。

 それを邪魔するというのであれば、誰であろうと排除する。


「何せ、邪魔するやつはぶちのめして良い――っていうのは、王様からのお墨付きだしねッ!」


 このままヒースシアンと穢れがせめぎ合って、動きを止めててくれるなら好都合なのだが、そんな簡単にはいかないだろう。


 だから、ユノは口早に詠唱(コール)をする。

 ライラはすでに詠唱(コール)を終えている。


(妙な動きをしたら、即座にぶっ放すッ!)


 ユノもライラも、そう身構えていた。

 しかし、ヒースシアンの行動は二人の予想を大きく超える。


「え?」


 突如、ヒースシアンの両腕が膨れ上がると、水風船が割れるような音と共に弾けた。


「は?」


 びちゃびちゃと音を立てながら、腕だった黒い物体が地面へと降り注ぐ。

 幸い、距離を取っていたので、それを浴びることはなかった。


 だが、突然の出来事に、二人は動きを止めていた。

 さすがに、ヒースシアンの両腕がいきなり肥大化して弾けるなんてものまでは、想定していなかったのだ。


「うげ……ッ!」

「ひぃ……ッ!」


 そして、弾けたあとに腕があった場所に残ったのは、黒くて捻れた無数のヒモのようなもの。

 神経なのか血管なのか筋肉なのか――とにもかくにも、そこに残った無数の筋のようなものが蠢き、一斉に二人へ向けて襲いかかってきた。


 あまりにもグロテスクな行動に、集中力が途切れ準備していた詠唱(コール)が二人の中から消し飛んだ。

 ユノとライラは顔面を蒼白させながらも、それでもそこから動いて、ヒースシアンの細い触手による攻撃を避けていく。


「お姉ちゃんッ、足下にも気をつけてッ!」


 ライラの言葉で、ユノは注意を足下に向けて見れば、飛び散った腕の黒い破片達が液状化し、そこから触手が植物の芽のように顔を出してうねっている。


 元々腕だったはずなのに、血の臭いが一切しないのは、不幸中の幸い――というべきか、それとも完全に人ではなくなっていることを同情してやるべきか。


 なんであれ、生理的嫌悪がハンパない。


「うひぃー……きもいきもいきもいきもいぃぃぃぃ――……ッッ!!」


 どうにかこうにか細い触手の攻撃を躱し続けていると、やがて触手は腕の長さへと戻っていく。

 すると、その無数の触手はボコボコと泡立つように動き、膨らむように腕が再生されていく。


「お姉ちゃぁぁぁん……」

「情けない声ださないで……あたしもシンドイから……」


 強いとか弱いではなく、生理的に見ていて気持ちの良いものではない相手というのは、なかなかに辛い。

 人間の――生き物の形をしているのに、その動きがまったく生き物らしくないのだ。


 理性がその存在を否定したがっているかのような嫌悪が拭えない。


 それでも嫌悪を我慢して周囲を見渡せば、黒い小さな水たまりから生えている触手が徐々に太く大きくなっている。

 まるで、ゆっくりと穴の中からせり出してくるかのようだ。


「好きにさせてると、身動きがとれなくなりそうね」

「燃やそう? ユノお姉ちゃんッ、この気持ち悪いの燃やそうッ!?」


 顔をひきつらせながらも、ライラは欲しいものをおねだりするように、すがってくる。

 気持ちとしてはユノも同じなので、それを否定する理由はない。


「階段から来るかもしれないユズたちを吹き飛ばさないように気をつけるのよ」

「はーいッ!」


 ライラの思惑はどうあれ、このまま逃げ続けても、黒い水たまりが増えていけば、足場がなくなっていく。

 戦線が押し込まれれば、ヒースシアンを扉へと近づかせてしまう。


 ヒースシアンを討てずとも、地面の掃除くらいはしておかないと、逃げ道すらなくなってしまいそうなのは確かである。


「ライラ、ヒースシアンに直撃させる必要はないわ。

 やり方は任せるけど、地面の掃除を優先して」

「わかったッ!」


 元気よくライラがうなずくと、手にした片手杖を掲げて言葉を紡ぐ。


「まずはひとかけ夏色トマト! 続けてひとかけ熱辛(あつから)ペッパー、最後にひと匙とろとろココナツ!」


 ライラが詠唱(コール)を重ねはじめると、ヒースシアンがライラに向けて腕を掲げた。

 放っておくとロクなことにならないだろうと判断したユノは、杖を掲げて素早く詠唱(コール)を重ね、花名(ワーズ)を告げる。


「重ねて二つ、其は城壁の如き光土の鎧ッ!」


 解き放った花術(フーラ)は、ライラを真似て筒状だ。

 それで、ヒースシアンを取り囲んだ。


 瞬間、再びヒースシアンの腕が破裂する。

 (おびただ)しい黒片がべっちゃりと、ユノの花術障壁に付着していく光景に、ユノとライラは思わず顔をしかめた。


 黒い液体は障壁に付着するなり蠢きながら、障壁の内側に黒い根のようなものを伸ばしていく。

 その姿はまるで、黒カビが高速で成長しているようにも見える。


 しかし、本当の不快感はそれだけではなかった。


「……ッ!」


 ユノは吐き気を堪えるような顔をして、障壁の制御を手放す。


 こちらの様子に、不安げな視線を向けてくるライラに、ユノは小さく微笑んだ――微笑んだつもりだ。うまくいったかは分からないが。


「……大丈夫よ……。でも、気分は最悪……。

 あの黒いの――障壁に染み込んだかと思ったら、花術(フーラ)を制御するためにあたしと一時的に繋がってるマナから、浸食しようとしてきた」


 自分の内側に入り込まれるような不快感を覚え、即座に花術(フーラ)の制御を手放し、僅かに入り込まれた分は、マナを操作して対外へと排出できた。


 だが、その僅かに体内に入り込まれた瞬間感じたのは、嫌悪・恐怖・おぞましさ……そういった感情のありとあらゆる要素をミックスして濃縮したような感覚が、背筋を這い上がってくるかのような不快感だ。この気持ち悪さは、なかなか忘れられそうにない。


「腕の触手も、地面の触手も絡みつかれたら、結構やばいかもね」


 ユノの言葉にライラはうなずくと、意を決するように花名(ワーズ)を告げる。


「重ねて三つッ、燃える聖水トマトカレーッ!」


 同時に、片手杖の先端を地面につけた。すると、まるでマグマのような液状の炎が、杖を起点に広がり白い地面を流れていく。


「うひぃ……ッ!」


 トマトカレーのような真っ赤なマグマが触手を押し流す前に、ライラは悲鳴を上げながら制御を手放す。


 制御を手放せばすぐに効果が消えるタイプの術だったはずなのに、地面の触手を飲み込んだ場所から黒く染まり、マグマの上を黒カビが広がってライラの方へと迫ってくるのだ。


 ユノはライラが制御を手放したのを確認するなり、その襟首を掴んで強引にひっぱりながら、後ろへと跳び退く。

 ライラの作りだした花術によるマグマはあっという間に黒く染まり、ゆっくりと消滅していく。


「けほ……」

「ごめん。でも、あの位置はちょっとまずかった気がしたからね」

「ううん、大丈夫……」


 軽く噎せながらも、ライラはユノに礼を告げ、改めてヒースシアンを見た。


「うー……どうやって戦えばいいんだろう?」

「まったくね。ファニーネ……なんかアイデアない?」

《そう言われましても……。ここでユノが全力で私を使役してしまうと、今度は地底湖の浄化ができなくなってしまいますからね……》


 ファニーネも困ったような返答をしてくる。

 その様子に、ユノは大きな嘆息を漏らす。


「能力そのものも厄介だけど、あの在り方事態が異常よ。

 気持ち悪いったらありゃしない。あんなのと面を向かって戦うのに勇気が必要すぎるわ。まぁ勇気ある者を勇者って呼ぶのであれば、あれとの全面戦争の最前線に立っていたクイン・プロテアたちが勇者って呼ばれるのも納得だけど」

「そういう理由で勇者って呼ばれたくないなぁ……」

「あたしだって願い下げよ」


 軽口を叩きあったところで、対応策は思いつかないが、気持ちは少しラクになる。


「正直、扉を死守しながら戦うのにも限界があるわ」

花術(フーラ)を使うと、そこから侵食してくるんだもんねぇ……」


 ライラの言葉にうなずきながらも、ユノは周囲を見渡す。

 その視界に焦げて、煙を上げる触手が数本あるのに気が付いた。


「もしかして――」

「お姉ちゃん、何か思いついた?」

「ええ。ちょっと実験をするわ。手伝いなさい」

「もちろんッ!」


 自分の思いつきが、正しいのだと祈りながら、ユノは愛杖を握る手にチカラを込めて、ヒースシアンを見やる。


「いくわよッ!」


 やられっぱなしというのは、性に合わない。

 ユノは一矢報いる為の詠唱(コール)を重ね始めるのだった。

 ちょっと短めですが、ここで切っておきます。

 次回はユノの思いつきの結果と、ユズリハとの合流です。


 十二月はあまり更新できなくて申し訳ありませんでした。

 謝った矢先に言うのもなんですが、先月ほどではないものの、今月もまだまだ忙しいので、更新漏れがあったら察していただければと思います。

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