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ネクロマン・サイカ  作者: アフ郎
アジ助編
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33/83

音の正体

私たちはオーランド海を着実に進んで行った。大体半日くらいたっただろうか。

太陽の光が届かなくなってきたから、夜になろうとしているのだろう。


ゴンダス

「今日はもう海上に上がろう」


ゆきの

「そうね、夜は暗いから危険な行動は避けたほうがいいと思うわ」


私たちは会場に簡易いかだを召喚して、その日は休むことにした。

オーランド海・いかだの上 PM9:00

いかだの上でドロップ品「海豚肉」を料理している一向。

こんな事をしている間にも、アジ助は危険な状況にあるかもしれない。


「ちょっと近くを潜ってくる」


バル

「こんな時間にか?」


「すぐ戻るよ」


漆黒の狩人

「お気をつけて、んふふ」


私はゴンダスとゆきのさんに気付かれないうちに、海に潜った。

10分ほど深く潜っていると音楽が聞こえた。


♪♪♪


「海中に音楽?」


怪しい…私は音の聞こえる方へと泳いだ。

だんだんと音がよく聞こえるようになってきた。音楽のほかにも、何かを鳴らす音、歓声が聞こえてきた。


しばらくして、岩の隙間を見つけた。

爆音の音楽がなかったら気づくことはないだろう小さな隙間。

私は隙間に入ってみた。


マイクを持った魚

「つづいては~!本日のメインイベント!!!お待ちかねのスーパースターの登場だ~!」


魚の歓声

「うおおおおおおお!!!!!!」

「待ってました!」


「これは・・・」


マイクを持った魚

「赤コーナー!!次世代のエースと呼ばれる赤き鱗ぉ!その眼光は激しく!黒く!輝いています!真鯛勇気(まだいゆうき)~~~!そして~・・・」

「青コーナー!!現在FPTベルト通算98回防衛中の最強王者~!人気もただいま絶好調!大土呂弘樹(おおとろひろき)~!!これより、FPTベルトをかけた~」


「タイトルマッチを行います!!!」


魚の歓声

「うおおおおおおおお!!!!!!!!」


魚が、プロレスをしていた。

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