34 全滅?
34 全滅?
凄く凄く高い天井の洞窟!
ふかふかの毛布の中で、俺は目が覚めた!
「・・・・・・・」
少しの間ボーと
遥か上の天井に夜空の星々のように
輝くクリスタルを見て
「・・・・・・・・・」
(俺は、今、間違いなく賢者モードだ)
と確信した。
世間で、どういうかは知らない!
だが、俺の中での賢者モードとは
完全に精神が欲望から解き放たれた
覚醒状態!
そう、例えるなら
透明度が100%のような
ダイヤのような心境だ!
その証拠に
今、俺の回りには美女たちが寝ているが
まったく、手を出していない!
ラムの可愛い寝顔が俺のすぐ横に
テンの小さめの体が俺の足元
モーのムチムチとして
それでいて、ひんやりとした体で
俺を包んでいる。
そう俺は今
(・・・満たされている!すべてが・・・)
俺は横目にボスの討伐報酬
キラキラと輝く財宝の山
をチラっと見て
ニヤッと
(・・・ふふふ・・・
これだけあればギルドに帰って、
あそこの棚の商品を全部買っても・・・)
「って・・・おぉーい!」
ガバッ!
と起き上がった。
ガチャッ!
「何?どうしたの?ご主人様!」
とラムが裸で剣を構え
ガシッ!
「何?何?何?」とテンが裸で弓を引き
「どうしました~・・・」
と裸のモーは目を擦っているがながら
裸で盾をかかえた!
俺は
「・・・今日でエンローに着いてから、
もう3日目じゃないか?」
と聞くと
「そうだよ!」
「いや、ラム!そうだよ、っじゃないぞ!
ギルマスはこっちに着いたら
3・4日でエンローを出発しろ!
って手紙には
書いてあったんだぞ!」
「だから?」
「だからってなんだよ!テン?
今から、地上に出るだけで
一日以上は余裕でかかるんだぞ!」
「なんでですか~!」
「なんでって、モー!
ここまで、来る時その位はかかっただろ?
おまけに代わりの馬車だって買わ・・・!」
と俺は慌てていたが
ラムとテンが転移石を
それぞれ見せてきた。
転移石:
ダンジョンから外に転移する魔道具
俺は裸のラムたちに
「・・・それ使って出るの?・・・」
「「「うん!」」」
「それ高いって言ってたけど、良いの?」
「「「うん!」」」
「じゃあ・・・もう一回する?」
「「「うん!」」」
説明しよう!
俺の賢者モードは、10秒と持たない!
エンロー貿易都市 メイン通り
カン!カン!カン!
ギーコ!ギーコ!
「おーい!いくぞ!」
「「「「せーの!」」」」
と大勢の男達により
ズザーーーーン!
長く頑丈な鉄柵が倒され、
片付けの最後となった
ポスト商会の出入り口がやっと
出入り可能となった。
「いやー、それにしても
最後のご領主様の決闘は
見事な戦いでしたな!騎士団長様!」
とベルは横にいる
街の防衛の解体作業終了を見届けていた
騎士団長に話かけると
「まったくです。それに、ご安心ください!
ベル様!情報を流した犯罪ギルドやそいつら
を手伝って捕まった者達はすべて
海の藻屑と消えました。
もはや、この街にあなたを傷つける者は
おりませんぞ!」
と満面の笑みの騎士団長!
「ありがとうございます!
これで、タダシ様とのお約束を
果たせそうです。
なんでも、王都の冒険者ギルドと
治療院ギルドの方々が動いてくださり
ホッパーのギルドが非常に
風通し良くなったと聞いて
おります。
早速、ホッパー商業ギルド長の
我が兄、ハッサンと連絡を取り
ミスリルダンジョンの件
を進めたいと思いますので
何卒、ご領主様にも
お伝えください!」
「かしこまった!では、私はこれで!」
と騎士団長はダンジョンの入り口へと
向かった。
エンローダンジョン前広場
「ようし!お前ら準備が出来次第潜るぞ!
気合入れとけよ!」
「「「「おおおおお」」」」」
ダンジョン入り口に
100人以上の高位の冒険者たちと
それを率いるギルド長が
激を飛ばしていた!
「ギルド長!今からですか?」
「おお!騎士団長!そうだ!
今から全員で潜って、中の確認をしてくる。
街の方はもういいのか?」
「ええッ!先ほど、ベル様の店を開けて
すべて終わりました。
貧困街は犯罪ギルドの連中が火をかけたので
焼け野原でしたよ。
お陰で、刑務所が貧困街の弱い者たちの
新しい住処です。」
「はははッ!なんだよ!それ?
まあ、やつらにしたら
住所が高級ホテルになったんだから
文句もねえだろ?」
「ええッ!
威張る犯罪者はいないし、水道もトイレも
ベットもあるって、子供からお年寄りまで
喜んでましたよ!
ところで・・・タダシさんは?」
「それが、いないんだよ!
多分、ダンジョンの中だとは
思うんだけどよ」
「えッ?そんな・・・
彼のマニュアルがあったから
今回の世にもめずらしい
ゾンビ・スタンピード(魔物暴走)
を被害0でやり過ごせたのに・・・」
と騎士団長が声を失うと
「ギルド長!ギルド長!?」
一人の冒険者が二人の所に
慌てて走ってきた。
「なんだ?どうした?」
「いや、今さっきダンジョンから
帰ってきた奴らが・・・」
とその冒険者が指差す方向に
「あッ!ギルド長だ!
やっほー!」
とテンが手を振っている!
「お前ら!無事だったのかー!」
「すいません!衛兵さん!」
と俺はこの町に入る時
顔見知りになった衛兵のオジサンと
冒険者ギルドのギルド長に
時間を割いてもらって
石作りの狭い詰め所で
ダンジョンの中での出来事
と話していた。
「つまり、この男の死体は
公爵家の諜報隊だと?」
と衛兵のおじさんが
石床に置かれた例のゾンビになった
覆面の男を見てそう言った!
「はい!鑑定ではそう出ていますし
俺がボス部屋に入った時には
もうすでに、こうなっていたので
多分、この人たちが今回の件を
引き起こしたと思います。
そこには、他の似たような格好の人も
いましたから」と俺は衛兵さんに
少し欠けた黒い石を渡した。
「でッ・・・それが・・・あの石か?」
とドラゴンの中に入っていたであろう
黒い石指して冒険者ギルド長は
聞いてきた!
「はい!その通りです。
一応まとめた書類はここに
置いておきますので
後でも、お読みください!」
と俺は、帰り支度をしたいので
詰め所を出ようとすると
「ああ・・・タダシ殿?」
と衛兵のオジサンが
「はい?」
「錬金ギルドが探していましたよ!」
「えッ?そうなんですか?
ありがとうございます。」
とラム達を連れて
俺は錬金ギルドへと向かった。
(なんだろ?納品のクレームかな?)
俺は錬金ギルドの建物のドアを開け
入ろうとした
その時
ドバターン!
「うわぁ!!!」
中から人が倒れてきた。
「えッ?」
俺は入り口の外kら錬金ギルドの中を見ると
「・・・ど、どうしたんだ?・・・」
錬金ギルドの中は
全員倒れていた!
王国の西 中洲島
ここは王国の山脈から西側の海まで
下る大きな川 ソリット川とその支流に挟まれた
一つの県の大きさ位ある三角形の中洲である。
その海沿いの駐屯地
王国軍は勇者の復活により
魔王軍を後退させ、取り戻した。
そして、その立役者の勇者は
「あ、あの勇者様?」
「なんだ?」
「い、いや、そ、その・・・・」
と平民出身の若い宮廷魔導師は
自身の前で勇者が躊躇いもなく
装備を外していくのを見て
かなり、かなり戸惑っているが
「今日もするだろ?」
と言いながら、普通に勇者は
上着も脱いでいく。
男は意を決して
「そ、その事なんですが
ま、不味いと思うのです!
こ、こういうのは・・・(小声)」
と勇者のテントの中から
他に聞こえてはならないので
小声で話すが
スルスル!
「不味いって?」
と勇者は下の服を降ろし
綺麗な足を出していく!
「いや、だから・・・
私は宮廷魔導師なのです。」
「知ってるよ!」
と勇者はブラを着けたまま
男に近づく!
「そ、それに・・・私は平民です!」
「それも、知ってる!」
と勇者は男に胸を当て
後ろのホックを外した。
「そ、そ、そ、それに
・・・ぼ、僕は・・・」
と男はテントの上にぶら下がる
魔導ランプを見てなんとか誤魔化そう
と必死だが、勇者は男の下半身の硬くなった
部分を触りながら
「・・・これを・・・
いつもみたいに口写しで・・・
・・・ね!・・・」
と勇者はニコッと笑うと
男にポーションを握らせた。
Bランクポーション:
欠損はある程度、だが傷、疲労は完全回復!
ラムの裸体型ビン
注:口に含むだけで媚薬効果(中)!!




