起源のサイクロン
私は魚たちのプロレスを見ていた。
実況する魚
「これは激しいエルボ~!」
解説する魚
「効いていますね、だが死んだ魚の目をしていません、まだまだこれからです」
私
「面白いですね」
隣にいる魚
「あぁ~大土呂勇気はあと2勝でチャンピオンだからな!皆この試合に注目してるのさ」
私
「へ~」
隣にいる魚
「・・・」
私はプロレスをそこらへんにいた魚と海岩に座って眺めていた。
私のことを見た魚は私を2度見、いや5度見くらいした。そして
隣にいる慌てた魚
「に、、に、、、」
口をパクパクさせ始めた。
隣にいる叫ぶ魚
「人間だ~!!!!」
私
「?」
一斉に私を見る魚たち。
観客の魚、実況の魚、戦っていた魚でさえ試合を中断しこちらを見ていた。
魚たち
「わあああああああ!!!!!!!!!」
「見られた!見られちゃったよおお!」
「だから音楽がでかすぎるっていったんだ!もう終わりだ~!」
「我が君・・・許しておくれ・・・」
実行をしていた魚
「サイクロン!サイクロンの用意をしろ!」
私
「何を慌ててるんです?」
隣にいる魚
「いやあんただよ!?原因!?」
私
「プロレス見てただけなのに」
どうやら魚たちは人間である私に見られたことを焦っているらしい。
スタッフらしき魚
「サイクロンの準備が出来ました!」
実況をしていた魚
「よし!この辺り全域に発動しろ!!」
どの魚だかがそう言った後、潮の流れが変わった。
だんだんと海水が渦巻いて、海の嵐を作り出した。
魚たちは平気なようで、どこかへと一目散に泳いでいくが私は体が飛びそうだった。
隣にいた魚
「ではさらばだ…。二度と会うことは無いだろうがな…ん?」
私は隣にいた魚の尾びれをつかんでサイクロンに抗っていた。
私
「離さないよ」
隣にいた魚
「ぎゃ~~~~~~!!!!!!!」
隣にいた魚は泣きながらほかの魚と同じ方向に逃げていく。
これでアジ助に近づけるといいのだが
私
「今行くからね、アジ助」
魚たちはこの出来事を後にこう名称した。
起源のサイクロン、逆転競争曲の始まり。と。




