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魔族の騎士

あらすじ
 この地は、悪魔と人による熾烈な戦いがあった場所である。
 20年前───。
 激戦の末、人は『神の知恵』によって授かった錬金術で『悪魔殺しの剣』を作り、遂に悪魔の本拠地である『天地の塔』にまで迫っていた。だが人間は、巨大な悪魔の塔を攻略することが出来ず、長年に渡る戦いで疲弊した人は、遂に悪魔に大敗を喫してしまう。
 大広間の赤い絨毯の上に引き摺り出された人の代表者は、異形の姿を持つ悪魔たちが両脇に整列する中、その中央で鎖に繋がれた状態で両膝を屈していた。
 檀上のサタンは玉座から悠然と人の代表者を見下ろすと、選択を迫った。
 名誉を重んじてこのまま滅ぶか、それとも恥を忍び種を存続するために魔族に降るか───。
 
 ………人は、魔族に降ることを選択した。
 その時、人の代表者は血の涙を流ながら宣誓<ゲッシュ>したと言う───これこそが今なお遵守され続けている『血の盟約』である。
 
 『この大陸に生を受けた人は、大悪魔サタンに絶対なる忠誠を誓い、死ぬまでこれを違える事は許されない。サタンのために生き、魔族にために尽くすことを誓うものとする』
 
 こうして人は、魔族が支配するラーゼラル大陸において必死にサタンのために働き、遂には騎士として登用されるまでになった。
 魔族は圧倒的な力により大陸を支配しており、誰も逆らう者はいなかったため、平穏な日々が過ぎていた。
 ───そう、東よりかの者らが来るまでは───。
Nコード
N6874FA
作者名
らつもふ
キーワード
R15 残酷な描写あり オリジナル戦記 冒険 魔法 剣 悪魔 神 巫女 アクション ネット小説大賞七感想
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2018年 10月05日 11時00分
最終掲載日
2019年 08月16日 10時00分
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文字数
263,291文字
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