- あらすじ
- 「アデライド・フォン・ヴァイセンブルク。貴様との婚約を、破棄する」
建国祭前夜、三百人が集まった夜会の中央で、王太子はそう宣言した。
罪状は、想い人への毒殺未遂。日付も場所も証人も、すべて彼の口から語られた。すべて嘘だった。
弁明すれば逆上と言われ、泣けば誤魔化しと言われる。だからアデライドは、ただ一言こう答えた。
「――承知いたしました。ただ一点だけ、お願いがございます」
正式な断罪録を作り、ご署名と王太子印を。
王太子は笑い、読み返しもせずに署名した。この男は昔から、書類を読まない男だった。
貴賓席で、母が倒れる音がした。
剣も毒も魔法も使わない。彼女が握ったのは、手数料銀貨三枚の申立書ただ一枚。
書式十七番――公文書記載事項の訂正申立。
「別にいい、とは申しません」 - 本文へのAI利用
-
AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)
- Nコード
- N3777MR
- 作者名
- 桜野結
- キーワード
- シリアス 女主人公 西洋 悲恋 ざまああり 婚約破棄 恋愛
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 09月01日 12時20分
- 感想
- 9件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 81件
- 総合評価
- 2,722pt
- 評価ポイント
- 2,560pt
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- 文字数
- 11,364文字
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婚約破棄は結構ですので、その断罪書にご署名をいただけますか
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