みんなの顔紹介??~琴音side~
前半だけ本編&まじめ 笑
「ね、藍川さん」
「何?」
普段、あんまり話さないクラスメイトが興奮気味に話しかけてくる。
「泉川さんと柳瀬君って、子供できたってマジ??」
「は?」
確かに、芽衣と柳瀬、付き合っていた2人が同時に休むのは何か怪しい。
私だって、事情を知らなければ、勝手な憶測をするだろう。
だけど、ムカついた。
バンっ
思わず、鞄に詰め込むはずだった教科書を机に叩きつけてしまった。
「え、やっぱマジなんだ?」
目を輝かせるクラスメイトに、キレてしまった。
「2人はそんな理由で休んでないし!!
大体、あの2人が別れたことみんな知ってるでしょ!!
それを何も知らないで、勝手に噂たてるのやめてよ!!」
とりあえず怒鳴った。
その子はびっくりして、一目散に自分のグループに戻ってコソコソ話を始めた。
群れる奴ほどイラつく!!
「藍川、何キレてんの?」
あの事件の後、何とか和解して、話すようになった山本だった。
「知ったかぶりの奴らが、勝手に噂たててるからムカついただけ」
あーイラつく!!
「琴音~そんなに怒んないでよ~、ね?」
黙ってればなかなかの可愛い系イケメンなのに、わざわざキモいことしてくれる敦也。
黙ってればカッコいいのに。
「うざい!!」
「あは、俺ドMかも」
私達のやり取りを見ていた山本が、口を開いた。
「あのさ、アタシも柳瀬のお見舞いに行ってもいいかな?」
は?
これには、私も敦也も驚いた。
マジ?
え?マジ?
「あの、その・・・話!ちゃんと聞きたいから・・・」
いつも自信に満ち溢れてる山本が、こんなに下手に出るなんて・・・。
「私達じゃなくて、芽衣に聞きなよ」
「え?」
「柳瀬のこと、一番大事にしてるから」
芽衣には本当に、頭が上がらない。
「でも、泉川いつ学校くるかわかんないし・・・」
「水曜日には来るから」
「・・・わかった。ありがとね」
そう言って微笑んだ山本は、やっぱり美人。
切れ長の目は、何かエキゾチックだし。
腰まである長く美しい髪は、どんなリンス使ってるのか気になる。
それに比べて私は・・・。
乾かすのが面倒だから、髪はいつもおかっぱ気味のボブだし。
無駄に身長高いし。
口も性格も悪いし、女としてはありえない。
でも、そんな私でもいいって言ったのは、敦也だった。
栗色のふわふわした猫っ毛。
大きな瞳に、小さな唇。
可愛い顔とはアンバランスな体格。
学年で2位って言われたぐらい。
あ、でも、2位っていっても有川と同立って言われてたし、1位は勿論柳瀬。
有川は、インテリ系イケメンなんだよな。
まずしゃべり方が丁寧。
どっかの企業の御曹司って言われてるだけあって、礼儀正しい。
顔なんか、カッコいいって言うより美しい??
遠くを見つめてる表情が、すっごく儚い。
千葉は・・・長続きはしないけど、彼女は常にいる、みたいな?
チャラいけど、結構キザだったりする。
肌は小麦色にこんがりと焼けている。
金髪が異常に似合っていて、片方だけのピアスに負けないぐらい光る白い歯。
ちなみにクラス3位。
まあ、カッコいいではある。
私の親友・芽衣は、鳥肌立つくらいの美少女。
常に潤っている黒髪と、これでもかっていうぐらいの小さな顔。
黒目がちな目は、いつも優しげ。
高くはないけれど、小さい鼻はバランスよくいいところに収まっている。
おまけに声がすっごい綺麗!!
歌も超上手いし、まさに奇跡の歌声。
清廉潔白、なんて言葉は芽衣のためにあるようなもの。
まさに、大和撫子。
学校1かも!!と言われている柳瀬はもう、下手な芸能人なんかじゃ歯が立たない。
敦也の情報で、お母さんがハーフらしくて、柳瀬はいわゆるクウォーター。
少し青みがかかった切れ長の目は、見つめられたら瞬殺!らしい。
クセのない綺麗な黒髪や、きめ細かく、そばかすとかニキビの跡すらない肌。
180cmの身長もあって、尋常じゃなく長い足。
座高は174cmの千葉と同じらしい。
マジ、カッコいい。
てか、この高校美形率高くね??




