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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
記憶
57/76

みんなの顔紹介??~琴音side~

前半だけ本編&まじめ 笑


「ね、藍川さん」

「何?」


普段、あんまり話さないクラスメイトが興奮気味に話しかけてくる。


「泉川さんと柳瀬君って、子供できたってマジ??」

「は?」


確かに、芽衣と柳瀬、付き合っていた2人が同時に休むのは何か怪しい。

私だって、事情を知らなければ、勝手な憶測をするだろう。


だけど、ムカついた。


バンっ

思わず、鞄に詰め込むはずだった教科書を机に叩きつけてしまった。


「え、やっぱマジなんだ?」


目を輝かせるクラスメイトに、キレてしまった。


「2人はそんな理由で休んでないし!!

 大体、あの2人が別れたことみんな知ってるでしょ!!

 それを何も知らないで、勝手に噂たてるのやめてよ!!」


とりあえず怒鳴った。

その子はびっくりして、一目散に自分のグループに戻ってコソコソ話を始めた。

群れる奴ほどイラつく!!


「藍川、何キレてんの?」


あの事件の後、何とか和解して、話すようになった山本だった。


「知ったかぶりの奴らが、勝手に噂たててるからムカついただけ」


あーイラつく!!


「琴音~そんなに怒んないでよ~、ね?」


黙ってればなかなかの可愛い系イケメンなのに、わざわざキモいことしてくれる敦也。

黙ってればカッコいいのに。


「うざい!!」

「あは、俺ドMかも」


私達のやり取りを見ていた山本が、口を開いた。


「あのさ、アタシも柳瀬のお見舞いに行ってもいいかな?」


は?


これには、私も敦也も驚いた。

マジ?


え?マジ?


「あの、その・・・話!ちゃんと聞きたいから・・・」


いつも自信に満ち溢れてる山本が、こんなに下手に出るなんて・・・。


「私達じゃなくて、芽衣に聞きなよ」

「え?」

「柳瀬のこと、一番大事にしてるから」


芽衣には本当に、頭が上がらない。


「でも、泉川いつ学校くるかわかんないし・・・」

「水曜日には来るから」

「・・・わかった。ありがとね」


そう言って微笑んだ山本は、やっぱり美人。

切れ長の目は、何かエキゾチックだし。

腰まである長く美しい髪は、どんなリンス使ってるのか気になる。


それに比べて私は・・・。

乾かすのが面倒だから、髪はいつもおかっぱ気味のボブだし。

無駄に身長高いし。

口も性格も悪いし、女としてはありえない。


でも、そんな私でもいいって言ったのは、敦也だった。


栗色のふわふわした猫っ毛。

大きな瞳に、小さな唇。

可愛い顔とはアンバランスな体格。

学年で2位って言われたぐらい。

あ、でも、2位っていっても有川と同立って言われてたし、1位は勿論柳瀬。


有川は、インテリ系イケメンなんだよな。

まずしゃべり方が丁寧。

どっかの企業の御曹司って言われてるだけあって、礼儀正しい。

顔なんか、カッコいいって言うより美しい??

遠くを見つめてる表情が、すっごく儚い。


千葉は・・・長続きはしないけど、彼女は常にいる、みたいな?

チャラいけど、結構キザだったりする。

肌は小麦色にこんがりと焼けている。

金髪が異常に似合っていて、片方だけのピアスに負けないぐらい光る白い歯。

ちなみにクラス3位。

まあ、カッコいいではある。


私の親友・芽衣は、鳥肌立つくらいの美少女。

常に潤っている黒髪と、これでもかっていうぐらいの小さな顔。

黒目がちな目は、いつも優しげ。

高くはないけれど、小さい鼻はバランスよくいいところに収まっている。

おまけに声がすっごい綺麗!!

歌も超上手いし、まさに奇跡の歌声。

清廉潔白、なんて言葉は芽衣のためにあるようなもの。

まさに、大和撫子。


学校1かも!!と言われている柳瀬はもう、下手な芸能人なんかじゃ歯が立たない。

敦也の情報で、お母さんがハーフらしくて、柳瀬はいわゆるクウォーター。

少し青みがかかった切れ長の目は、見つめられたら瞬殺!らしい。

クセのない綺麗な黒髪や、きめ細かく、そばかすとかニキビの跡すらない肌。

180cmの身長もあって、尋常じゃなく長い足。

座高は174cmの千葉と同じらしい。

マジ、カッコいい。


てか、この高校美形率高くね??









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