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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
別れ
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2番目の女


“芽衣ちゃん傷つくかもね♪”


あの女の言葉が耳から離れない。


どういう意味だ・・・・?


「晃、ちょっと店寄ってかね?」


「あぁ、わかった」


敦也はバカだから補習。

勇人は彼女とラブラブ下校デート、らしい。


俺は翔ととある店に訪れることにした。



「あの~すみません」


「はぃ?」


「M校の柳瀬君と有川君ですよねぇ?」


またかよ。


こういう女は結構苦手だ。


「そうですけど」


翔が俺の代わりに全部喋ってくれる。


「あたし達、2人のこと超カッコイイと思うんですけどぉ」


「アドレス交換してくれませんか?」


ケバイな。


ばっさばさの付け睫毛が、アホっぽく見える。


「あ、すみません。

 俺、ケータイ忘れちゃったんですよ」


「あ、ぢゃあ、あたし達のアドレス教えますね」


勝手に小さい紙を差し出してくる女達。


「連絡くださいね」


するかよ。


女達が立ち去ると、翔が疲れたように溜息を漏らした。


「ちょっと人気のねぇとこ通ってくか」


「そうだな」


俺と翔は、人気の少ない路地に入った。



「なあ」


「ん?」


「この道合ってんの?」


「さぁ?

 俺も初めて通るし」


大丈夫なのかよ。


どうすんだよって言おうとしたその時。


「翔、」


「静かにしろっ」


俺達の高校の制服を身に付けた女が、複数の男に変な場所に連れて行かれるところだった。


「ヤバくねぇか?」


「行こうっ」


俺と翔は走った。



「おい、テメーら何してんだよ!」


翔が怒鳴る。


すると、若そうな覆面男達は慌てて逃げやがった。


「おいっ、待て!」


俺が追いかけようとした。


その時だった。


女を見に行った翔が、固まった。


「泉川・・・・?」


俺は絶句した。


何故か動きにくい体を動かして、女の所に行った。


そこに横たわっていたのは・・・。







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