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60 リハ中に・・・発覚!

60 リハ中に・・・発覚!



俺とラムは結局、森の中の

川まで行き、勧められるまま

試しに少し川の水を飲んでみて


ズズッ!

「・・・川の水だ・・・」

と答えたが、ラムの返答は


「ねッ!美味しいでしょ?

これがウチの水だから!

ウチの家の!」

となぜか再確認するラムに


「あ、ああ・・・水だな!

ただの・・・別に・・・

旨くもないが・・・水だ・・・」


「良し!じゃあ、脱ごうか!」

とラムが脱ぎ始めた!


「・・・どういう事?・・・」




なんかよくわからないが

相手が脱いだら、脱ぐのが

この世界の礼儀と教わっているので

上着だけ脱ぐと


そのまま、その辺の草むらに

横たわると、

獲物を狙うように

ラムが上に乗って来たので


俺はそのまま、全部任せて


目を閉じ、鼻で

すーーーーーッ!と

森の匂いを嗅ぎ



ピピッ!ピピピッ!


サラサラサラサラ!


カチャッ!カチャッ!

ジジ~~~!


鳥のさえずり、

小川のせせらぎ

ジッパーが下がる音に

耳を澄ませていると


「・・・ぐ~~・・・」








と、いつの間にか、

終わっていたので


「・・・んッ?・・・」


体を起こそうとすると

ラムが俺の腕にくっついて

可愛い顔で寝ていた。


(・・・良くわかんないけど・・・

 ・・・嫁さんって・・・

・・・なんか、いいな・・・)




その後

ラムの家へ向かう途中


「えッ?

じゃあ、ラムのお父さんは

凄腕の冒険者だったけど、

魔族にやられたのか・・・」


「そうなんだ!

でも、向こうもかなり深手を

負ったらしいから

もうこの村を襲いには

来ないと思うよ!」


「そうだったのか・・・

その後は、お母さんが・・・

女手一つで!」


「そうなの!

だから・・・

自慢のお母さんなんだ!」


「・・・そっか・・・」


とラムの家に向かっていると







「チュッパ!

じゃあ、また来てね!」


とラムのお母さんが

先程、見た男の子に

濃厚なキスをし

うっとりとした男の子は

フラフラと帰っていった。


「いや~!

レベル高い親子愛だ~!」


 と俺が突っ込んでしまうと

お母さんがこちらに気づき


「あら!どうでした?

タダシさん!

ウチの水は?」


「えッ?水?あ~と・・・

ふ、普通でした・・・」


「そう!良かったわ!」


「?????」

と俺はよくわからないでいると


「そろそろ、行こうか!

あッ!ご主人様!

これ!式の予定表だから!」

とラムが綺麗な羊皮紙に書かれた

式の予定を渡してきたので


「ああ!ありがとう!

いや~俺もいよいよ結婚か~!

今まで、友達の式に出てただけ

だったからな~!」

と言いながら受取り


3人で会場に向かう事になった。


「お母さんどうだった?」


「良かったわ~

・・・可愛くて・・・

稚拙な腰の動きと

少年の舌使いが、女の心を

興奮させるのよね~!


まず、服を脱がされてから

二人でベットに行ったんだけど

最初、緊張してたのか

何にもしてこないのよ!


それで

ちょっとキスしてから


この間のお友達みたいに

私の舐めてみる?

って言ったら


急にハーハー頷いて(うなずいて)

私のお股に顔を埋めてきたの!


だから、私もあの子が

攻めやすいように

膝を抱えて開いてあげたら

突然、上に乗って来てね!


でも、やっぱりまだ

遠慮しながら

モゾモゾしているものだから


あの子の耳もとで


好きにしていいのよ!

って言ったら

壊れちゃったみたいで!


うふふふふっ!

もう、お猿さんみたいに

激しくなっちゃって

私の名前叫びながら

何度も果てちゃうのよ!


あ~もう、可愛くて可愛くて!


結局、何回出されたか

忘れちゃった・・・」

とかなりご機嫌だ!



「そう!良かったね!

あの子あれでしょ?

あの雑貨屋の子でしょ?」


「そう!あの子のお父さんも

最初は稚拙だったのよ~・・・」

と親子の会話が始まるが


俺は式の予定表を見て



本日のお式の流れ



新郎・新婦たち

16時 会場集合


一般来客の受付開始

17時から


お式会場の準備

新郎は正装後、リハーサル!


新婦はエステ・お化粧・準備


定刻 18時

・新郎、新婦たち入場!


・獣人神前で誓いの儀

(テン様→モー様→ラム様の順)


と同時に乾杯・祝辞

乾杯・祝辞(村長)


・食事・歓談スタート


・お口直し (テン様・モー様)


・余興 アエラの会による

   祝福の踊り


・新郎・新婦会場回り・

    おひねり

    And

ブーケトス


・親から祝辞

 3人の親から共同での祝辞



・新婦から親へ贈り物


・新郎からの結納と退場!

 結納を済ませる為

新郎は新婦の母親と退場!



「・・・ん~?・・・

リハーサルは・・・

俺だけでやるんだな?

なんだ?おひねりって?」

と異世界のせいか

よく分からない項目が

いくつかあったが


(お口直しって何だ?)


するとラムは

「そうなんだ!

アタイらは準備に時間かかるから

チャント覚えておいてね!」


「ああ!任せろ!

しっかり、エスコートしてやるぜ!」






結婚会場 新郎ブーステント

「・・・あ~・・・

・・・本日は・・・

おめれとうございます!

 ・・・ヒック!・・・

・・・セキネ・タダシ様!


私は本日、ヒック・・・

タダシ様の担当をさせて

頂きます、ヒック!

・・・マーンと申します

・・・ヒック!」


「同じく担当の・・・

ルーでござい、げっぷ!

・・・失礼しました・・・」

となぜか、満腹のルーと

酔いつぶれ寸前のマーンが

ビシッ!としたスーツで

俺を出迎えてくれ


「・・・え~と・・・

・・・お願いします・・・」

とスーツを脱がされて

白いスーツに

着替えさせられていく。


だが、さらに謎だったのは

後ろにずらッと並ぶ

メイドさん達が

顔は笑顔だが、

なぜか式の前だってのに

もの凄い疲れ切っているのが

見て取れた!



(何があったんだ?)






結婚会場 新婦ブーステント


「あッラムさ~ん!」


「おッ!来た来た!

しっかりやってきた?」


ラムが会場の新婦控(ひか)テント

到着すると


テンとモーが先に

式の準備に追われていた。


「はい!はい!

ちゃんとやりましたよ!

結婚式の前に、

家で新郎を、もてなして

一発済ます!

余裕よ!

・・・・・・・・・

・・・厳密には・・・

森で・・・だけど・・・」

とラムはメイドさんに

促されるまま

化粧台の方に座り


ふとッ鏡の横にある物を見て


「ちょっと何これ?

可愛いじゃん!」

と自分が着るであろう

獣人族特有の

腰にアクセサリーのついた

真紅のビキニに大興奮だ!


「ラムさん~見て下さいよ~

私の衣装~!」

とモーがもう既に、

全身を白く塗った状態で

お尻がまったく

隠れないビキニを自慢してくると


「アタシのも負けてないよ!」

とテンがダイヤのビキニに

ミスリルのティアラを

付けて見せびらかした来た。


「おおおッ!凄い!

それ村長が作ったの?」


「まあ、支払いは・・・

ご主人様だけどね

 でさッ!でさッこれ見てよ・・・」


とにかくテンションが

上がっている感じの3人だったが




♪~♪~♪♪~

とテントの外から

バグパイプの音楽が

流れてきた。


「あッ!ご主人様の

リハが始まった!

いや~いよいよだね!

それにしても、

悪かったね!テン!


アタイとご主人様が式の本番で

皆の前で本番するの


ご主人様に伝えて貰って!」

とラムが言うが


「えッ?アタシ伝えてないよ!

ラムが伝えたんじゃないの?」

とテンが返事をするので


「いや・・・アタイは・・・

・・・言ってないけど・・・

えッ?・・・じゃあ、

お口直しで

テンとモーがテーブルの下で

交互に口でするのは?」

とラムとテンが

モーに目をやるが


「・・・いいえ~・・・

あの~もしかして~

結納で・・・ご主人様が今夜~

お母さん達と・・・寝るのも~

お伝えしては~・・・」




「「「・・・・・・・・」」」



♪♪~♪~♪♪~


バーパパッパー

(バグパイプ音)

アメイジング・グレイス






王都 エンロ―伯爵邸



ガタタッ!

「・・・ルーチンだと?・・・」

他の貴族の屋敷より

さらに、大きめの屋敷の自室で

衝撃の知らせを聞き

思わず立ち上がった

エンロ―伯爵だったが


しばらく考え・・・


ガタッ!

と椅子に座ると


「・・・何か・・・

仕掛けてくると思うか・・・」

と知らせを持ってきた

騎士を下がらせ


その部屋に元々いた騎士団長に

質問した。


「・・・在り得るかと・・・


以前も少し話しましたが


あなた様のお爺様に当たる

先々代様は大変、

苦労されておりました。


最初は良かったのです。

親子、兄弟の仲は良く

ルーチンの父親は先代様と腹違いで

しかも、魔族の血が混じっていましたが


特種スキルの召喚魔物による情報収集が

人族の我らとは桁違いでしたから

それはもう、凄い働きで・・・

王国中は勿論、

他国の情報までも

調べ集めてきました。


そのお蔭でエンロ―は

飛ぶ鳥を落とすが如く、

発展していきました。


ですが、それを妬んでか

今回の件でもある

公爵家絡みの反国王派の手の者により

魔族の母親が毒殺されると人が変わり

家を継ぐべきは自分だ!と

先々代様に食ってかかったのです。


挙句、突然の謀反!


エンロ―の港町はあっと言う間に

火の海になりました。


私も騎士団に入りたてでしたが

先代様を燃え盛る炎からお守りし、

ルーチン率いる奴隷兵団と戦い

何とかルーチンの父親とその軍勢を

領地から追い出したのです。


しかし、しばらくして

王国内は勿論、

他国からも

盗賊行為や略奪行為、果ては

町ごと襲うなどの

聞くに堪えない知らせばかりが

届くようになったのです。


先々代様も先代様も

それはそれは・・・

お心を痛めておいででした。」



「そうか・・・

いや、そうだったな!・・・」


「はい・・・そのルーチンの子

やはり・・・何かしらは

・・・仕掛けてくるかと・・・」








反国王派 公爵邸 


「ははははっ!

よくやってくれた。

これで、わが軍が勝ちも

決まったようなものだ!

 ははははははッ!」

と一枚の羊皮紙を持ったまま

バカ笑いする公爵を


「・・・・・・・」

長い白髪、青白い肌の

貴族のような恰好をした男は

無言のまま、公爵を不気味に

微笑みながら

見ていると


「この戦が終われば、

正式に元の所領を

返してやる!好きにして良いぞ!

・・・ルーチン伯爵!・・・」






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