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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
別れ
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40/76

脅迫

何もしないまま過ごして、俺は冬休みを迎えようとしていた。


「柳瀬君、お願いだから高校最後の彼氏になって?」


そんな事を言う3年の女が1日置きのペースで話し掛けてくる。


でも俺は、


「スンマセン」


断り続けた。


芽衣しか見えなかった。



「どうしてもダメ?」


懇願するように俺を見つめる目から、視線を逸らした。


「俺、遠距離はちょっと・・・」


「そっか・・・」


別に相手が芽衣なら余裕だけど。


なかなか可愛らしい人だけど、芽衣には及ばない。


「ぢゃあ、こうしましょ」


「え?」


「アナタがあたしと付き合ってくれないのなら・・・」


女は俺の手を取った。


「・・・芽衣ちゃん傷つくかもね♪」


「!!」


コイツ、今何て言った?


「よ~く考えておいて♪」


女は俺に囁くと、どこかに行った。








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