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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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「どういう意味?」


いつの間にか、顔を上げた芽衣が俺の顔を覗き込むようにして見る。

首をちょっと曲げてて、すげー可愛い。


「ん、いや、別に深い意味は・・・」


あるけど。


ホントにコイツら香水くせぇ。

キツイ!!

離れろ!!


「ん、ま、いいけど」

「それより柳瀬君!!」


なんだよ。


「今度の土曜、合コンあるんだけど~ぉ」

「晃君来たら、すっごい盛り上がるから~」


付け睫毛が凄い目を、俺に向ける女共。


てゆーか・・・。


「うぜぇ」


「「え??」」


「アンタ等さー・・・コイツのこと、見えないの?」


俺は、隣にいた芽衣の華奢な肩を、思いっきり自分に引き寄せた。


「!!」


「俺さ、彼女いるの。

 見てわかんないの?頭大丈夫なの?

 レントゲンでも撮ってれば?」


ポカーンとする芽衣。


「なっ・・・」

「もぉ、いいよっ!!」


勝手に人怒らせて、勝手に怒ってどっか行きやがった。

ホントにどこまでもうぜぇ。


「あ、晃ぁ・・・」


「ん?」


「あの先輩達、怒ってたよ?」


「別に。

 あっちが悪ぃんだから、俺らは関係ねー」


あんなウザい奴等のことまで・・・。


俺は、芽衣の心の広さに感動した。







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