ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幸徳秋水『帝国主義』は、120年後の『人新世の「資本論」』だった

完結済 全1エピソード 1エピソード目を読む
あらすじ
「幸徳秋水」と聞いて、何を思い出せるだろうか。
教科書の片隅に載っていた「大逆事件」。処刑された社会主義者。――たぶん、多くの人の記憶はそこまでだ。
だが、もし彼が一二〇年前に書いた本が、二〇二〇年に五〇万部売れたベストセラーと、ほとんど同じ未来を警告していたとしたら?
本作は、幸徳秋水『帝国主義』と、斎藤幸平『人新世の「資本論」』を軸に、「資本主義はなぜ“外”を必要とするのか」を読み解いていく思想エッセイである。
なぜ豊かな国ほど、どこか遠くに“ツケ”を押し付けるのか。
なぜ戦争は「正義」や「愛国心」の化粧をまとって現れるのか。
なぜSDGsやエコは、ときに“免罪符”になってしまうのか。
そして、もし地球から「外」が消えたとき、人類はどこへ向かうのか。
『進撃の巨人』『AKIRA』『ワンピース』『北斗の拳』などの比喩を交えながら、難解になりがちな思想史を、現代の感覚で読み解く。
さらに、「一二〇年周期で咲いて枯れる竹の花」と、「歴史は反復する」という柄谷行人の思想が、不気味な符合を見せ始める。
これは単なる思想解説ではない。
教科書の“剥製”だった幸徳秋水を通して、二〇二〇年代という時代そのものを見直す試みである。
「野蛮か。分かち合いか。」
一二〇年前から届いた問いが、いま、私たち自身へ突き刺さる。
Nコード
N4732MG
シリーズ
深海の周波数
作者名
深海周二
キーワード
シリアス 明治/大正 現代 未来 帝国主義 資本主義 幸徳秋水 エッセイ 書籍紹介
ジャンル
エッセイ〔その他〕
掲載日
2026年 05月28日 21時21分
最終掲載日
2026年 05月28日 21時21分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
1件
総合評価
22pt
評価ポイント
20pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
5,341文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N8710MG| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
夏目漱石はなぜ『心』ではなく『こゝろ』と書いたのか。漢字でもひらがなでも意味は同じ、という片づけ方を、このエッセイは静かに拒否する。 手がかりは、文芸評論家・柄谷行人の「内面の発見」という理論だ。「内面」とは、もともと人//
N6660MG| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
「ステータス画面」は、ゲームが発明したものではない。 偏差値、時給、生産性、フォロワー数――私たちはすでに、現実の中で自分を数値として見ている。異世界転生ものの「レベル45・力312」は、その正直な結晶化に過ぎない。 な//
N6120MG| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
「AIに意識はあるのか」という問いが、あちこちで飛び交っている。だが、その問いを立てた瞬間、人間は無意識に自分を「審判者の側」に置いている。本当に、その審判台には足場があるのか。 哲学者ウィトゲンシュタインは言った。「言//
N4732MG| 作品情報| 完結済(全1エピソード) | エッセイ〔その他〕
「幸徳秋水」と聞いて、何を思い出せるだろうか。 教科書の片隅に載っていた「大逆事件」。処刑された社会主義者。――たぶん、多くの人の記憶はそこまでだ。 だが、もし彼が一二〇年前に書いた本が、二〇二〇年に五〇万部売れたベスト//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ