童話シリーズ

これはとある女の一生の話である。

自分を幸福だといった女についての話。

これは、昔々ある処にいた不幸な女の子の話である。 この女の子の一番不幸なところは自分が心底幸福だと信じ切っている所じゃないかな。人の幸不幸は常識や一般論でなくて主観によって決まるとしてもね。 あるいは//

困ってね、眠れないというのかい？ 仕方がない。 おじいさんの若かったころの話をしてあげよう。 けれども、この話は誰にも言ってはいけないよ。

「ああ、そうさ俺は何一つとしてもう失いたくなかったんだ。 　一度俺は全てを失った。だからこれ以上は、たとえ神様だって奪わせはしないん　だ。」

私は、平凡なOLである。丁度、美人で金持ちの女に婚約者に奪われ、むしゃくしゃしていたところをトラックにひかれ死んだ。 享年25歳である。ああ、生まれ変わるならこれ以上ないくらい特別な人間でありたい。そ//

どうして両親は、私のことを顔だけは綺麗に産んだんだろう。おかげで私の周りに集まってくる人たちは顔目当ての人ばかりだ。いつか年をとって容姿が衰えたら、中身が空っぽだということがばれて、私は独りになってし//

「良いから黙って私の言うことを聞きなさい。」 晩年に生まれ、両親に非常に甘やかされて育ったお姫さま。当然のようにわがままで性格は悪い。しかも、彼女は大人になっても何も変わらないままだった。これは、そん//

元々荒れた生活を送っていた騎士と美しいとは言えない貴族の女性、全く違う人生を送ってきた二人のお話。騎士は誰のことも好きにならずに生きてきた性格のいいとは言えない人ですが、それでもこの恋はとても幸せな恋//

私の恋人は美少女だ。 私の年齢？今年で30だが。 犯罪だと？精神年齢は大体同じぐらいだから問題ないだろう。 まあ、一緒にいると親子に思われたりするが…。 腕のいい薬師なのに残念だ？私の勝手だろう。 そ//

美しいがそのつれなさから氷姫とまで言われた彼女を自分のものとするのは誰だ。 そんなゲームが大陸では大流行！誰が彼女を口説き落とすことが出来るのか賭けまで行われています。ところが彼女が最後に会ったのは、//

さて、悪魔とは何を持ってして悪魔と呼ぶのだろう。 私の知り合いの悪魔は心配性のお人よしだ。誰も好きになれない、誰も信じられない私よりよっぽど人間らしいのではないだろうか。このままいくと、彼が自分ことを//

不器用者同士の結婚、どう思いますか？この二人の場合、相手の気持ちがわかったので、上手くいくことができました。ひょっとして、一番大事なのは相手を思いやる気持ちかもしれません。

とある廃村には、何百年も見た目が変わらない魔女がいると言う。その女の噂は美しい男を好むと言ったものから、人を蛙に変えてしまったというものまで枚挙いとまがない。人々は好奇心から詮索をする。彼女はいったい//

勇者に魔法使い、戦士にゴブリンや魔王このありふれた登場人物達は 何を考え、どう行動していったのでしょう。これは彼らのほんの一幕のお話です。

元引きこもりの俺が魔法使いとして異世界に召喚された話になる。苦しかったことや悲しかったことは腐る程あるが、今は静かに連れとあちこちの国を旅をして回る毎日を送っている。こんな俺について来てくれることを、//

希代の魔法使いと呼ばれた美しく聡明な彼女は、いつもどこか寂しげでした。 しかし、彼女に助けられ、好意を寄せた幾人もの男性には頷きませんでした。 何故彼女が独りでいることを選んだのか、何故人々を助けて回//

騎士に憧れた女の子と優しくて病弱な男の子の結婚までの道行きの話。

これは世にも珍しい樹になった男の話になります。 彼は何を考え、そして想ったのでしょう。

優しい歌声を持つと、ささやかに評判になっている旅人がいました。 彼女は沢山の国を旅していて、とても物知りでした。 これはそんな彼女のお話です。

ある貴族の令嬢のささやかなお話となっております。 彼女の行く末がどうなったかを見守っていただけると嬉しいです。

昔々、ある所に仲の良い女の子と男の子がいました。 彼等は身分の違う立場でも心を通じ合わせることができました。 しかし、やがて別れの時間が来ます。 彼等の行く末は一体どこに辿り着いたのでしょうか。

とある黒猫のお話です。 猫は大好きなお爺さんに飼われて幸せに暮らしていました。 それでもある日、お爺さんは急にいなくなってしまいました。 猫は一生懸命探します。 ささやかなお話ですが猫を見守っていただ//

ある所に灰色の魔女がいました。 彼女は灰色なので何事にも無感動です。 そんな魔女のささやかな出会いを見守って頂けたら、嬉しいです。

湖の妖精と騎士のお伽噺です。 彼と彼女の行方を見届けて頂けたら、嬉しいです。

人形のような少女が嫁いだ話になります。 不器用な彼等の行方を見守って頂けると嬉しいです。