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比較
「どういう意味?」
いつの間にか、顔を上げた芽衣が俺の顔を覗き込むようにして見る。
首をちょっと曲げてて、すげー可愛い。
「ん、いや、別に深い意味は・・・」
あるけど。
ホントにコイツら香水くせぇ。
キツイ!!
離れろ!!
「ん、ま、いいけど」
「それより柳瀬君!!」
なんだよ。
「今度の土曜、合コンあるんだけど~ぉ」
「晃君来たら、すっごい盛り上がるから~」
付け睫毛が凄い目を、俺に向ける女共。
てゆーか・・・。
「うぜぇ」
「「え??」」
「アンタ等さー・・・コイツのこと、見えないの?」
俺は、隣にいた芽衣の華奢な肩を、思いっきり自分に引き寄せた。
「!!」
「俺さ、彼女いるの。
見てわかんないの?頭大丈夫なの?
レントゲンでも撮ってれば?」
ポカーンとする芽衣。
「なっ・・・」
「もぉ、いいよっ!!」
勝手に人怒らせて、勝手に怒ってどっか行きやがった。
ホントにどこまでもうぜぇ。
「あ、晃ぁ・・・」
「ん?」
「あの先輩達、怒ってたよ?」
「別に。
あっちが悪ぃんだから、俺らは関係ねー」
あんなウザい奴等のことまで・・・。
俺は、芽衣の心の広さに感動した。




