BoN Voyage
掲載日:2014/10/11
瞳からこぼれた雫
その分だけ 僕は大人になれたかな
寂しそうなその左手
気がつけば 僕の右手が包んでいた
きっと君のためじゃなくて 僕がぬくもりを感じるためで
だけど君はわかった上で 僕の手を温めてくれていた
さよならを描く 振った左手
振り返された 君の右手
はなれた手と手は お互いに
また 触れ合うこと 待っていた
春風に乗った夢の中
その中で 優しい夢を見ているかな
恋とか愛とかわからずに
君のこと 心の奥で想っていた
涙のない空を見上げ 七色の橋を探していた
空から降りてくる光 瞳の奥をくすぐっていた
草むらに寝転ぶ 二つの影
他愛ない話 紡いでいた
あの丘へと 行ってみようか
そこに もう君はいなくても
想い出へと旅をする 今はまだこのままでいい
閉じた瞼の裏側で 君の笑顔を描き出す
君のいない今を歩き出す
あの微笑みを 描き出したまま
忘れないように 歩いてみる
ゆっくりと君に逢いにいく




