短編箱はお気楽に~
完結済みの短編を、このくくりに放り込みました。おおまかな基準は8000文字まで。
暗闇に徒花(あだばな)
大金欲しさに連れを殺した男は、かねてから目をつけていた山奥に遺体を棄てに行く。それは秋の終わり。
闇の中で徒花は咲く。
実際にあった出来事にかなり妄想を盛って仕上げました。後味が悪かったらごめ//
掲載日:2015年 02月 17日
最終更新日:
2015年 02月 17日
作品に含まれる要素:
残酷な描写あり
キーワード:
ダーク
犯罪者
クライムミステリー
おうちに帰ろう
小学3年だった「わたし」は学校の帰り道に仔猫を拾った。
母さんは言った。「置いてきな」と。
短編です。
以前数ヶ所の投稿サイトで公開したこともありましたが
少し書き直してこちらに。
掲載日:2015年 02月 15日
最終掲載日:2015年 02月 15日
キーワード:
小学生
思い出
でろん妓
男はソレを家に入れた……妻に一言の相談もなく。
男とソレの蜜月は始まった、はずだった。
掲載日:2014年 11月 01日
最終更新日:
2015年 12月 24日
キーワード:
ホームドラマ
暖房器具
amazon
トンネル
長いトンネルの中で突然娘がクイズを出した。
「奥へ奥へと走り続けた車は、突然それ以上奥に行けなくなりました。なぜでしょう」
歯車がくるい出したのは、その時から? それとも最初から何かが間違っていた//
掲載日:2013年 08月 16日
最終掲載日:2013年 08月 16日
キーワード:
短編
ホラー
家族
ある声フェチの一夜
声にこだわりのある男が、可愛い飼い猫の声にほだされて陥る悪夢の一夜。書き下ろしです。
掲載日:2014年 02月 08日
最終更新日:
2014年 03月 06日
キーワード:
伝奇
日常
怪談
声フェチ
不条理
猫
ややホラー
ややグロ
Gのときめき日記
お風呂に入る時に出合った記念に。とある可愛い生き物の身になって書いた日記です。
掲載日:2015年 06月 23日
最終更新日:
2015年 06月 23日
キーワード:
天敵
G
短編
口唇の記憶たどれば
「ねえユーリ」
ジアはこう言い出した。
敵からの攻撃を受け、手傷を負い、退路を断たれたくぼ地の底で。
「今まで絶対に食べたことがないだろうものについて、君はなぜか思い出すことができるんじゃないかい//
掲載日:2015年 06月 30日
最終掲載日:2015年 06月 30日
作品に含まれる要素:
R15
ボーイズラブ
キーワード:
戦闘
兵士
極限状況
昏き星のもとの手紙
エッセイ村にようこそ! に参加させて頂き、書いたものを緒事情でこちらに転載しました。
素敵なセリフをくださったみるさんに、心よりお礼申し上げます。
また、エッセイ村、参加したばかりだったのですが、みな//
掲載日:2015年 03月 14日
最終更新日:
2015年 03月 14日
キーワード:
謎とき
短編
口渇王ユウヤ
のどが渇く。
小学4年のユウヤは、やたらとのどが渇いた。
それは病気なのか、それとも。
夏のホラー2015 参加作です。
掲載日:2015年 07月 29日
最終更新日:
2015年 07月 29日
キーワード:
小学校
渇き
夏のホラー2015
器用すぎるあなたは背泳ぎで空を行く
器用すぎる彼は、ごく自然にコースアウトして、青い空に消えた。
ぶきっちょなわたしを残して。
即興小説『器用すぎるあなたは』を書き直し(主に加筆)、改題しました。
元々、匿名で書いた即興小説トレーニン//
掲載日:2015年 12月 28日
最終更新日:
2024年 04月 14日
キーワード:
バイク
即興小説
ハイウェイを西に
夜中に、なぜかふと迷い込んでしまったハイウェイを西に。
どこまで続くのか、そして、どこへ降りようとしているのか。
他サイトで公開していたものを、少しの手直しとともにこちらに投稿しました。
掲載日:2016年 12月 02日
最終更新日:
2016年 12月 03日
キーワード:
日常
ハイウェイ
ドライブ
夫婦
浮気
ヒッチハイカーを拾った冬の道で
浜名湖を過ぎて東へと帰る夫婦は、若きヒッチハイカーを拾う。
車内での束の間の会話と交錯する思い。
感覚だけでできた地味な短編です。日常を切り取って自らに返すという作業のために書きました。
それでも生//
掲載日:2016年 10月 29日
最終更新日:
2016年 10月 29日
キーワード:
日常
ヒッチハイク
静岡県
ドライブ
ちらほら草紙
ちらりとホラー、の略です(笑)。
ホラーと言えるのか言えないのか、微妙な小話をいくつか載せる予定です。
実話と妄想とのはざま、怖いのはニンゲン、というばかりでもなく、オチもあるのやらないのやら。
6話//
掲載日:2016年 09月 02日
最終掲載日:2016年 09月 13日
キーワード:
怪談
断片
超短編
記憶するテーブル
ある一家のリビングに置かれた、テーブルの記憶。
うちのテーブルが、やたらペトペトしていて印刷とか色々写って取れません。そこからできた即興に近い短編です。
掲載日:2017年 01月 02日
最終更新日:
2017年 01月 02日
キーワード:
日常
テーブル
家族
記録
流れる水を辿って
ぼくはたびにでる。水路をたどって。
文章は以前、他サイトで公開したものがベースとなっています。
とりあえずの完結ですが、イラストを少しずつ増やす予定です。気長にお待ちくだされば幸いです。
掲載日:2017年 01月 06日
最終更新日:
2017年 01月 06日
キーワード:
日常
子ども
旅
寒茂子 ―カンモシ―
罪を犯した女は、幼い日の思い出を語る。
学校の丸池に厚い氷が張ると、子どもたちはわれ先にと氷を割って欠片を蹴りけり、家路についた。
小学校に上がったばかりのマキも、そんな子どもたちのひとり。
掃除で//
掲載日:2017年 01月 05日
最終更新日:
2017年 01月 05日
キーワード:
怪談
小学校
冬
氷
ハードボイルド一家
新人エージェントは極秘任務で、とあるバーへと潜入した……そこで待っていたのは、あまりにも衝撃的な。
みたいな。
掲載日:2017年 02月 01日
最終更新日:
2017年 05月 25日
キーワード:
スパイ
教訓インザサークル
公園のまん中に座っていたばかりに、とんでもない奴に拉致された男、実は……
何の教訓もない(と声を小さくして言う)短編。
掲載日:2017年 06月 18日
最終更新日:
2017年 06月 19日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
教訓はない
サイコパス
魂を焚く
焚き屋さんが来るから、お留守番をお願い、と母から頼まれた少年・環(たまき)。
焚き屋さんという、ありそうでないお仕事と、それを迎えた多感な少年のひとときのお話です。
掲載日:2017年 06月 21日
最終更新日:
2017年 06月 22日
キーワード:
ローファンタジー
少年
不登校
お仕事
瓢箪駅にて
たまに参加した飲み会、しかも四次会まですませて終電で帰る今どき社会人の桐谷と先輩の山本。電車は途中、ごく田舎の駅でいったん停車する。車内のアナウンスは告げる。そこで何か、素敵なものが見られる、と。他人//
掲載日:2017年 06月 24日
最終更新日:
2017年 06月 24日
キーワード:
サラリーマン
瓢箪
終電
潔いほどの、田中であった
先日、信号待ちで止まった脇にあった家の「田中」という表札を見ていて、なぜか脳内に
「潔いほどの、田中であった」
というフレーズがぐるぐるしてしまい、それに基づいて作ったお話です。
へーそのまんまやん、//
掲載日:2017年 07月 07日
最終更新日:
2017年 07月 07日
キーワード:
日常
なんちゃってSF
種族保存
父と娘
ボトルネック
暗くなってもまだ小学校の校庭の片隅で遊んでいた子どもたちに、知らないおじさんが話しかけてきた。
ボトルネックって何だろう? というお話です。
掲載日:2017年 09月 19日
最終更新日:
2017年 09月 19日
キーワード:
怪談
滅びし三つの文明からの手紙
滅びてしまった三つの文明が遺したものは?
文明というものについて、何となく思っていた内容を詰め込んで短編にしました。
他サイトでも公開中。
2019.9.19 改稿
掲載日:2017年 12月 20日
最終更新日:
2019年 09月 19日
キーワード:
近未来
滅び
文明
冷たく甘いオレンジジュースを飲む
おかえり、という声を聞いたかどうかは分らなかったが、僕はランドセルのまま、導かれるようにうす暗い台所へと足を踏み入れた。
そこには母がいた。
母は、いわゆる『アッパッパ』と呼ばれる白いワンピー//
掲載日:2018年 03月 25日
最終更新日:
2018年 03月 25日
キーワード:
日常
母と子
夢
リンゴの皮が
小学校家庭科、調理実習の時間。ユキはリンゴの皮をむいていた……
夏のホラー2018に和ホラーで参加します。(と思ったら文字数が350字ほど足りず……後からどうしようか考えます。へひゃー)
掲載日:2018年 07月 23日
最終更新日:
2018年 07月 23日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
夏のホラー2018
調理実習
小学生
金ボタンを失くして
第三十六連隊の幸吉は、ふとしたことで大事な軍服の金ボタンを失くした、しかもふたつも……
思い人の美和子との、ふるい城跡での束の間の抱擁は、ほんとうに束の間の出来事だったのだろうか。
掲載日:2019年 02月 27日
最終更新日:
2019年 05月 07日
キーワード:
戦争
軍隊
金ボタン
湯けむり猫街、元湯にようこそ
アパートでこっそり飼っていた猫に逃げられた。夜中に気づいた僕はあわてて彼を探しまわるが……
ふと迷いこんだ湯けむりの街での不思議なひとときのお話。
他サイトと重複投稿です。
掲載日:2018年 11月 28日
最終更新日:
2018年 11月 28日
キーワード:
伝奇
日常
猫
温泉
リベンジ・ミートの夏
それもこの夏のせいだ。暑く残虐な夏の。
人びとは怖れ、お互いを疑い、世に腐った熱が満ち満ちた、そんな世界に生きる少年の物語断片。
明るい話ではないのでご注意ください。
掲載日:2019年 03月 15日
最終更新日:
2019年 03月 15日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
自動ドアが開かない
パート仲間は、近ごろ、自動ドアが開かないのよ、と言った。
他サイトと重複投稿です。
掲載日:2019年 06月 16日
最終更新日:
2019年 06月 16日
キーワード:
怪談
ホラー
三時、来たる
午前三時、それは『境のとき』。
朝と夜との境目。崩壊と創造との境目、そして……
あちらとこちらとの境目。
午後三時はおやつの時間。そんなふたつの三時を行ったり来たりするモノの束の間のお話です。
掲載日:2019年 07月 31日
最終掲載日:2019年 08月 03日
キーワード:
あやかし
猫
道の駅のトイレの怪を確認しに行った
いつも使う道の駅のトイレ。たまの休日に女友達を連れて、そこに行った理由は?
モデルになったのは実際の場所ですが、個人差があるかと思います。ご注意ください。
掲載日:2018年 08月 14日
最終更新日:
2019年 01月 10日
キーワード:
怪談
道の駅
トイレ
心霊現象
なぜか同じマイナーな所を三日連続で訪れてしまった
先日、幼馴染の連れと道の駅のトイレの怪を確認しに行った『俺』は、またしても不可解な出来事に遭遇する。出先の社長に頼まれ、彼の友人を自宅まで送るハメになったのだが、その途中……恐ろしくはない出来事だった//
掲載日:2019年 04月 01日
最終更新日:
2019年 04月 02日
キーワード:
怪談
道連れ
城跡
駐車した車の周りが何かおかしかった
五連勤の後、もうろうとしながら寄ったショッピング・モールで、俺は珍しく立体駐車場に車を乗り入れた。
そこで見たものは、ただの軽自動車だった。ただひとつおかしな点を除いては……
「道の駅のトイレの怪を//
掲載日:2019年 05月 01日
最終更新日:
2019年 05月 07日
キーワード:
ホラー
ショッピングモール
立体駐車場
いわく
覗かないでください
バイト先での出来事ですが、とその学生が語りだした内容は。
他サイトでも公開中
掲載日:2020年 07月 18日
最終更新日:
2020年 07月 22日
キーワード:
短編
バイト
葬儀社
今年も西瓜を手に
曾祖母は8月のその日にいつも、駅に行きたいという。
亡くなった長男を見送るために。
※2020.07.22修正と追加
掲載日:2020年 07月 20日
最終掲載日:2020年 07月 20日
キーワード:
夏のホラー2020
姐さんお迎えにあがりました
認知症の入ってきたばあちゃんは週に二回、デイサービスを利用している。しかし、その事業所はなんだか訳アリのようだ。
黒塗りのセダンが今朝も、迎えに来た……
掲載日:2021年 11月 07日
最終掲載日:2021年 11月 07日
キーワード:
日常
介護
死神
すでに死んだ奴の名札をロッカーから外さないのはなぜだろう
深夜の工場、勤務が済んだひとときの会話。日常の中に潜むのは人の業か不条理なのか。
掲載日:2022年 02月 14日
最終更新日:
2022年 02月 14日
キーワード:
日常
ウキオロシ
私は、心の中に積もる『ウキ』を下ろしてくれるという『ウキオロシ』を頼むことにした。訪れてきたのは飴色の小さなトランクを下げた、灰色の人だった。
掲載日:2022年 05月 21日
最終掲載日:2022年 05月 23日
キーワード:
恋愛
ファンタジー
柱時計が鳴る
久しぶりに訪ねていった、母の友人は相変わらず明るく僕を迎え入れてくれた。
何故来たのか訊くこともなく。
掲載日:2023年 06月 28日
最終更新日:
2023年 06月 29日
キーワード:
近未来
シリアス
家族
オヤジ墓参る
そうだ、墓参り行こう、とオヤジが言ったので、仕方なくついて行った……
他サイトと重複投稿です。
掲載日:2023年 09月 10日
最終更新日:
2023年 09月 10日
作品に含まれる要素:
異世界転移
キーワード:
ホームドラマ
親子