↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/138

学園生活と異変の始まり7

徹夜で書いたので言葉が変なところがあると思いますので、見つけたら教えてほしいです

 俺たちは模擬戦の反省会を終えていたが、まだファストフード店にいた。理由は俺が気になることがあったので付き合わせている状態だ。


 「鬼龍君は精霊と契約したいの?」


 朱里は俺に訊いてきた。

 正直契約したいと思っている。理由は、白の力が強すぎるので実技の授業ができないからである。

 白に手加減させるという方法もあるが、白はまだ子供のため手加減が難しいので手加減を失敗する危険性があるのだ。

 強いにこしたことは無いのに、強すぎてダメってどうかと思う。弱いよりは強い方がいいのに。


 「ああ、契約ができるなら。契約したいな」


 俺は素直に契約したいと言った。


 「あのね、正直私の方法は自己流だから失敗するかもしれないよ?」


 朱里は「それでもいいのなら教えてあげる」と言った。

 俺からしたら願ってもないチャンスだった。

 精霊と契約する秘術は、知る人の少ない秘術だ。だが、俺は知る方法がある。だが、そのためだけにその方法を使うのは少々めんどくさいのだ。

 だから、朱里の返事を聞いたときは正直うれしかった。


 「ああ、構わない。教えてくれるか?」


 俺は朱里に頭を下げた。

 頭を下げる価値があると判断したのだ。


 「頭を上げてよ鬼龍君。これからも仲良くしてくれるなら教えれることは教えておげるからさ」





 夕焼けが見えなくなりそうな頃

朱里がここではできないからと言って近くの公園に場所を変えた。

 この公園には遊具は一つもない。表現するのなら自然を残した公園という感じの公演だった。

 この公園は原っぱが広がっており、公園の外側を囲むように木々が生えていて、中央には大きな池がある公園だった。


 「この公園でよく朱里と遊んだ」


 雫が懐かしそうに周りを見ている。

 恐らく朱里との思い出の公演なんだろう。


 「ここ、落ち着く」


 白はここが気に入ったみたいで芝生の上に寝っ転がっている。

 確かに落ち着くな。


 「えっとね、私が初めてサラマンダーを呼び出したときは、火に話しかけたんだ」


 朱里が突如話始める。

 いきなり話すのかよ。

 てか、火に話しかけるってどういうことだよ。


 「精霊っていうのはね、自然そのものなんだよ。つまり、精霊はそこら中にいるってことだったんだよ」


 朱里は俺の思っていたことが分かったわけではないと思うが、俺の疑問になっていたことを解説してくれているみたいだ。


 「つまり、火に話しかけたら、サラマンダーが姿を現したってこと?」


 俺は予測で解釈して、合っているか朱里に確認した。



 「そういうことになるかな。ごめんねよくわかんないよね」


 あかりはあ、あはは~と笑いながら謝ってきた。

 朱里が言いたいことはなんとなくわかった。

 小さいとき少しだけ本で読んだことがある。

 精霊は自然そのもので、精霊は人を選ぶって。前者は朱里も同じことを思っていたらしい。つまり、朱里の言っていることは正しいかもしれないのだ。


 実際木に話しかける人はめったにいない。要するに自然に話しかけないということだ。話しかけなければ答えが返ってくるはずもない、精霊も話しかけられないから、かかわろうとしないだけだ。

 何が言いたいかと言うと、精霊は人間に無関心だから、精霊に関心を持ってもらうように話しかけるってことだ。


 「いいや、大体わかった。ちょっと試してみる」


 俺は朱里にそう言った。

 試してみるか。


 「精霊よ、我の前に姿を現しておくれ、汝の姿を見せておくれ。さすれば我は汝たちの味方となろう。だから、汝も我の味方となっておくれ」


 俺は無意識のうちに祈るように喋ってた。俺は既視感を覚える、記憶にはないが昔似たようなことをやったことがあるような。


 『君誰? 人間じゃないよね』


 どこからか声が聞こえてきた。その声はまるで風の音の用だった、しかし、耳障りではなかった。

 恐らく風で音を出しているのだろう。俺直感でそう思った。

 今の声は俺以外にも聞こえたようで、皆周りをキョロキョロ見ている。

 よかった俺たち以外誰も居なくて。


 「いや、今は人間だよ。俺の名は龍神鬼龍。龍王と呼ばれる者だ」


 俺はこのチャンスを逃したくはなかった。だから、雫が居るのも承知で相手に話しかけたのだ。

 後で雫には口止めが必要だな。


 『そう、あなたが龍王様だったの』


 風の声がそう言うと、目の前に大きな光の玉が姿を現した。

 風が吹き荒れる。

 大きな光の玉は人の姿になっていく。

 そこに姿を現したのは、可愛らしい少女だった。

 服は見たことのない服を纏い、腰まである長い髪は瞳と同じでエメラルドグリーン色のきれいな色だ。


 「私は風の精霊王シルフィード、よろしく」


 シルフィードと名乗る少女の正体は風の精霊王だった。

 だが、ここに居る皆はそれが事実であることを本能で理解した。

 本来の姿ではないにしろ、四神の一角である白より強いと鬼龍は感じ取った。

恐らくは、今の姿の鬼龍とほぼ互角にすら感じる力を持っている。

 そう、白と時雨は感じた。

 朱里と雫は凄すぎて何も考えれなかった。


 「ああ、よろしくシルフィード。」


 俺はどうしたらいいかわからず。とりあえず、返事を返してみた。


 「なあ、俺と契約してみないか?」


 俺はシルフィードを呼んだ理由を思い出したので、訊いてみた。


 「いいよ~ 私、あなたに興味があるから」


 シルフィードは驚くほどあっさりと了承してくれた。

 俺はここまで来て一つ疑問に思ったことがあった


 「一つ質問なんだがシルフィードってのは種族名じゃないのか?」


 俺は不思議とその疑問が頭に浮かんだ。聞きたいことはそれ以外にもあるはずなのに。


 「ああ、違う違う。シルフィードっていうのは今代の女王の称号みたいなもの。男だったらシルフって呼ばれるよ。」


 シルフィードの性格は無邪気な少女みたいと言うことが分かった。


 「そうだったんだ。疑問も解決したことだし、契約の儀を始めるか」


 俺はそう言うと自分の指先を爪で切った。

 龍神家の契約の儀は血を使うのだ。契約の儀は色々なところで使われるため、鬼龍も手馴れていた。

 指から血がにじみ出る。その血をシルフィードが舐めとる。

 なかなか察しがいいな。

 俺の血を舐めれば契約は終わりだ。

 今回の契約の内容は、俺の眷属になるということだけだ。それは、シルフィードも理解しているのだろう。そして、このことはシルフィード以外わからないだろう。


 「これで俺の使い魔だ。改めてよろしく」


 俺はシルフィードに改めてよろしくと言った。


 「こちらこそ、主様」


 シルフィードから主様って呼ばれるのは違和感があってなんか嫌だな。


 「鬼龍でいいよ? シルフィード」


 俺は気軽に名前を呼んでほしかったのでそう提案した。


 「わかったキリュー。 私も長いからシルフィーでいいよ~」


 シルフィーからもシルフィーと呼んでいいよと提案が出たので、俺もシルフィーと呼ぶことにした。

 ところで、皆はどうしたのだろうか? いつまでも黙って。


 「みんなどうしたんだ」


 俺はいつまでも声を発しない皆にどうしたか訊いた。


 「先輩たちは、恐らく緊張で声が出ないんだと思うよ」


 俺がどうしたのか気になっていたら時雨が答えてくれた。

緊張? あぁ前に刹那たちが黄龍達にあったときみたいなものか。なら、シルフィーに力を抑えてもらうしかないな。


 「なあ、シルフィー力を抑える事ってできないか?」


 俺は変な質問をシルフィーにした。


 シルフィーは風の精霊王だ、そんな彼女が力の制御ができないはずがないのに。


 「できるけど、どうして?」


 シルフィーは首をかしげて訊いてきた。

 まあ、そうなるよな。


 「二人はあんまり高次元の存在にあったことが無いから、一種の金縛り状態になっているんだよ。だから、力を抑えてくれないか?」


 俺はシルフィーにお願いしてみた。


 「キリューがそう言うならしょうがないや」


 シルフィーの体が小さくなっていく。大きさは手のひらサイズになった。この状態でも強さはサラマンダーより遥に強い。

 だが、だっきよりは明らかに弱い。これなら大丈夫なはずだ。


 「二人とももう大丈夫だろ?」


 俺は二人をみて大丈夫か訊いた。

 見る限りでは相当疲労しているみたいだ。まあ、無理もないだろう今日は授業もあったうえ、放課後に模擬戦もして魔力がほとんどない状態で行為の存在にあったのだから。


 「少し休めば大丈夫だと思います」


 「わたしも」


 二人は糸が切れたように尻餅をついた。

 腕時計を見たら、今は午後八時半になっていた。

 もうそんな時間か、今の状況を警察に見つかったら少し面倒なことになりそうだな。


 「二人とも、動けるか?」


 俺は無理だと思ったが一応聞いてみた。


 「無理っぽいかも。もう少し休ませて」


 朱里からは返事があたったが雫は首を横に振ることしなかった。本当にだいぶ疲れているということなのだろう。

 しょうがないか。


 「二人とも一旦俺の家で休んでくれ。このままここに放置するわけにもいかないからな」


 俺は二人にそう言った。

 二人はうなずくだけで何も言わなかった。

 こんな時間に女子高校生を家に上げるなど普通は無いが、今は緊急事態だからしょうがない。どっちかというと、こんな時間にこんな所で女子高生二人が座り込んでいて、しかも、精霊を召喚していることの方が問題だ。

 街中の許可されていないところで、異能を使うのは基本的には禁止だ。だがこの公園は迷惑を掛けない異能ならいい。問題は召喚獣がダメだということだ。

 幸い引っ越しの荷物も昨日全部片づけ終わったから家に入れても問題はない。


 「じゃあ、転移魔法で行くからな」


 俺は転移魔術を使うと言った。それは、皆に教えるためのものだ。

 ちなみに、魔法と魔術の違いは。魔法が個人個人の特性や遺伝による能力に対して、魔術は魔力を持つ人ならだれでも使える技術のことだ。


 「じゃあ、転移するからな」


 その後俺の家で二人が休んで帰ったのが午後十時だった。

 特に晩飯をごちそうした以外別段何もなかったので特に記載しないでおく。


今週中にあと一話は投稿します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。