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声を聞かせて  作者: CACAONOVEL12
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「キャ~~~っ!!!」


女子の悲鳴が聞こえる。


「イヤーーーー!!」

「嘘でしょ?!」

「彼女作らないと思ってたのにぃ!!」


朝からうるせー連中だ。

俺は芽衣の声が聞きたいんだ。

芽衣の声さえ聞こえれば、他はどうでもいいんだ。


そんな俺の願いが叶うはずもなく、一歩歩けば聞こえる悲鳴。


「あの・・・晃」


「ん?」


俺の隣で芽衣がモジモジする。

芽衣は何やってもカワイイな・・・・。


「私なんかで・・・ホント、何かゴメン・・・・」


なーに言ってんだ?


「俺が選んだ女だ。

 芽衣、お前は自信持っとけ」


何だこの俺様な台詞。

肝心な時に、こんなことしか言えねーのか俺は!


「うん・・・」


頬を紅潮させる芽衣は、まぢで女神に見えた。


「柳瀬く~ん!!」

「晃君!!」


誰だお前ら。

その言葉をグッと飲み込んだ。


馴れ馴れしく俺の名前を呼んだのは、見た事ない女2人。

多分上級生。


「なんすか」


「きゃ~っ」

「冷たいっ!!」


キモイ。

大体なんだその髪はっ。

アレだろ、アレ。

ハニーブラウンとか言いたいんだろ?


「・・・」


付け睫毛長っ!

顔の色と首の色違い過ぎだろ!

幽霊か?


「やだー、そんな見られたら照れる♪」

「今日メイクの乗り悪いのにどーしよー」


「・・・」


俺は女共と芽衣を交互に見た。


気まずそうに顔を伏せる芽衣。

小顔に覆いかぶさるサラサラの黒髪は、ホントに綺麗に靡いている。


「大違いだな」


「「えっ?」」


まずい。


口に出しちまった。






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