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49 心霊現象

何ッ!

(◎_◎;)

朝の5時に出社命令が来たぞ!


くそ~!どういう事だよ!

せっかく休みだと思ってたのに~

俺は、絶対休むぞ!絶対だ!

休む!休む?休めない?

行ってきま~す!


49 心霊現象



ホッパーからミスリル鉱床へ

 

昼間


ブルルル~ン!!


ガタガタガタ!


俺たちは悪路をひたすら、

ホッパーを出て北へ進んでいるが


「寒ッみ~・・・」


やはり、高度の高い山の上なので

非常に寒くなってきた。


ボ―――――!

車の暖房も全開で動かしているが

なかなか車内が温かくならないし

この寒い雪の中、

タイヤがスリップして

後ろから押すとか冗談じゃない!!


「ワイパーも全開だけど、雪が凄いな!」

と目を見開いて何とか前を確認しながら

運転している有様だ!


「しっかし、雪凄いね!」

と俺のすぐ横のテンが

ちょっと上を見ながら

言うが

その横の助手席で

「テン!狭い!

アタイの足の上に足乗せないで!」

とラムがテンの足をどかそうして


ガタッ!

「痛ッ!」

とテンの足が何かにぶつかった。


俺はそれを見て

「・・・なあ・・・やっぱり

軽で前3人は多いよ!」


「じゃあ、テンが後ろに行って!」


「ヤダ!ラムが後ろに行って!」


もうこんなやり取りが

2時間以上続いているが

それより、俺は


「・・・っていうか、この雪・・・

夜になるとどうなるんだ?」

と白しか見えない空を

チラッと見上げると


「あ~・・・この雪だと・・・

途中で野宿かも・・・」

とラムが言うので


「いや、この雪の中で?」

と俺が心配し、

ラムの方を見て、目が合うが


「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

真ん中にいるテンがなぜか真剣な顔で

ラジオをジーと見つめていた。



(・・・どうかしたかな?・・・)





軽トラ 荷台


荷台はカーテンがあるので

雪は積もってはないものの

かなりの寒さだが


「マーンさんは凄いですね~!

私でさえ~ちょっと涼しいのに

全然なんですね~」


「魔人は大体そうだぞ!

魔人領は、常に厚い雲と

火山の塵に覆われていて

寒いし、風も常に強風だから


気温はマイナス30以下

食べ物も飲み物も事欠く地だからな!


それ故、弱いヤツから死んでいき

強い者だけが生き残る

強さのみが評価される地だ!


だから、魔族領では

私みたいな細身の容姿より

大柄で体がガッチリした女が

好まれる!

特にドラゴンのような肌に

太い足、大岩のように出た腹の女は

例え、平民出でも、貴族、王族の

お抱えになるのは

間違いなしだぞ!」


それを聞いたモーが

「あ~わかります~!それ~!


淘汰(とうた)され、生き残る!


ですよね~?!


獣人もそうですよ!

人通りが激しいからって~


通りの路地裏や祭りの舞台裏~

店先のカウンターの下で~


男性からの~お誘いを~

断るとかしてると~

行き遅れたり~売れ残ったり~

百合(ゆり)(おんな)認定されるだけですからね~


だから~獣人は貞操観念がない

メスばかりなんて言われるんですけど~

必要ないですからね~あんなの!」



「・・・そ、そうなのか?・・・

私は魔人領では、まったくモテなくて

ご主人様が初めてだから、

よく分かんないが・・・」


「そうですよ~

だって私達、平民は~

只でさえ大変なんですよ~


やれ飢餓だの~天災だの~

お貴族様のプライドを守るための~

増税に戦争!

村の若い男の労役に食料の徴収~!


そんな状態なのに~

意味もない物、大切に守ってたら~

滅んじゃいますよ~」

とモーが言うと

マーンが目から鱗が落ちたように


「凄い!そうだな!確かにそうだな!

なるほど!確かに要らないな!

あんなの!」

とモノ凄く外の世界(若干の偏り有り)

の常識に納得していた。






タダシ達が出発して5時間ほどした

ホッパーの錬金ギルド 食堂


「・・・え~・・・つまり・・・」

とホッパーの商業ギルドのハッサンが

ギルマスを前にして戸惑っていた。


「・・・そ、そうだよ!

タダシ達はもういない!

王都へ出かけたよ!

・・・悪かったよ!忘れてたんだよ!

別にいいだろ?

納品分はちゃんとココにあるんだから!」

とテーブルの上の袋を指差すと


ハッサンは慌てて

「い、いえ・・・べ、別に

トシコ様を責めている訳では・・・

ただ・・・」


「分かってるよ!あれだろ!

ミスリルの件だろ!

安心しなよ!

今、そこへ納品しに向かってるから

あそこの商業ギルドに連絡入れときゃあ

問題ないだろ!

ったく!そんな顔するんじゃないよ!」


「す、すいません・・・は、ハハッ!

あれですね・・・

え~と・・・え~と・・・


※ドワーフ、酒蔵で酢作るですね!

は、ハハハッ・・・」 



※同意語 ・サルも木から落ちる

    

・エルフ、構えて矢を落とす

    

・獣人

容姿、性別、年齢を問わず






注:最後のことわざは意味違うんじゃないの?

と思う方のみお読み下さい!


 獣人の部分に、ご自分の名前を入れ

想像して下さい!

ご自分が、かなりのヤリ珍で通りを

歩いてるとします。


すると

デブで臭いおっさんに誘われ、

ホテルに一緒に行く事になりました。


そして、部屋に着くなり

あなたに抱き着き

ハーハーと裸で、

興奮してくるのを

想像して見て下さい!!



その時、あなたは必ず思うはず


「やっちゃった!」





まだ続きます↓





ミスリル鉱床までの山中

土魔法によるドームの中

作;タダシ


結局、暗くなり雪と山道でこの日は

ミスリル鉱床まで行くのを

断念した俺たちは

途中少し木々がない所を見つけて

休憩することにした。



バチッ!バチッ!カララン!

ドームの真ん中に赤々と燃える焚火が

激しい火で薪を崩すも中を赤く照らす!


そして、そのドームの一番奥に

毛布(付与:暖房・防水)を敷き


その上に軽トラの荷台用にたくさん作った

座布団を山のように重ね、その上に

モーに寝転んでもらうと


「とう!」と


俺はそれにダイブし

ギュッとモーに背中から包まれた。

そして右にラム、左にマーン

真ん中の腹の上にテンとハベらせ

みんなで大きな毛布に包まる時

俺は噛みしめた。


(・・・幸せだ~・・・)




しかし、しばらくして


「ね~・・・ご主人様~・・・」

とラムが右腕を手でスリスリしてくる。


すると、待っていたかのように

「わ、私も良いぞ!」

とマーンが火の光に照らされた紅目で

少し興奮気味にこちらを見てくる。


後ろのモーも

「じゃ~・・・夕食前ですけど、

ちょっと楽しみますか~

誰からにします~

もう女の子の日は終わりましたし~

あッそれとも、縦でします~?」

と誘われ


「ど、どうしようかな~・・・」

と悩むが目の前のテンだけ


「・・・ん~・・・」

と渋い顔をしている。


「テンはどうしたんだ?

今日は嫌なのか?」

と聞いてみると


「いや、あたしはこの中の誰よりも

一番にしたいんだけどさ!

・・・ちょっと気になる事があって・・・」


「気になる事ってなんだよ?」


「さっき、軽トラの真ん中

にアタシ座ってたじゃん!」


「ああッ!座ってたな!」


「その前にさ・・・

・・・変な魔道具あるじゃん!

何か回すやつ・・・!」

とテンが指で回す仕草をするので


「回す?・・・ラジオの事か?

古いタイプで数字の上を

こうダイヤルを回すと

ガラスの中の針が左右に動くヤツ!」

と俺がダイヤルを回す仕草をすると


「そう!それ!」


「あのラジオがどうしたんだよ?」


「いや、何か喋ってんだよね~・・・」


それを聞いた俺はちょっと怖くなって



「・・・しゃ、喋ったって・・・

・・・何て?・・・」と聞くと

テンはしばらく考えてから


「・・・助けてって!・・・」


「「「「 怖ッ!!!」」」」


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