おすすめ
自選の小説らです。
読みやすいものから、にくいもの、色々ですが読んで欲しいものです。
読みやすいものから、にくいもの、色々ですが読んで欲しいものです。
壊疽と一貫性のない光
男が歩いていた。女も歩いていた。男も女も歩いていたが、ぼくは横たわっていた。
掲載日:2021年 09月 11日
最終更新日:
2022年 03月 16日
キーワード:
小説
詩
eternalyouth
整った筋書だけを礼賛するやつらは皆死んだ、いや、おれが殺した、おれの言葉で射殺した。
掲載日:2020年 04月 29日
最終更新日:
2020年 04月 29日
キーワード:
ファンタジー
詩
ハンマーヘッドシャークハンマーヘディック
ハンマーヘッドシャークと頭痛について。
掲載日:2018年 07月 15日
最終更新日:
2018年 07月 15日
キーワード:
ハンマー
ヘッド
シャーク
頭痛
船大工
駅は混むっ!
とある駅に集まる人々や、駅員たちのほんわかした日常ですっ!(*´ω`*)
掲載日:2018年 05月 26日
最終更新日:
2018年 05月 27日
キーワード:
文フリ短編小説賞3
ファンタジー
駅
(しめ)
子どもの頃、徒競走で転倒してしまったぼくは、その原因となった靴ひもを固く(しめ)るようになる。さらにそれ以外の身に着けるものもきつく(しめ)はじめ、精神的な拘束を求めるようになったぼくは、ついに自分自//
掲載日:2017年 06月 17日
最終更新日:
2017年 06月 17日
キーワード:
サスペンス
ファンタジー
詩
読逍遥《しおりなければよみとまれぬ》
本を読み歩くぼくには、天敵がいる。彼女は様々な手段を駆使し、本を閉じさせようと画策している。
掲載日:2017年 04月 22日
最終更新日:
2017年 04月 22日
キーワード:
日常
文学
詩
恋愛
読書
散歩
栞
ことばむしばみて
四六時中読書をしているという本の虫、その駆除依頼を受けたぼくは、殺虫剤入りの壜を持って現場のファミレスへと向かった。そこで妙な取り合わせの男女を見掛ける。黙々と本を読む男性と、食事をしながら話し続ける//
掲載日:2016年 09月 28日
最終更新日:
2016年 09月 28日
キーワード:
文学
ファンタジー
言葉
詩
虫歯
ama-tuyu
なかなか明けない梅雨が天井裏に忍び込んだ。追い払おうと物干し竿で天井を突くと、穴が空いてしまい、そこから雨が降ってきて部屋を水浸しにした。仕方がないのでぼくは、梅雨明けまでその部屋で暮らすことにした。
掲載日:2016年 08月 06日
最終更新日:
2016年 08月 06日
キーワード:
恋愛
詩
雨
傘
旅立たぬ旅人をぶち殺しに行くのだ
彼はようやく旅に出ることにした。しかし、家の戸締りなど、様々なことが気にかかってなかなか旅立てない。ついに布団で寝はじめてしまった彼の寝息を、とある老賢者が耳にする。その老賢者は、旅人が訪れるという予//
掲載日:2016年 06月 18日
最終更新日:
2016年 08月 19日
キーワード:
旅
旅人
老賢者
戦闘
文学フリマ短編小説賞
続・旅立たぬ旅人をぶち殺しにいくのだ
信望の厚い老賢者が無名の人物に打ち倒された。その噂は瞬く間に国中に拡がり、国王はその人物のもとに選抜した六人の剣士を派遣したのであった。
掲載日:2017年 03月 18日
最終更新日:
2017年 03月 18日
キーワード:
旅人
剣士
戦闘
花火花
君との関係は、ぼくの一目惚れではじまった。あらゆるところに現れる花のような君に対して、ぼくは様々なものを投げつけて気を引こうとした。しかし、君はそれを華麗にやり過ごしてどこかへ行ってしまう。焦がれる想//
掲載日:2016年 06月 18日
最終更新日:
2016年 06月 20日
キーワード:
恋愛
花
炎
わたし屁になるわたしって
人恋しくなって満員電車に乗ったわたしは、そこで他人から屁を押し付けられました。電車の走行音で放屁の音はかき消されたものの、味わわされた恥辱は決して消えません。わたしはどうにかして犯人を見付け出そうと、//
掲載日:2016年 12月 20日
最終更新日:
2016年 12月 20日
キーワード:
コメディー
満員電車
屁
懐かしきあの夏祭りは後の祭り
夏が来るたび、僕はあの人のことを思い出す。出会いは中学校の入学式。厳粛な空気に包まれていた体育館を引き裂くその姿を僕は見つめていた。引っ込み思案な僕では一生涯関わり合いになることはないと思っていたけれ//
掲載日:2013年 07月 08日
最終掲載日:2013年 07月 08日
キーワード:
青春
恋愛
学校/学園
夏祭り
中学生
少年
少女
ミックスジュース
私には朝になると必ず行うことがあります。それはミックスジュースを作ることです。今朝も私は冷蔵庫から色彩多様な果実たちを取り出して、電動ミキサーへと入れていきます。リンゴに、ブドウに、さくらんぼ……。様//
掲載日:2013年 01月 26日
最終更新日:
2013年 01月 26日
キーワード:
文学
ファンタジー
雨のち雨、即ち雨
景色を煙らす土砂降りの雨。その激しい雨脚を見つめる僕は、自分の手に持っているビニール傘が本当に僕を雨から守ってくれるのか不安になった。不安は僕を擁護している法規への不審へと波及する。僕は雨に濡れてしま//
掲載日:2013年 04月 15日
最終掲載日:2013年 04月 17日
キーワード:
文学
ファンタジー
ホラー
少年
雨
メロディカ
斎藤メロディカは自らの奇天烈な名前を恨んでいた。このふざけた名前を付けた両親の神経を疑い、嘲りをこめて名前を呼んでくる友人を避けて今まで暮らしてきた。高校二年生へと進級し、新たな教室へと迎えられた彼//
掲載日:2013年 12月 28日
最終掲載日:2013年 12月 28日
キーワード:
ファンタジー
コメディー
高校生
少女
雑木林に降る強い雨
僕は縁側にある座椅子に腰を据え、荒れ果てた庭の先に広がる雑木林を見つめる。そこに住まう鳥獣や虫を掻い潜りながら意識だけを鬱蒼とした雑木林の奥へと移動させ、薮のなかで息を潜めている人物を想像する。彼の服//
掲載日:2014年 09月 07日
最終掲載日:2014年 09月 07日
キーワード:
ファンタジー
雑木林
雨
猫
腐乱崇高
《フラスコ》は、常になにかに納得いかないような、ふて腐れている顔をして研究室に閉じこもっている。顔のない彼がそう語る《フラスコ》とは、僕以外のなにものでもないのだ。まるで他人のマンガや小説を悪気なく又//
掲載日:2014年 11月 02日
最終掲載日:2014年 11月 02日
キーワード:
青春
大学
未完結小説『vuddy』をめぐる小説
《とある村にヴァイプとディンプという内外の面が異なる双子がいた。ヴァイプは心臓から湧き立つ血潮を外界へと放つことを好んだ。対してディンプは家内に籠り、読書や創作に耽ることを好んでいた。己にない要素を持//
掲載日:2014年 11月 12日
最終掲載日:2014年 11月 12日
作品に含まれる要素:
残酷な描写あり
キーワード:
青春
文学
殺人
双子
ブラックボックス
目前の大通りを行き交う群集を『君』は茫然と見つめている。道端にいる『君』のすぐ手前を何度も人が通り抜け、その度に『君』は背後にある電器屋へとじりじりと後退する。『君』の隣には鉄の箱がある。『君』はその//
掲載日:2014年 05月 16日
最終更新日:
2014年 12月 21日
キーワード:
サラリーマン
群集
電器屋
わかつき
少年は、日々の学校生活に息の詰まるような閉塞感を抱いていた。教師や同級生はもちろん、頭上を覆う青い空ですら彼にとって抑圧の要因だった。その日、学校を早退した彼は、帰り道に植生している矮小な植物たちに//
掲載日:2013年 12月 28日
最終掲載日:2013年 12月 28日
キーワード:
小学生
少年
星船爪骨
ぼくは星船をつくることを生業としている一族の末裔。その役割とは、星船をつくることでしかないのだが、星船というものは現代では知られていないどころか、そもそも存在すらしていない。だからぼくは、想像をするこ//
掲載日:2015年 09月 26日
最終掲載日:2015年 09月 27日
キーワード:
ファンタジー
中学生
like a fish living in the deep sea
波飛沫 波沈む
淡くも合わさり 波雫
静け最中に 魚たち
よぎり 眠る 眠れ
眠れぬ 夜泳ぐ
掲載日:2017年 02月 03日
最終更新日:
2017年 02月 03日
丑三つの刻に君を待つ
「昨夜さ、急に目が覚めたんだよ」教室に到着したなり彼女のもとまで駆け寄ってきた彼は、彼女が嘴を挟む猶予も与えず話を続けた。彼の容貌は不潔そのものであり、彼はその不衛生さを自慢するかのように話しながら唾//
掲載日:2013年 04月 15日
最終掲載日:2013年 04月 15日
キーワード:
ホラー
高校生
少年
少女
イジメ
朋輩の剣
免許を取得したばかりの無骨な操作で、僕が運転する車は山中を上がっていた。窓外を流れる樹林に目を奪われることなく、僕は後部座席から聞こえてくる喧騒に苛立つ。騒音の元凶は、高校時代の知人である沢村と大西//
掲載日:2012年 01月 29日
最終掲載日:2012年 01月 29日
作品に含まれる要素:
残酷な描写あり
キーワード:
推理
ミステリ
ホラー
殺人
復讐
大学生
剣道