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46 知らない方が良い真実

46 知らない方が良い真実



ホッパー錬金ギルド 食堂


「・・・・・・・・・・」

ギルマスは、怒りながら、無言で

俺の前にスープを置いた!


コトッ!

「あ、ありがとうございます!

ギルマス!」


「・・・ふんッ!・・・・」


俺は昨夜、帰ってから二階で

皆と大人の遊びを散々し尽くした訳だが


「ね~・・・やっぱり婆ちゃん・・・

・・・機嫌悪いね・・・(小声)」

とテンがヒソヒソとラムに言うと


「そりゃ、そうでしょ!

テンが昨日マーンを

椅子に拘束して床を、

あんなにビシャビシャに

しちゃったんだからさ!!

(小声)


次はテンがあの椅子座って

この太いの、入れなさいよね!

(小声)」

とラムが、

ペットボトル位のポーションを

テンの顔の前で

チラつかせている。


そこへモーが、すかさず


「それは違いますよ~!

この太いのはマーンさんが何度も


入れて~!早く~!お願い~


って言ったからであって~

テンさんは何も~悪くなっ・・・・」

とモーがまだ途中なのに

顔を真っ赤にしたマーンが

耐え切れなくなったのか


「止めてくれ!もう止めてくれ!

もういいから!

ウチが全部悪かったから!」

とサキュバスのプライドを守ろうと

必死に謝っていた。



俺はそんな4人を見ながら

家長?としてギルマスにまず謝らない

と思い、


「ギルマス!昨夜は上の床を

あんなに汚してしまい

大変、大変申し訳ありませんでした。」


「「「すいませんせした~」」」

それに吊られ、

マーンも背中の小さくなった

黒い羽をパタパタさせ

「・・・す、すいません・・・」



「はッ!別にアタシは、

昨日の上の事で

怒ってるんじゃないよ!

勘違いするんじゃないよ!

ったく!!!」


俺はバッと顔を上げ

「えッ?じゃ、じゃあ、なぜ?」


「お前が貧困街の件で

ウチのギルドを通さずに

あの賞金首を衛兵なんかに

全額寄付しちまったからだよ!


折角、貢献度を上げて

国の仕事たんまり貰うはず

だったってのに・・・ったく!」


「あッ・・・そっちでしたか・・・」


昨夜の事はギルマス含め

みんなに話したが

俺のせいで臭すぎる貧困街に

火を放ったのは、証拠隠滅の為だった。


その罪を全部あの闇ギルド長に

擦り付けた訳だが

そのせいで貧困街2万人が

焼け出されてしまった。

このままだと、かなり後味が

悪いと考えた俺は首ごと

衛兵たちに渡してしまったのだ!



「まあ、やっちまったもんは、

しょうがない!

それにあんな汚い場所が

キレイに建て直るんなら、

諦めてやるよ!


それより、仕事だ!

まずは、これだよ!」

とギルマスはA4一枚の紙を

俺に渡してきた。



ホッパー 商業ギルド注文書


Fランクポーション1,000,000本

Eランクポーション800,000本

Dランクポーション500,000本

Cランクポーション300,000本

Bランクポーション10,000本

Aランクポーション100本

・・・・・等

と小さい字で紙一枚ビッシリと

注文が書かれている!


「これ全部ですか?」


「そうだよ!

裏のも忘れんじゃないよ!」


ピラッ!

「あッ!ホントだ!」

俺はそれをラムたちにも見せると


「その仕事はすぐに取り掛かりな!

次にこれだ!」

と今度は美しい便箋入りの手紙

を渡してきた。


「これは・・・」

と鑑定しようとすると


「召喚状だよ!」


「しょ、召喚状?」

と俺は慌てて中をみると


「安心しな!国王と大臣が

例のミスリル鉱床の件やら

ポーションの件で話が

したいとさ!」


「そ、そうみたいですね・・・」

とその手紙も

ラムたちに渡すと


「次にタダシ!

あんた魔法の練習は

してるんだろうね!

その指輪はその為に

くれてやったんだよ!」

と以前ギルマスがくれた指輪


魔力泉の指輪:魔力を貯めておける

(隠匿効果 有)

を指さした。


「あ~・・・まだです・・・」


「練習はやりな!

それと今回戦闘が大変だったのは

魔法が全然、使えてないからだよ!


今のあんたなら魔力も十分だし、

自分で好きなスキルも属性魔法も

手に入れれるだろ!


自分で調べて練習しな!

・・・相談には乗るから」


「あッ・・・はい

ありがとうございます・・・」



だが、ギルマスは急に

言いずらそうにして


「・・・最後に・・・

・・・そ、その質問だが・・・

ウチのカウンターの

前にある商品で・・・

その・・・まだエロい

目的の器具はあるのかい?


・・・た、例えば・・・

・・・あの三角の乗馬の

練習用みたいなやつとか・・・」

とそれまでのギルマスとは

違う歯切れの悪さだったが


「あッはい!

あれもエロいのが目的です。

名前は三角木馬です。


あれは、女性に上から下まで

全部脱いで頂いてから

両手を後ろ手に縛り

上の尖った方に食い込むように

座って貰って、足に重りを・・・」

と言いかけたが


ダンッ!とギルマスはテーブル叩き

「なんて事だ!

道理で異世界から来た女が

全員逃げ出す訳だよ!

あのバカが~・・・・」

一人、ブ千切れていた。












魔王城 謁見の間


ゴロゴロ ピシャーン!


おドロおドロしい蛇と

サソリの彫刻が

年中、領内に降り注ぐ雷の光で

不気味に光る!


その天井の遥か下では


ドーーーーん!



「どういう事だ!貴様ら!」

魔王の太く硬い拳が、

自身の座る玉座に叩き付けられた。


そして、それに合わせるかのように


ゴロゴロ ピシャーン!

と魔王城に雷が降り注ぐ!




魔王の玉座の前では、9人の魔族が

ひざまずいていた。


そして、その中央に座る男が

震えながら

「も、申し訳ありません!

魔王様!

な、なぜか・・・

両腕を切られた勇者が

・・・復活したのです!


他にも、人間どもの

奇妙なポーションが大量に

出回ったため、

わが軍の前線が崩壊!


あの三角洲を再び奪われましたが

今、部隊を再編制しておりま・・・」


「言い訳はもう良い!

なぜ、腕が復活したのだ!

その傷ならAランクポーション

でなければ、治せないはず


そんな物、ダンジョンの奥地か

あの忌々しいエルフの

小娘位だろうが


あのエルフはホントに手は

打ったのだろうな!」


「は、はい!

あの勇者の忘れ形見は

殺すのは、無理でしだが

今は田舎の錬金ギルドで一人

欠損奴隷になった者を助けようと

もがいております。」


「では、なぜ奇妙なポーション

とやらが、大量に出回るのだ!

材料もなしにポーションが

作れるとでも言うのか!」

と魔王が右手を一振りすると


バキーンッ!

カンッカラカーン!!

謝る魔族の鋼鉄のように硬い角を

まるで、パンでもムシるかのように

切り落とした。


「も、申し訳ありません・・・」



中央の男が何も言えず

一人うつむいていると


ひれ伏す魔族たちの一番端の魔族が


「魔王様!私にお任せを!」

と急に立ち上がった!


「お前に何を任せるというのだ?」


「はい!私は、とある重要な情報を

掴んでいます。」


「ほう・・・続けろ!」


「はい!

人族のこの急激な反抗作戦には

とある錬金術師の名が

挙がっておるのです。

知らせでは、この者が

公爵が絡んで費用もかなり掛けた

例の人口ゾンビの計画も潰しました。」


「・・・錬金術師?あのエルフか?」


「恐れながら、違います!魔王様!

そのエルフ・・・トシコの弟子

・・・タダシという人族です!」




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