- あらすじ
- 京都の路地裏には、地図に載らない「終わり」がある。参拝されなくなり、名前を呼ばれなくなり、静かに薄れて死んでいく神様たち。残るのは祠でも奇跡でもなく、鈴、札、帳簿、絵馬――“遺品”だけ。
遺品整理屋・三条朔は、触れた物に残る「最後の記憶」だけを視る。幸せな頃は見えない。見えるのはいつも、終わる直前。誰にも選ばれなかった瞬間。
朔は優しい言葉が言えない。生きている人間の感情が、どうしても分からない。その代わり、終わりだけは歪ませない。供養ではなく、記録として残し、危険な遺品は封じる。救済ではなく後始末――だからこそ、神様は最後にだけ正直になる。
相棒は名を持たない古い神・一条。皮肉屋で口が悪いのに、朔の仕事だけは止めない。けれど最近、神様の「死に方」が汚い。誰かが終わりを掘り返し、歪ませ、利用し始めている。
これは、京都で消えた神様の遺品を片づけながら、“生きている人の終わり”にまで手を伸ばしてしまう物語。静かな怪異と、欠落の余韻で読ませる連作短編。 - Nコード
- N0703LO
- 作者名
- 妙原奇天
- キーワード
- 京都 あやかし 仕事もの 遺品整理 和風ファンタジー 日常×怪異 連作短編 泣ける(じんわり) 相棒(バディ) ほろ苦い余韻
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2025年 12月26日 14時38分
- 最終掲載日
- 2025年 12月26日 15時34分
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京都あやかし遺品整理屋――神様の「死に方」、片づけます
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