うたうた

君の頬を染めた花は何色に咲いていた？

蹴飛ばした小石が弧を描いた。

言葉などなくてもいいよ。

ひとりぼっちは淋しいけど だれも傷つけず済むのなら

ごめんねを言えなくて ケンカしたままでは 少し遠ざかっていた そんな夜もあったけど

「あぁそうだった。こうやって夢を見ていた」

一人きり 矛盾抱えてた

僕が笑えばあなたも笑った そんな簡単なことだった

大切なものはきっと気づかないうちに手にしてた

「泣かないで、泣かないでおくれ。」

頑張ったり休んだり、そんなもんでいいんだよ

似ているところを探しては きっと あなたと同じことを思った

幸せだったのは 君とひとつじゃなかったこと 不幸だったのは 君とひとつじゃなかったこと

あなたの歌が、わたしの声が、 いつか見たエデンの園へ 混ざり合って届いてくれ。

消えそうな声を、遠く遠くの雲へ向けて。

涙という名でこぼれ落ちた アスファルト濡らした情動

泣いていたって 日は昇って 生きてきた日々は終わっていく

雨が止むまではこのままでいてほしい

なによりも愛しかった、たった七分の通学路。

確かな過去も未来もないけど 何もない砂場で あなたの影と 永遠に城を作っていたい

触れて離れて指先に残る あなたの温度がわたしになる

誰にも届かない寒空に祈って きみの世界の夢を見る

消えそうな光が灯った 煌めいて瞬く星のようだ

優しさは決して弱さじゃない。 反抗は決して無駄なものじゃない。

背に伸びる道の途中で 踏みつけた花があるかもと 振り返ることもできず あなたのいない未来を目指していた

あの涙の続きを、君と描けたら

覚えさせてよ 望むなら あなたの色に変わってみたい 覚えさせてよ 望むから あなたの色に染まってみたい

かけがえのない時間 何度 過ぎ去ったのだろう うれしくて たのしくて まぶたの裏側で 涙に変わる

指先一つで 愛は語れない

永遠はきっと、語り継がれる物語。

もう少し、もう少しだけ。

情熱はあなたには湧かないけれど

雨は好きですか？…僕は苦手です。

お願い 神様 結局は僕もあなたに頼るだけだけど

もう行かなくちゃ。僕が僕から踏み出すために。

見えないものは、やがて大きな財産になる。

さよならを描いたふたつの掌

変わった風の匂い 僕も強くならなくちゃ

僕の背中には羽なんてないから、 せめて僕の手のひらで、君の手を握っていたい。

諦めるにはまだ人生が足りてない

空に架かる七色の橋、いつかこの手が届くまで。

落ちて砕けた涙の粒を 指でなぞって「愛してる」って

僕がいて きみがいて それだけだったんだよ きっかけなんて いつだって そんなものなのかも

いつまでも繰り返すと思っていた時間 一度だって繰り返されてなんかなかった

「おやすみ」って目を閉じて 夢の中でまた逢おう？

確かだったよ 確かに愛していた 運命はきっと 僕たちを祝福していなかったけれど

意地悪な神様も いつかは夢を見ていたのかも

うれしいこと たのしいこと 抱きあって笑えれば イチは無限に増えるでしょう？

悲しい時には笑ってみようよ

きみがいた防波堤を探した ヒナギクの道を歩くように

あと何回こうやって笑えるだろう？ 約束された明日なんてないのに 僕達はそれに気付かない 目を逸らしたまま「また明日」

一番大切なものが、変わっていく。 それはきっと、喜んでいいこと。

誰かが今日こぼした涙が 明日の雨に変わるなら 届いた雨が明日の誰かの 涙を洗い流せばいい

欠けた花瓶も折れた箒も、あの場所を鮮やかに彩っていた。

記憶にある夕焼けが 霞んでいくとしても それでもあなたのことを 覚えてたいんだよ

「"今日"という日は君のためだけにやってきた」

約束はいつか叶えるもの

君は君の夢を叶えるために歩けばいい その夢が叶わないことを 僕は僕の夢にしよう

あんたなんかの泪では 零れていく命たちは救えやしない

不安や臆病も追い風にして、裸足のまま駆け出した。

あたしの前で、脱がないで。

おめでとう 今日はすごくトクベツなんだよ

ひとりぼっちなのは、僕だけじゃないんだ。

雲が切れたら行ってみようか 明日がありそうな場所へ

ねぇ、覚えてる？ 君が行くと決めたあの日

この場所から煌めけ どこまでも輝け

なくならないあの星を 目印にして いつかの未来に 約束を置いてきた

一度きりの瞬きみたいな人生で きみと出会えてよかった。