39 新人プレート
おはようございます。
そして、明けましておめでとうございます。
39 新人プレート
ザっ!ザっ!ザっ!
俺たちは服を着て・・・
いや、正確には俺だけが服を着て
ラムたちは、裸にコートのみだったが
とにかく、宿に戻っていった。
「よし!帰ろう!ホッパーへ
・・・くそ眠いけどな・・・」
と俺がボヤきながら言うと
「あっ!そうだ!」
「んっ?どうした?ラム?」
と俺が後ろを振り返ると
「あっあれか!ゴメン!ご主人様!
アタシらしばらく、口と手でしか、できない!」
と突然、テンが話始め、
最初は何のことか分からなかったが
「口と手って何が・・・って何?
なんで?なんで出来なんだよ!
嘘だろ?頼むよ!俺の相手をしてくれるのなんて
お前達しかいないんだよ!
頼むよ!テン!頼むよ!
俺を・・・俺を見捨てないでくれ~!!!」
とすがるようにテンの足にしがみつくが
「でも~・・・あの日なんですよ~!」
とモーが泣きじゃくる俺の頭をナデナデしながら
言ってきた。
「グスッ!・・・あ、あの日?・・・
・・・あの日って・・・あ~女の子の日か!
えっ?モーも?・・・って事は3人同時って事?」
と俺が3人を見ると
コクっ!!!
と3人がうなずいた。
なんでも普通、獣人のパーティーの場合
仲がいいのは勿論だが、月の物も大体
同じ位の者と組むらしい!
そうでないと元気な者が暇になり
結局、1ヶ月に何回も休まなければ
ならなくなるとか・・・
「そっかー・・・じゃあ、しょうがないな!
お前たちを妄想しながら、一人でやろう・・・
慣れたモンだよ!
まっ!俺も長時間、持つようになったし
・・・10秒位かな(小声)・・・」
と俺がつぶやくように言うと
「そんなのダメだよ!
親に顔向け出来ないじゃない!」
とラムが興奮し始めた。
「えっ?お、親?」
「そうだよ!そんな事される位なら、
血だらけになるけど、しようよ!」
とテンを興奮し出した。
俺はたじろぎながら
「ど、どういう事?俺、なんか変な事言った?」
とオロオロしていると
「は~い!」とモーが手を挙げて
「ご主人様が
新しい肉奴隷を~奴隷ギルドで~
買えば問題解決だと思いま~す。」
「「あ~・・・なるほど!!」」
と
ラムとテンが納得する中、俺は
「・・・・・・・・・・・」
エンロ― 奴隷ギルド前
バタンっ!(軽トラのドア音)
そんな訳で俺は旅に必要な物はラムたちに任せて
古風なレンガ作りの3階建ての奴隷ギルドに
軽トラで来た。
「いや~・・・しかし、獣人の女の子って凄いな~!」
ラムたちが、俺が自分でする!と言って興奮したのには
彼女たちなりに訳があった。
ようするに
獣人族は、村単位で交配を重ねる上に
基本、ヘリウム並みに尻が軽いため
ほっといても、凄い勢いで交配、出産を繰り返し
みるみる獣側へと血が濃くなり、世代を追うごとに
非常に頭が悪く、粗暴で精神的に軟弱な子供が
大量に産まれてくるらしい・・・
そんな状況を覆すために獣人族が昔から取る風習が
他の種族の血を、種を混ぜる事だそうだ!
そして
この広い異世界の中でも、
エルフにドワーフなど多種多様な種族がいる中
一番、獣人族に好まれるのが、人族の男らしい!
なのに、そんな獣人族の待望の人族の子種を
一滴でも無駄にするなど、
一族をいや、全ての獣人を
獣以下に落とす行為に等しいとか・・・
もし仮にそういう場合が起きた時は
姉、妹、隣の妊婦にピンチヒッターに
なって貰うかだが
それすらもいない、
もうホントに最悪の事態の時は
最後の最後の手段として
「その時は、・・・母親か弟に頼むしかないよ!」
とテンが一切の迷いない眼で言い放った為
「「「・・・・・・・」」」
俺とラム、モーは只、
立ち尽くしていただけだった。
「いやー、しかし、ラムがお母さんに
人族の奴隷に成れた上、毎日毎日、朝晩たまに昼と
色んな所で、して貰ってる!
なんて、手紙を書いてたなんて・・・
知らなかったなぁ~
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・は~・・・会いづらい・・・」
因みにラムとテン、モーの家族、
一族は勿論、村を挙げて
祝賀会を開いたらしい・・・
ガチャっ!
「すいませーん!
ポスト商会の紹介で来たんですけど~!」
と俺はベルさんの紹介状を持って
奴隷ギルドのドアを開けた!
「はーい!!」
ギルドに入った俺に最初に答えてくれた子は
(・・・可愛い子だな・・・)
胸に新人のプレートを付けた人族の女の子だった。
ホッパー北 ミスリル鉱床ダンジョン
闇ギルド内
「なあ、聞いたかよ!ホントにこのダンジョンを
ホッパーの錬金術師が手に入れたらしいぞ!」
「ああっ!聞いたぜ!
でも、今、ボスが話をしてるヤツの
話じゃ、ソイツをやればウチのボスをここの貴族領主に
してくれるらしいぜ!」
「ホントかよ!そりゃ、いい!って事はあれか?
俺が貴族のお抱えって訳か?」
「そうだな!俺もだ!ぎゃはははっ!」
「がははははっ!」
と闇ギルド内で手下たちが騒いでいる中
応接室では
「じゃあ、ホントに間違いないんだな?
公爵家の執事・・・あ~いや、
未来の国王陛下の執事さんよ~・・・・」




