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36 敵か味方か?

こんにちは!

皆さん、お久しぶりです。

やっと会社が冬休みに入ったので

書かせて貰いました。


今年も残りわずか

宜しくお願いします。


―――――――――

36 敵か味方か?


くすくす!

「何あれ?」

「わかんない!

ウーマ姉さんのお仕置きじゃない?」


くすくす


俺は今、華やかな歓楽街に来ている!


フワフワと浮かぶ

ピンクや白の不思議な光!


通りの角や2階の窓から

こちらを笑いながら覗き込む

薄着の女たち


そして、パン1、鎖・手錠で

美女に引かれて行く俺だ!


「・・・なんでだ?・・・

・・・なんでこうなった?・・・」


と俺は必死に考えるが

セクシー美女のお尻が前を歩いてるので


(す、スゲぇ・・・って違う!)

と、まんざら でもなかった・・・



カパッ!カパッ!カパッ!


ジャラララッ!


「ここよ!」


とウーマさんが止まり

俺もさすがに辺りを見渡すと

歓楽街の一番奥にある、

一際、大きい建物の前に来た。


俺は見上げつつも

(ピンク?

このデカい建物が全部ピンク一色!

こんなの元いた世界でも

見たことないぞ!)

と驚いている。


しかも、店の前には人の山!

男性も多少はいるが

そのほとんどは、獣人の女の子だ!


すると


周りの女の子たちが

「きゃー!ウーマ様よー!

って何よ!あの後ろの変態男!」


(う、うるせー!くそッ!

誰だ?誰のせいだ?

誰のせいでパン1なんだ?)

と一人心の中で叫んでいると



「待って!あの人族、

鎖で繋がれてるわよ!

きっと私たちみたいに

可愛い獣人の女の子が勇気出して

誘ったのに断ったクソ野郎に

ウーマ様の天誅が加わったのよ!」



(俺が断るだと!舐めんなよ!

どんなお誘いでも、俺は断りません!


だが、お前ら注意しろよ!

お前らが誘っても、

決して満足出来ないからな!

・・・まあ・・・その・・・

・・・俺が下手なのが原因なんだが・・・)

と俺は下を向き、

言い返せない自分にガッカリしていると


「そうかなぁ?どっちかって言うと

断るって言うか

断られてきた感じがするんだよなぁ?

で、ウーマさんの美しさに

頭おかしくなってこの様とか?」


(くッ!なんてやつだ!?

ノーヒントなのに

勘だけで真実に行き着くとは・・・)

と見ず知らずの女の子に目をやると


一見、背中から翼が生えた

鳥の獣人の可愛い子の様だが






マーン(296歳) レベル395

鳥獣人種(変身中:魔族) 

魔王軍 諜報班隊長 元公爵担当


賞金首 白金貨40枚


HP3900/3900

MP3450/3450


スキル

諜報 誘惑 毒属性魔法  暗殺

変身 潜入  槍技



王都でうっかり対象を間違えて暗殺し、

その上、そのまま魔族の姿で逃げた為

賞金首となり、近衛兵団にも

冒険者ギルドにも治療院ギルドにも勇者にも追い回され


結局、逃げるようにしてエンローにかけ込むも


逃げる際、大事な大事な、金貨の袋と豆の袋を

間違えて持ち出した為


宿にも泊まれず、食うのにも困り


何とかボロボロの空き家と

クソのような仕事だけはある

エンローの貧困街に潜伏していたが


昨日のゾンビ騒動で貧困街は燃えて隠れ家と共に

就寝中の部下たちはすべて焼死し


さらに担当していた公爵のアホが

王国戦線の補給の要 

エンローを攻略できなかった

責任を取って


ココの領主であるエンロー伯爵を

亡き者にせよと命令された捨て駒の魔族である。






(・・・な、亡き者?・・・)と

俺はパン1、なのも忘れ

ガン見していまうも


その子はそのまま、どこかに行ってしまった。



そこへ

「ウーマちゃん!ウーマちゃん!

やっと来たね!」

と執事のような格好の男が走ってきた。


「支配人?どうしたの?」


「どうしたの?じゃないよ!

突然、総支配人から連絡が来て

ウーマちゃんの知り合いの方と

今日は貸切にして差し上げろ!って

命令があったから準備してたら

急に1番客が入ってきて

少し待って貰えれば来ると思ってたら

ウーマちゃん全然出勤してくれないから

焦ったよ!一体、どうなってんの?



あっそうだ!


お待ちのお客様!すいません!(大声!)

本日は貸切です!(大声!)

どうか、お帰り下さい(大声!)」


「「「「「ええええええええ」」」」」

と店の前にごった返していた客たちが

一斉に嫌がるが


俺は

(やった!帰れるのか?

  やったーーー!)

と一人ウキウキだ!




そして 


ギチチチッ!

ときしむロープの下で


ブラーン! ブラーン!


と店の最上階の部屋の

天井から吊るされていた。


「・・・どういう事?・・・」








3時間前


エンロー伯爵 視点orサイド



ベル・ポスト総本店 貴族用客間


「なるほど!では、1時間ほど

ウチの店の一番人気の子と過ごしたい

という事で宜しいのですな?

エンロー伯爵?」


「う、うむ!頼む!ベル殿!」


「かしこまりました。

では、そのようにこちらで

手配いたします。

ですが、実は本日は、

当商会の大事なお客様の貸切なのです。」


「そうなのか?」

と俺はウワサの美人と話せないのかと

少しガッカリしたが


「はい!ただ、まだ時間も早いので

今からなら大丈夫でしょう!」


「そ、そうか!助かる!」

(貴族の特権だな!)


だが、俺はもう貴族な為

少しだけ頭を下げ、

そのままベル氏の部屋で

少し待つ事にすると


「エンロー様!支度が整いました~!」

と商会の案内の者が

下に馬車を用意して現れた!


俺の家の馬車で女の店に入るのは

さすがに一発で町中に知られるのでと

ベル氏の配慮だ!

ありがたい!


(昔は、普通に行けたんだがな・・・)

と一人、貴族になってからの息苦しさみたい

な物を感じながら、俺は店に送って貰う!


馬車はポスト商会の馬車なので

裏口からでも何も問題なく入る事

ができ、そのまま裏方の階段を

ずーーーーと上がっていく。



「なあ、今、店の前に人だかりがあったが

あれ全部、例の一番人気の娘待ちなのか?」

と俺をここまで連れてきた

ポスト商会の牛人の従業員に聞いた。


「はい!そうです~!

今日はまだ、少ない方ですが

休みの前の日などは~

あの3倍はいらっしゃいます~。」


「あれの3倍?そんなに人気なのか?」


「はい!それは、も~凄いです。

ウチのウーマは普段は冒険者なのですが

夜は光り輝く夜の華となりますので~


確か~本日は貸切とか~

いやー、お羨ましい!

さ、さッ!参りましょう!」

と案内役の従業員は店の中に進んでいく。


「そ、そうなのか・・・皆に悪いな・・・」

と俺は一人裏口でつぶやくも

店の中に入っていく。







「凄い・・・部屋だな?」

俺は王都でも自分の領地でも

かなり、裕福な貴族だ!


だがそんな俺でも関心するかのような

豪華で広い部屋へと案内された。


「はい!ここはウーマ専用のステージ付き

の大部屋となっております。

普段はここに1時間2000人ほどが

入れ替わりで入り

皆さん、ウーマとの楽しい時間を過ごされます。」


俺はそれを聞いて

「・・・1時間で2000人って・・・

それで幾ら取るんだ?」


「お一人金貨10枚にございます!」


「金貨10枚?!この街の平均月収より

多いじゃないか?」


「はい!それ故、皆様、資金を貯めて

こちらに来られます!

冒険者の方々は、大体ここで

散財される方が多いですかね!」


「そ、そうなのか・・・

わかった!ここで待ってればいいんだな?」


「はい!少々お待ちください!」







タダシ視点orサイド


ポスト商会 風俗部門 

エンロー支部 最上階ウーマ専用部屋



ブラーン!  ブラーン!


(くそッ!なんでこんな目に・・・)

と俺は吊るされながら、

頭の中で文句を言っているが

全然、逃げようとは思わなかった。


だが

俺は目を閉じ、30分前を思い出す!


ギュッ!ギュッ!

「んッ!んッ!」

とエロい息づかいのウーマさんが

細マッチョのエロい体で

ロープを巻き上げていく!


(くッ!ただ、ロープ引っ張ってる

だけなのに、なんてエロいんだ・・・

って違う!)と俺は首を激しく振り

気を取り直すと


「あ、あの・・・なんで・・・

俺は吊るされてるんでしょうか?」

とウーマさんに聞くと


「ちょっと、お客さん!入っちゃったから

1時間こうしててね!

待っててくれたら、

ここで朝まで楽しみましょ!」

と言われたからだ!








「待ちます!絶対に待ちます!」


このやり取りを俺は頭の中で

もう30分間ずーーーーーと

一人で繰り返しているため俺は逃げないのだ。



しかし、


ギー!と正面の窓が開き


「あははッ!やった!」

と誰かが入ってきた。





マーン(296歳)メス レベル395

魔族 サキュバス 

魔王軍 諜報班隊長 元公爵担当


賞金首 白金貨40枚


HP2670/3900

MP3450/3450(男精不足状態)


スキル

諜報 誘惑 毒属性魔法  暗殺

変身 潜入 罠解除 罠設置 槍技




(・・・あの子は、さっきの・・・)








王都  リストセット城 

国王執務室



「では、エンローは無事なのか?大臣!」


「はい!国王様!エンロー伯爵が

見事ゾンビのスタンピード(魔物暴走)を

押さえ込みました。ただ・・・」


「ただ、なんだ?大臣?」


「実は、この件・・・弟君の公爵様が

関わっているようなのです。」


「な、なんだと・・・」


「しかも、事もあろうか・・・

魔王軍とも関わりが・・・」


「そ、それは・・・誠か?

誠にアイツがそこまで・・・

なぜだ?なぜ?」

と国王は酷く落ち込んでいるが


大臣は

「・・・国王陛下!

どうも、この件は例の錬金術師が

絡んで解決しているようなのです。」


「な、何?錬金術師だと?」


「はい!例のトシコショックの

タダシとか言う者です。」


「・・・その者をここへ呼べ!」


「かしこまりました。」



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