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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
別れ
36/76

太陽強く輝けば、影は濃くなる


「あらら、仲良くなっちゃったね♪」


私はただ、スカートの裾を握り締めることしかできなかった。


「夕那、すっごい綺麗だもんね♪

 アナタぢゃ敵いっこないよ♪」


「・・・」


「柳瀬君も、アナタみたいな子に飽きちゃったんぢゃない??」


「・・・」


「あたしも告白しよっかな~??

 そしたら柳瀬君、OKだしてくれるかな?」


目の前の彼女は、色素の薄い茶髪をふわふわと靡かせる。

カラコンを入れた茶色の瞳は、いたずらっぽく私を見つめる。


「うふふ、どっちにしろ、アナタは捨てられるけど♪

 今で言っとくね」


1度、彼を見つめて、もう1度私を見た彼女。


「ごめんね」


その声は、今までの可愛らしい声ではなかった。


愛らしい容姿には不似合いな、冷たく、冷酷な声だった。


「ぅっ・・・」


私は、大好きな彼の横顔を見た。


愛しい、晃の横顔を・・・。






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