池尻くんの読書ノートシリーズ

作成ユーザ: 伊丹 宝
本を読むことが、誰よりも好きな大学生・池尻。彼は名探偵ではない。超人的なひらめきも、派手な推理もない。あるのは、本を読むように人の話を最後まで聞き、目の前の事実を丁寧に積み重ねる力だけ。

商店街に残された一枚の栞。昆虫館に落ちていた昆虫図鑑。何気ない一冊の本や、一行の文章、地図、写真、手紙、図鑑―…。事件の鍵は、いつも「読む」ことの中に隠されている。

現場を歩く昆陽。人とのつながりから情報を集める稲野。
そして、本を読み、資料を調べ、事実と推測を分けながら真実へ近づいていく池尻。三人の視点が重なったとき、ばらばらだった出来事は一本の物語となり、静かに真相が姿を現す。

本は、最後のページまで読まなければ、本当に伝えたかったことは分からない。事件もまた、最後まで読み解いて初めて、その真実にたどり着ける。

これは、本を愛する青年・池尻が、一冊の本を読むように事件を読み解き、一つひとつの出来事を「読書ノート」として心に刻んでいくミステリーシリーズ。

池尻くんの読書ノート 読まれなかった本

サンロード商店街で、早朝の通りすがりに一人の男の遺体が発見された。第一発見者は、同じ商店街に住む稲野正志。偶然の通報者であったはずの彼は、捜査の過程で次第に容疑者として疑われていく。 事件の捜査にあ//
作品情報 N6390MK 完結済 推理〔文芸〕
掲載日:2026年 07月 04日
最終掲載日:2026年 07月 09日
作品に含まれる要素: 残酷な描写あり
キーワード: 集英社小説大賞7 シリアス 男主人公 現代 日常 ミステリー 探偵小説 推理 刑事 大学生

池尻くんの読書ノート2 青い蝶は飛び続ける

サンロード商店街で起きた連続殺人事件が解決し、ようやく平穏な大学生活を取り戻した読書家の大学生・池尻のもとへ、刑事・昆陽から一本の電話が入る。 「悪い。また力貸してくれ」 舞台は、市立昆虫館。木々//
作品情報 N6851ML 完結済 推理〔文芸〕
掲載日:2026年 07月 12日
最終掲載日:2026年 07月 14日
作品に含まれる要素: 残酷な描写あり
キーワード: シリアス ほのぼの 男主人公 現代 ミステリー 探偵小説