アジ助との別れ
戦士の丘
今は亡き伝説の戦士「ムボルタス」が世界初の戦士として覚醒した場所。
という設定のこの地は港町オーシャンへと続く長い下り坂だった。
辺りにはフラワーゴブリン。プリティドラゴン。ラビラビッットなどのかわいらしいモンスターがたくさんいた。
戦士の丘って感じでは無いんじゃないのかと思いながら一向は勢いよく坂を下り、港町オーシャンに到達した。
港町オーシャン
私たちのいる大陸、その最南端に位置する小規模の港町。潮の香りに誘われた釣り人が、新たな浪漫を求めてこの地を訪れる。
釣り具屋。ルアーショップ。海鮮レストランなど海にちなんだ施設も多い。
「アジ(眩)」
アジ助は眩しそうにしている。
ゴンダス
「目的地に到達っと、ご苦労さん」
ゴンダスは皆に労いの言葉をかけた。
漆黒の狩人
「あっという間につきましたね」
私
「あなたは地図書いてただけでしょ」
私がそう言うと、漆黒の狩人は「んふふ」と笑った。気持ち悪い。
私たちはアジ助を港町オーシャンのビーチに連れていき、そこに放してみた。
「アジ~」
アジ助は気持ちよさそうに泳いでいた。
始まりの村からここに来るまで、源五郎にもらった釣り餌を与えていたのだがアジ助は少し太っているようだった。
アジ助が見えなくなった。
私
「・・・あ」
10分ほどたった後アジ助は帰ってきた。
私はほっと安心した。
アジ助の横にもう1匹アジがいた。
「アジ(友)」
アジ助はコミュ力が高いようだ。あっとういう間に友達を作ってきたようだ。
アジ助と美味しいアジは会話をしているようだ。といってもうなずいたりしているのはアジ助だけだが。
アジ助は驚いたり、怒ったり、うなずいたりした後に私のほうを見た。そして
「アジ(ちょっと行ってくる)」
と頭を下げて、もう1匹の美味しいアジと一緒に海に潜っていった。
私
「アジ助!」
私は必死に止めようとしたが、アジ助が帰ってくることはなかった。




