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おれが特許侵害       :約1500文字

短編
あらすじ
「……うお、すみません。……え?」

 昼下がりの住宅街。柔らかな日差しがアスファルトを照らし、近くの家からテレビの笑い声がかすかに聞こえてくる。
 そんな静かな通りをのんびりと歩いていたときだった。
 横道から二人の男がすっと現れた。危うくぶつかりそうになり、おれは反射的に立ち止まった。
 おれは軽く会釈し、体を横にずらして通り過ぎようとした。だが、なぜか男たちもまた横へずれ、おれの進路をぴたりと塞いだ。
 二人とも帽子を被り、きっちりとしたスーツ姿で、どこかお堅い雰囲気をまとっている。

「あの、なんですか……?」

 おれはおそるおそる訊ねた。

「あなた、特許侵害をしましたね」
Nコード
N5743MA
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 04月14日 11時00分
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