童話集

「菊ちゃん」と「彼岸の」の日常。 この話は『夕涼み重陽会』参加作品です。 キーワードは「菊」「彼岸花」「追憶」「お菓子」のいずれか、とのことで。 全部ぶっこみました(ドヤア)。 夕涼み重陽会 htt//

これは、勇者とお姫様の物語である。 ゴブリンの勇者と。 ニンゲンの魔法で、醜い怪物に変えられたお姫様の。 愛の物語である。 ※ゴブリンキス大賞提出作品です。

　良い子の皆さんは、NiOさん(植物)を知っていますか？ 　そうです、そうです。 　あの銀色の花をつける植物です。 　でも、NiOさんの花は、夏にしか咲かないって、知ってました？ 　他にも、NiOさん//

……むかしむかし、天地が開闢(かいびゃく)して間もない、神代や国産みの時代よりも更に大昔。 　在る所に、翁(始たる者)と嫗(終なる者)が存在(い)ました……

　とある、クリスマスイブの朝の事です。 　降りしきる雪に負けじと、天まで焦がし尽くさんばかりの炎柱が、轟轟と音をたてて立ち上っていました。 　水族館が。 　スキー場が。 　遊園地が。 　//

「ゴブリンは、いかがですか。 　ゴブリンは、いかがですか」 　クリスマスの夜のことです。 　ゴブリンの売れないゴブリン売りの少女の、物語……なのです。 　ゴブリンキス大賞投稿作

クリスマスの奇跡を書いたお話です。 小さな新米サンタさん、“ちび”で“泣き虫”のニコラウスは。 魔法の袋と一緒に、世界中にプレゼントを配ります。 果たしてニコラウスは、ちゃんと皆が喜ぶプレゼントを配る//

ハロウィーンの夜の、不思議なおはなし。

タヌキは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のおじいさんを除かなければならぬと決意したのだ。

ありさんのごはんを、ありさんがはこぶのを、みました。

某漫画、ついに簡潔っ……実に乙……圧倒的、乙……！ 当時の一晩は、現在に換算すると、およそ27年っ……！

これは、とある、終わってしまった、星の話。西暦3018年。既に人類は……巨大で豊かな土地と多くの資源を有する新しい地球へと、その移住の殆どを終わらせていた。かつて地球と呼ばれた星には、その星を終の棲家//