52 俺の出番か?
52 俺の出番か?
ルー・クリーム(296歳)メス
レベル298
ハーフエルフ 里長の孫
HP26/2300(危険!)
MP3/5980
スキル
両短剣技 精霊魔法 植物魔法
風属性魔法 水属性魔法
怪力 近接格闘 小盾術 魔力操作
料理 裁縫魔法 生活魔法 念話
礼儀作法
固有スキル
誘惑フェロモン(本人知らない!)
里長の孫娘に生まれ、
とある事情により
幼少期から極端な
礼儀作法などを
叩きこまれて育った。
少し大きくなってきた頃から
やたら異性にモテ始め
少しは友達もいたが
他の同世代の女エルフからは
妬み、嫌われていた上
母親の異常なまでの執着により
婚期を完全に逃す!
それでも、何とか40年前ほどに
一度、後妻として
結婚まで辿り着くも
夫がすぐに、戦死し
家の領地も滅茶苦茶にされ、
逃げるように田舎に行くが
前妻の子たちの目が冷たく
時に熱過ぎて
居ずらくなり、実家に出戻った。
そして、さらに数十年が経った
4日前の朝
バツ1子供なしエルフだが、
今だ、けしからん程の
胸と尻を持ち合わせているルーは
エルフの里で男共に言い寄られ過ぎて
他の女エルフたちからは妬み(ねたみ)嫌われ
仕方なく、いつものように
一人、山を下り麓の宿場町のある
ミスリル鉱床のダンジョンに入り
セーフエリアのある
湖のように広い地底混浴温泉で
誰も周りにいないのを確認し
一人ゆっくりと湯に浸かっていたが
エルフの美しさに胸と尻だけは
オークのような豊かさを兼ね備えた
ルーを1キロ以上、遠くの対岸から
男性冒険者たちが、目ざとく見つけ
全力で泳いできたと思ったら
あっと言う間に、囲まれてしまい
慌てて陸に上がり、
近づかないよう促すが
彼らの股間がタオルで
隠しきれないほど
盛り上がっているため、
危機感を覚え、
遥か上の天井を指して、
注意を反らし
慌てて荷物を持って、
タオル一枚で隠して
セーフエリアから逃げるが
外で着替えている所を
発情期の獣のような
冒険者たちに
何故か匂いで、
すぐ見つかってしまい
ダンジョン中を
逃げに逃げていたら
いつの間にか普段、
人が来ない場所に
着いてしまい、
ふとッ変なスイッチを
見つけ押してみたら
未発見の通路を、
たまたま見つけ
怖いけど
セーフエリアの
ギルド職員に報告しよう!
と一旦は戻ろうと思ったが
さっき混浴で、囲まれた際
そのギルド職員もタオルを膨らませ
ルーを囲んでいた事を思い出し
やっぱり少し探索してから
報告に戻ろうと先を進んでいくと、
ついうっかり、
ダンジョン内を照らす
長くて硬いクリスタルを
さするように握ってしまい
すると
なぜかさっきの冒険者たちので
頭の中が一杯になってしまい
何とか他の事を考えようと
ブツブツと言いながら、
歩いていたら
注意散漫になり、
その直後、罠に落ち
そのまま、ボス部屋に直行!
ダンジョンボスでもある
全身ミスリルの結晶で覆われた
高ランクの巨大ワニと
戦闘状態となるも
小一時間の戦闘の末
ワニの前足は潰すが
消滅寸前のワニが、後ろ脚で
全力の突撃をしてきたので
避けきれず、ルーの下半身に
バックリ噛みつかれ
口から血を大量に吐きながらも
両短剣でワニの両眼をつぶし
さらにワニ特有の獲物を咥えて
回転するのを抑える為
植物魔法のツタでグルグル巻きにし
固定はしたものの
魔物の絶命には至らない為、
身動きが取れず
、膠着状態となり
仕方なく、ダメ元で
スキル:念話を
使って助けを呼んでいた
瀕死の娘!
現在、噛みつかれて
から3日目
「・・・え~と・・・
これはワニからエルフが
生えてるんじゃないよね?」
とテンが言うが
「バカ!そんな訳ないじゃん!
下半身が食われてんのよ!」
と突っ込むラム
「・・・とにかく、助けよう!」
と俺はワニの頭に銃を向けるも
(このまま、撃ち込むと
あの子の下半身も一緒に
撃ち抜いちゃうから・・・)
とちょっと銃をずらして
ダン!ダン!
と弾丸:貫通弾を
横から回り込むように
操作してワニの脳みそだけを
右から左に2発撃ち抜いた!!
すると
シュ――――――ッ!!
ワニは絶命して消え
ダンジョンボスの
ドロップアイテムであろう
ミスリルのインゴットの
山が現れたが
ビシャッ!
ドクドクドク!
魔物がダンジョンに吸収され
消えた途端、
このルーという子のお腹から
大量の血が噴き出し始めた。
「うわ~・・・」
エルフの子のお腹には
地面が貫通して向こう側が
見えるほどの
大きな牙の後が見て取れ
血だまりが地面に
凄い勢いで広がっていく。
「大変!早く助けよう!」
とラムが俺が渡しておいた
エクサリ―を取り出すが
エクサリーポーション
死んでなければ、
どんな状態でも
完全健康状態となる
注:タダシの奴隷となる
だが、タダシは、
完全に心の病気なので、
この美しさから
性奴隷になるのは
言うまでもない
(ま、まずい・・・
あれは他所で使われたら
マジでヤバい不良品!)
と思い、
「あッ・・・ちょ・・・」
止めようとするが
「あんた!大丈夫?
ちょっと不良品らしいから
どうなるか、分からないけど
このポーション使っても良い?」
とテンが、ルーの
キレイな顔を持ち上げて
聞くと、彼女はうっすらと目を開け
「・・・ま、任せます・・・」
と言い残し、ガクッと意識を失った!
「不味いですよ~!
急がないと~」
とモーが急かすので
ラムとテンが慌てて飲ませていくが
「す、凄い・・・
・・・エクサリーなんて・・・」
とマーンは目を丸くして驚いていた。
だが、俺はそれよりも
さっきの鑑定を思い出し
(・・・そうか・・・
・・・俺は心の病気なのか・・・)
と天を仰いでいた。
ルーの傷を治し、
しばらく様子を見ていたが
一向に目を開けないので
とりあえず、鑑定にもあった
納品先でもある
セーフエリアに向かう事に
「・・・ここか?・・・」
俺たちの目の前に
湯気の立つ青く広大な地底湖が
広がっていた。
ルーは今だ、目が覚めないので
毛布に包んで、
モーに背負って貰ってきたが
バッ!
「・・・こ、ここは?・・・」
と突然、目を覚ました
「あ~気づきましたか~」
とモーが地面に
ゆっくりと下ろしてあげると
ルーは自身の体を確認するように
あちこち、触り
「わ、わたくしは・・・
助かったのでしょうか?」と
今、自分がココに立っていられる事が
不思議でしょうがないようだ!
すると、テンが
「そうだよ!アタシたちのご主人様が
助けたんだ!」と言うと
「ご主人様!
後はアタイが言っとくから
先にあそこへ納品してきて!」
とちょっと離れた場所に建つ
白い天幕のサーカス団ような
テントを指さした。
「分かった!じゃあ、
後はラムに任せたぞ!」
と言い残し、
テントの方へ近づいていくと
(ホントにこんな地下で
商売してる人たちがいるんだ・・・)
と感心した。
焼きたての良い匂いのするパン屋に
併設された野外食堂!
様々な武器を
修理、販売、買取している店に
ダンジョンから出た
アイテムを買い取ったり
上の世界から持ち込んだであろう
紙や魔道具などを扱う雑貨屋!
(あッ!
あの隅に異世界物屋がある!
後で行こう!)
そして、一番奥でそれらの
露店を束ねる
ダンジョンギルドの前で
俺は止まった!
「すいませ~ん!
ホッパー錬金ギルドから
来ました~!」
「は~い!今、行きま~す!
ちょっとお待ちくださ~い!」
ガタガタッ!
何やら奥の方で作業をしている
ようなので
ちょっとラムたちの方を見ると
「・・・なんで?・・・」
なぜかラムたちが
裸になって湖の温泉に
入ろうとしていて
連れられているルーは
かなり恥ずかしがっているが
(すげぇ~!ルーの体、
キラキラしてる!)
ルーは耳の先っぽだけなぜか
黄緑色だが、
それ以外が、
長く流れるような金色の髪に
透き通るような白さなので、
上から降り注ぐ
巨大なクリスタルの光に
反射してルー自身が、
まるで歩くクリスタルのように
光り輝いていた。
その、あまりの美しさに
永遠に見ていたかったが
「お待たせしまし~た!」
と女性の職員の方が来たので
悲しいかな日本人の本能が働き
「あッ!失礼します!
本日は、ポーションをお届けに
参りました。
サイン宜しくお願い致します。」
と書類とペン、
注文の品が入った箱を
カウンターに置くと
「えッ?あッ?はい!
ありがとうございます!」
と彼女はサインしてくれたが
「・・・・・・・・・・」
こっちをじっと見ているので
「どうか、されましたか?」
「いえ、他の錬金ギルドの方は、
もっと貴族の方みたいに
・・・その~上から
と言いますか・・・
と、とにかく・・・
ビックリしちゃって・・・」
「あ~、そうらしいですね!
横柄らしいですね!
俺は平民出なので!」
と言いながら
スーツにペンと
書類(受取サイン済)をしまうと
「すいません!
いつもはギルド長が
お相手をさせていただくんですが
今、席を外しており・・・」
となぜか職員の女性が
険しい顔になって
湖の方を見るので
「どうかしましたか?」
と俺も振り返ると
なぜかラムたちが
男性冒険者たちに
囲まれていた。
(・・・えッ?どういう事?)




