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40 返品不可

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ペラっ!


「は、はい!確認しました。

確かにポスト商会の会頭のサインに

間違いありません。」

と通された奥の客間で受付の子が

俺の渡した手紙を確認し返してくれた。



「ありがとうございます・・・

それで・・・ちょっとすいません!

俺は、こういう所のを買った事なくて

良かったら色々教えて貰えませんか?」


「は、はい!私に分かる事でしたら・・・」


「じゃあ・・・とりあえず・・・女の子の亜人奴隷が

欲しいんですよ!戦闘ができる子が・・・」


「・・・せ、戦闘・・・あっ!

それでしたら、私が担当する亜人の欠損奴隷の

女性の方々なんていかがでしょうか?」



「欠損奴隷?」









「う~ん・・・

皆良さそうだけど、よくわからないなぁ

・・・すいません!!すいません!!!」


と俺は上の豪華な客室とは

真逆の薄暗く広い地下室・・・

ロウソクの明かりだけが

頼りのようなその場所で


床と鎖に繋がれた汚い腰布一枚しか付けてない

女性たちが一人一本ずつロウソクを持って

立っているのを横目にさっきの女の子を呼ぶと


「は、はい・・・どうかされましたか?」



「あの~よく見て決めたいので、

彼女たちに足や腕を動かしてもらってもいいですか?」

と聞いてみた!


「えッ?あ、足?・・・

あ、大丈夫で、い、いえ、すいません

、問題ありません!

好きに命令したり、触ったりして頂いて構いません!

奴隷は物ですので・・・


あっ!

そ、それに彼女たちなら、

どの子も素晴らしい子ばかりです。


仲間を庇ってケガした子や

一人ダンジョンの奥地で自ら囮になり

仲間を逃がした子!

ソロで戦ったてた子もいるんですよ!

まあ、・・・ここにいると言う事は結果的には・・・

・・・そ、その・・・すいません・・・」

とうつむきながら、少し涙目になっていた。



「・・・・・・・・・・・・」

俺は彼女の反応が少し気になり

返事をしないでいると


「な、何か?・・・ありましたか?・・・・」


「いえ、なんでかな?って・・・


だって、この大きな奴隷ギルドの中で

他にも亜人の女性はいそうなのに・・・

明らかに、もうあんまり戦闘が出来ないそうな

欠損亜人奴隷の・・・

彼女たちを進めたのかな?

と思いまして・・・」


「そ、それは・・・そのベル様が・・・

大変、お勧めするほどの錬金術様でいらっしゃるのを

先程の手紙から拝見させて頂いた時にわかったので

こんな暗い所にずーといるより外の明るい世界へ

出れる子がもしかしたらいるかも・・・と・・・」


「・・・ベルさんが?・・・」


「・・・はい・・・あの御方はお優しいですが、

滅多に人を推挙されない方ですので・・・」


「そうですか・・・ベルさんが・・・」

と俺は少し考え、奴隷の子たちを見始めると




「あ、あの・・・」


「はい?」


「こ、後学のためにお聞きしたいんですが、

錬金術師様なんですよね?」


「まあ・・・そうですね!

主にポーションですけど

・・・それが、どうかしましたか?」

と答えながらも、

羽が片方ない鳥人のお姉さんの片腕を持ち上げ

(脇は毛が少ないんだな

・・・でも・・・体はやっぱり細身か・・・)

と奴隷の品定めをしていた。


「い、いえ、なんで錬金術師のような

高額所得の方が

上の階のもっと綺麗で戦える人種じゃなくて、

亜人なのかな?と思いまして!」


「あ~・・・それは・・・

ちょっと言えないんですよ!

・・・ちょっと足開いて貰えます?」

と僕は床に手を突きながら、

ちょっと股を開いてもらった虎人のお姉さんの股

の間に頭を突っ込んで、下から眺めてみた。



(・・・やっぱり・・・尻尾は

お尻の付け根から生えてるんだ・・・

  ラムと一緒だな・・・)


と頭を引っ込めようとしたその時


(あぁっ!)

とうっかり見てしまったので、


すぐ立ち上がり


「ありがとうございます!(大声)」

とキレイな高校球児のようなお辞儀で

お礼を言うと


新人の人の方を見て



「ところで僕も質問があるんですが、いいですか?」


「え?なんですか?」


「なんで奴隷ギルドなんです?

スキルが奴隷魔法しかなかったとか?」


「えッ・・・そ、そうです・・・」

と彼女は答えにくそうだった。


(なるほどな・・・確かギルマスに聞いた話だと、

この世界スキルがすべてだから


平民で魔法スキルような珍しいスキルがあれば、

例え物が作る仕事に付きたくても、恋人がいても

領主に徴用されてしまうだったか・・・)





「わかりました!いいでしょう!

1人いくらですか?」


「はい!どの子も小銀1貨枚です!」


「という事は・・・全員で200人位いるから

大銀貨20枚位ですね!」


「ぜ、全部?・・・全部って・・・」

と彼女が驚いている中


俺は倍の大金貨一枚を渡し


「お釣りは上げます。

その代わりにお願いがあります。

丁度、ポスト商会が今度、北のミスリル鉱床を

大掃除するらしいので、その手伝いをさせます。

後で全員分のAランクポーションと装備費用等を

お渡しするので、ポスト商会に届けて貰えませんか?」


「こ、こんなに・・・あ、あ、ありがとうございます。

わかりました。このポルノにすべてお任せ下さい!」


(ポルノが名前?)

と思っていると


「それで・・・ここにいる子全部でいいんですよね?

奴隷紋はどこに?・・・」

とポルノさんに聞かれたので



「尻の付け根に!」

とお願いすると


「かしこまりました。

じゃあ、みなさん行きましょう!

もう出られるんですよ!」

と奴隷の子たちに言うと


「やった!あたし達出れるんだ!」


「ありがとう!ご主人様!」

とみんな大喜びで階段を上がっていくが


一番奥に倒れている女の子がいた。


(大丈夫か?)と俺は心配になり近づいて行くと


「うっ!」






マーン(296歳)メス レベル395

魔族 サキュバス 

元魔王軍 諜報班隊長 元公爵担当


賞金首 白金貨40枚 

支払い済(受取:タダシ・セキネ)


HP20/3900(男精不足状態)

MP0/3450


スキル

諜報 誘惑 毒属性魔法  暗殺

変身 潜入 罠解除 罠設置 槍技





「・・・すいませーん・・・これは返品してく・・・」

と俺が言いかけると、階段の上から


「出来ませーん!」



「あっ・・・そこはシビアなんだ!」













エンロ―メイン通り ポスト商会 食料品売り場


「ね~・・・ご主人様!

どんな子買ってくると思う?やっぱり獣人の子かな?」

とラムが、隣で食料棚から塩と小麦の袋を

下ろしているモーに聞くと


モーは、ラムの籠に商品を入れながら


「ん~・・・

やっぱりHな肉付きの~女の子ですかね~・・・

テンさんはどう思います?」


「・・・美人で肌の色がキャラメルか、黒!」


「「なんで?」」


「なんとなく!」


「「・・・・・・・」」


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